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元中日スカウト・近藤真市さん「(岡林勇希には)最後は本人に決めさせました。私がピッチャー用と外野手用のグローブを二つ用意して本人の前に『どうする?』って差し出したんです。それで…」

岡林勇希

■2026.05.19 スポーツナビ





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「今でも悔しい」指名できなかった6度の本塁打王 元中日スカウトが明かすドラフト秘話


形式上「投手」として指名した岡林
 この年、5位で指名したのが菰野の岡林勇希です。担当は私と清水昭信。ちなみに他球団はどこも獲りにきていませんでした。

 投打ともに評価の高い選手でしたが、私はプロで勝負するなら野手だろうと思って観ていました。というのも、ピッチャーとしては良いスライダーを持っているもののクイックの秒数が1.4秒もかかっていたからです。これはちょっとプロでは致命的。現場のことを考えたら預かるコーチが大変です。まず1.3秒にするのにどれだけ苦労するか。そこからさらに1.1秒台にしていくことがどれだけ難しいか。そこを直すためには試合に出ている場合ではありません。一塁に走者を出したら必ず盗塁されるのですから。

 ピッチングフォームも左手が上にあがる癖のあるフォームでしたし、さらに気になったのは軸足の膝です。私の持論ですが、投げる時に軸足の膝がセカンド側に割れるピッチャーは腰の開きが抑えられて良いボールが行くんです。私のコーチ時代のチェン・ウェイン、良い時の髙橋宏斗がそうです。でも岡林はセカンドではなくホーム側に膝が割れてしまう。

 一方で野手としては外野の経験はないけれど脚力があって肩がある。そしてバッティングが良い。「じゃあピッチャーとバッターとどっちで育てるの?」ということですよね。最後は本人に決めさせました。私がピッチャー用と外野手用のグローブを二つ用意して本人の前に「どうする?」って差し出したんです。それで岡林が外野のグローブを選んで、プロでは野手1本でいくことになりました。私も外野用のグローブの方をちょっと前に出していたんですけどね(笑)。でもこのときピッチャーを選んでいたら1、2年はピッチャーをやらせるつもりではいました。

 岡林は一軍に出てくるのも早かったですね。これは当時のドラゴンズに外野がいなかったというのもあると思います。そういう意味では野手を選択して正解でしたし、良いタイミングでチャンスの多い球団に入ったと思います。

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元中日スカウト・近藤真市さんが「高校生であんな真っ直ぐを放るピッチャーを初めて観ました。真っ直ぐなら高校時代の松坂大輔、藤川球児、高橋宏斗よりも全然上」と振り返った選手


当時の日本生命・福留孝介「NTT東海の左ピッチャーは凄いですよ。あのスライダーは打てませんよ」 中日・星野仙一監督、近藤真市スカウトへ「今年は名古屋に良い左ピッチャーがおるらしいな。獲れるまで帰ってくるなよ!」


当時のことを明かしました。

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