■2026.06.06 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』

…
若狭アナ:
2軍降格後、250球を投げ込んだ高橋宏斗投手と見守った浅尾拓也コーチに話を聞いてみた。
高橋宏斗投手、プロ6年目、23歳。
ただ、今シーズン、9試合、1勝6敗、防御率4.86。
エースらしからぬ成績です。
5月31日(日)、オリックス戦で3回3/2、5失点と炎上、翌日1軍登録抹消。
6月2日(火)、
ナゴヤ球場のブルペンで、
ストレート、そしてスプリット、カット、変化球を色々と交えながら、
なんと250球を投げ込みました。
私は、一昨日、ナゴヤ球場に行きました。
この250球の投げ込み、
どういういきさつで、
こんな練習になったのか?
どういう目的だったのか?
大変、興味がありました。
ナゴヤ球場に朝行くと、
高橋宏斗:
おはようございます、若狭さん!
と手を振ってくれたのが高橋宏斗投手でした。
元気よく挨拶してくれました。
一旦、そのままロッカーに入って準備をして、
出てきたところを捕まえて話しかけました。
しかし、
高橋宏斗:
すみません。
今は話せないです。
とのことでした。
想定の範囲内だったんですね。
彼はね、一貫しているんですよ。
1軍で活躍するようになってからは、
2軍暮らしの間は基本的に取材お断りというスタンスです。
2024年もそうだったんですよね、
彼、開幕2軍だったんですが、
その時は、メディアには多くを語りませんでした。
これは仕方がない。
そうしているうちに、
浅尾コーチ:
おはようございます、若狭さん。
と丁寧に律儀に挨拶をしてくれたのが浅尾拓也コーチでした。
浅尾コーチに色々と話を聞くことができました。
まず単刀直入に「浅尾さん、あの250球の宏斗投手の投げ込み、どういう経緯だったのか教えてください。なんであんな練習になったんですか?」、
浅尾コーチ:
まず、登録抹消、2軍になってから宏斗と話をしました。
すると宏斗から、
「最初の3日間は追い込みたいんです」という話をしてきました。
「投げ込み、走り込みをしたい」と。
本人のやる気はとても大切です。
現役選手の気持ちはよく分かります。
「ということは、あの投げ込みも本人の希望なんですか?」、
浅尾コーチ:
そうです。
自分から「ブルペンに入りたい」と言ってきました。
普通、シーズン中、先発して2日後というのは完全オフ、休みなので、
ブルペンで投げること自体が無いというか、
そもそもできないものなんです。
と。
そうなんですよね。
これ先発ピッチャーの中6日というのは、
どのピッチャーも大体決まっていて、先発します。
翌日というのは、体の乳酸を飛ばすという意味もあって、
ジョギングがだいたいメニューに組み込まれていて、
だいたい30分くらいジョギングして、
人によってはキャッチボール入れたり、
ちょっとダッシュ入れたり、ウエイト入れたりするんですが、
少しそこで体を整えて、
そして2日後というのは完全オフなんですよね。
したがって、家族と一緒に過ごす人もいるし、
買い物に出かける人もいるし、
家で寝る人もいるし、治療院に通う人もいる、色々といるんです。
とにかく、登板2日後っていうのは野球やらないんです、全く、
先発ピッチャーっていうのは。
で、登板3日後から、
徐々に徐々にまた次の登板に向けて調整していくということなんですよね。
この前の250球投げ込んだ日というのは火曜日でしたから、
日曜日投げた2日後に、
ブルペンに入ること、
野球をすること自体が、まずシーズン中ないんですよ。
にもかかわらず、
ブルペンに入るどころか250球も投げたんです。
浅尾コーチ:
改めて、宏斗はとんでもない体をしているなと思いました。
僕も現役時代、
色々な気持ち的にもモヤモヤしたり、
技術的に修正したいところがあって、
投げ込みたいと思ったことはありましたが、投げられません。
肩も痛かったですし、
僕には無理でした。
「250球、全力で投げたんですか?」
浅尾コーチ:
いや、全力じゃないんです。
キャッチボールの延長のような感じで、
力感なく投げていたので、
この投げ方なら壊れることはないなと思いました。
でも、さすがに100球で止めました。
「えっ?100球で止めていたんですね?」
浅尾コーチ:
はい、もちろんです。
ピッチャーを壊してはいけませんから。
でも、宏斗から、
「すみません、もう少しで掴めそうなので」と言ってきました。
「ん?掴めそう?」
浅尾コーチ:
はい。
今、宏斗には、明らかに直さないといけないメカニック的な修正点があるんです。
でも、それを修正するために、
いきなりこちら側が「あれやれ、これやれ」と言っても、
なかなか耳には入ってこないものです。
「えっ!?ということは投げ続けたということですね?」
浅尾コーチ:
はい、そうです。
ただ、これが、
だんだんだんだん力感なく、
ブルペンでマウンドの傾斜を使いながら投げているうちに、
フォームが良くなってきたんです。
こっちが直したい、直さなければいけないと思っているメカニック的な課題が、
修正されつつあったんです。
でも、さすがに150球でまた止めました。
「あっ、ということは、その制止も振り切ったってことですか?」、
浅尾コーチ:
そうなんです。
150球過ぎたところでも、
「浅尾さん、すみません、もう少しで掴めそうなので続けさせてください」と。
続けさせました。
さすがに200球の時は強めに「やめろ!」と言いました。
それでも続けました。
結局、250球で終わったという感じです。
と。
これは非常に貴重な証言を得られました。
ちょっとまとめますね。
まず、高橋宏斗投手には大前提として、
今、明らかにメカニック、投球フォームとして狂いが生じているということです。
でも、これ、いきなりコーチが作ったメニューを渡して強制的にさせたとしても、
本人のやる気を削ぐだけではなく、
嫌々やらされる練習になる恐れがあり、
結果、最悪、修正できないまま終わってしまうこともある。
ゆえに浅尾コーチはまず本人と話をしたうえで、
本人のやる気を尊重し、本人に任せた。
でも、常識的に考えて、
先発した2日後のブルペン入りということに対して抵抗感があった。
まぁ、でもここは許そうと思って許した。
さすがに100球で止めた。
でも、本人が「掴めそう」と言ってきた。
許した。
端から見ていると、ちょっとずつちょっとずつ、
直そうと思っていたところが直っている。
その後、150球、200球、止める、続ける、止める、続ける。
結果、迷って250球までは見届けた。
250球で終わったということです。
なんだかんだで迷いながら続けさせた理由というのは、
高橋宏斗投手のフィジカルが、まず、とんでもなく凄すぎる。
そして全力で投げていない。
徐々に直さなければならない部分が実際に直ってきた。
この3つの理由を元に、
見守る決断を浅尾コーチはした、そういう250球だったんですね。
「浅尾さん、火曜日ですよね、250球。水曜日、何をやったんですか?」
浅尾コーチ:
さすがに投げさせませんでした。
その日は走り込みです。
ランニングメニューは僕が作ったわけではないんですが、
与えられているダッシュの本数の宏斗は倍、走っていました。
PP、ポール to ポール、
レフトからライト、
ライトからレフト、
PP20本とか、自分の意志で倍、走っていました。
「浅尾さん、今日、木曜日、私、一昨日に取材に行きましたから3日目ですよね。追い込みのラストで。この日は、今日は何をやるんですか?」
浅尾コーチ:
体の反応を見ながらですが、
投げ込みで掴んだものを確かめる程度のピッチングなら許しています。
修正すべき点を体に染み込ませるためです。
もうみなさんも気になりますよね、私も気になったので聴きました。
「その修正すべき点、明らかにメカニックとして狂っている点は何ですか?」
ズバリ、聞きました。
ちょっとここからマニアックになります。
浅尾コーチ:
若狭さん、
並進って分かります?
「はい、わかりますよ。私も草野球でピッチャーやっていますから、投げる時に軸足で立ったあと、バッター方向に移動する、横で移動する並進。この移動する動きですよね?」
浅尾コーチ:
そうです。
今の宏斗は並進が浅いんです。
移動する時間が短いんです。
すぐパパッと体を入れ替えて投げてしまうんです。
「あっ。素人だからよく分からないけど、言われればそんな感じですね」
浅尾コーチ:
だから、右肘が上がってくる時間がないんですよ。
肘が下がった状態で、手も指も寝た状態で押し出す感じ、
引っかく感じで投げている。
これでは角度もつかないし、
リリースポイントがバッター寄りになっていないために、
初速は出るんですよ。
155km/hとか、でもバッターの手元で力がない。
バッターに長くボールを見られている感じなんです。
今、データの時代なので、
そういった数値も相手も把握していると思うんですよ。
「なるほど、ということは、ミーティングで、この前のオリックス試合前、高橋宏斗 155km/h、京セラドームのスピードガンに出るけど、手元で全然、来ていないから、そういう数値出ているから真っすぐ対応できるからという指示が出ているかもしれないってことですよね?」
浅尾コーチ:
その通りです。
「浅尾さん、並進が短い、フォームがぐちゃぐちゃなら変化球も今、ダメなんですか?」
浅尾コーチ:
そこが宏斗の凄いところで、
宏斗は指先の感覚が抜群で器用なので、
スプリットに関しては、
今、どちらかというと落ちが良いぐらいなんです。
コントロールもそこまでバラバラになっていないんです。
器用だからです。
でも、宏斗の1番良いところはストレート。
平進運動を長くして、肘が上がってくる時間を作って、
リリースポイントをバッター寄りにして、
バッターからすると、リリースして、すぐ手元に来るようなパンパン、
ともう手元に来ているような距離感のないストレートを投げないといけないんです。
と。
しっかりと教えてくれました。
まず、この3日間、徹底的に追い込んだ高橋宏斗投手と、
それを見守った浅尾拓也コーチ、
あの250球の投げ込みの経緯を聞いてみて、
改めて、高橋宏斗投手の今の波々ならぬ気持ち、
モンスター級のフィジカル、
抜群の器用さを知っただけではなく、
コーチにとって選手に寄り添うことの大切さを感じました。
既に宏斗投手の2軍の登板のスケジュールは決まっています。
どんな高橋宏斗投手になっているのか楽しみです。
『若狭敬一のスポ音』

明日の「スポ音」コラムは「二軍降格後、250球を投げ込んだ高橋宏斗投手と見守った浅尾拓也コーチに話を聞いてみた」と題して語ります。経緯は?目的は?今後は?名古屋市守山区の倶利加羅不動寺オリジナルシールを5名様にプレゼント。ぜひ、お聞きください! pic.twitter.com/SbihuScoQ2
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) June 5, 2026
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若狭アナ:
2軍降格後、250球を投げ込んだ高橋宏斗投手と見守った浅尾拓也コーチに話を聞いてみた。
高橋宏斗投手、プロ6年目、23歳。
ただ、今シーズン、9試合、1勝6敗、防御率4.86。
エースらしからぬ成績です。
5月31日(日)、オリックス戦で3回3/2、5失点と炎上、翌日1軍登録抹消。
6月2日(火)、
ナゴヤ球場のブルペンで、
ストレート、そしてスプリット、カット、変化球を色々と交えながら、
なんと250球を投げ込みました。
私は、一昨日、ナゴヤ球場に行きました。
この250球の投げ込み、
どういういきさつで、
こんな練習になったのか?
どういう目的だったのか?
大変、興味がありました。
ナゴヤ球場に朝行くと、
高橋宏斗:
おはようございます、若狭さん!
と手を振ってくれたのが高橋宏斗投手でした。
元気よく挨拶してくれました。
一旦、そのままロッカーに入って準備をして、
出てきたところを捕まえて話しかけました。
しかし、
高橋宏斗:
すみません。
今は話せないです。
とのことでした。
想定の範囲内だったんですね。
彼はね、一貫しているんですよ。
1軍で活躍するようになってからは、
2軍暮らしの間は基本的に取材お断りというスタンスです。
2024年もそうだったんですよね、
彼、開幕2軍だったんですが、
その時は、メディアには多くを語りませんでした。
これは仕方がない。
そうしているうちに、
浅尾コーチ:
おはようございます、若狭さん。
と丁寧に律儀に挨拶をしてくれたのが浅尾拓也コーチでした。
浅尾コーチに色々と話を聞くことができました。
まず単刀直入に「浅尾さん、あの250球の宏斗投手の投げ込み、どういう経緯だったのか教えてください。なんであんな練習になったんですか?」、
浅尾コーチ:
まず、登録抹消、2軍になってから宏斗と話をしました。
すると宏斗から、
「最初の3日間は追い込みたいんです」という話をしてきました。
「投げ込み、走り込みをしたい」と。
本人のやる気はとても大切です。
現役選手の気持ちはよく分かります。
「ということは、あの投げ込みも本人の希望なんですか?」、
浅尾コーチ:
そうです。
自分から「ブルペンに入りたい」と言ってきました。
普通、シーズン中、先発して2日後というのは完全オフ、休みなので、
ブルペンで投げること自体が無いというか、
そもそもできないものなんです。
と。
そうなんですよね。
これ先発ピッチャーの中6日というのは、
どのピッチャーも大体決まっていて、先発します。
翌日というのは、体の乳酸を飛ばすという意味もあって、
ジョギングがだいたいメニューに組み込まれていて、
だいたい30分くらいジョギングして、
人によってはキャッチボール入れたり、
ちょっとダッシュ入れたり、ウエイト入れたりするんですが、
少しそこで体を整えて、
そして2日後というのは完全オフなんですよね。
したがって、家族と一緒に過ごす人もいるし、
買い物に出かける人もいるし、
家で寝る人もいるし、治療院に通う人もいる、色々といるんです。
とにかく、登板2日後っていうのは野球やらないんです、全く、
先発ピッチャーっていうのは。
で、登板3日後から、
徐々に徐々にまた次の登板に向けて調整していくということなんですよね。
この前の250球投げ込んだ日というのは火曜日でしたから、
日曜日投げた2日後に、
ブルペンに入ること、
野球をすること自体が、まずシーズン中ないんですよ。
にもかかわらず、
ブルペンに入るどころか250球も投げたんです。
浅尾コーチ:
改めて、宏斗はとんでもない体をしているなと思いました。
僕も現役時代、
色々な気持ち的にもモヤモヤしたり、
技術的に修正したいところがあって、
投げ込みたいと思ったことはありましたが、投げられません。
肩も痛かったですし、
僕には無理でした。
「250球、全力で投げたんですか?」
浅尾コーチ:
いや、全力じゃないんです。
キャッチボールの延長のような感じで、
力感なく投げていたので、
この投げ方なら壊れることはないなと思いました。
でも、さすがに100球で止めました。
「えっ?100球で止めていたんですね?」
浅尾コーチ:
はい、もちろんです。
ピッチャーを壊してはいけませんから。
でも、宏斗から、
「すみません、もう少しで掴めそうなので」と言ってきました。
「ん?掴めそう?」
浅尾コーチ:
はい。
今、宏斗には、明らかに直さないといけないメカニック的な修正点があるんです。
でも、それを修正するために、
いきなりこちら側が「あれやれ、これやれ」と言っても、
なかなか耳には入ってこないものです。
「えっ!?ということは投げ続けたということですね?」
浅尾コーチ:
はい、そうです。
ただ、これが、
だんだんだんだん力感なく、
ブルペンでマウンドの傾斜を使いながら投げているうちに、
フォームが良くなってきたんです。
こっちが直したい、直さなければいけないと思っているメカニック的な課題が、
修正されつつあったんです。
でも、さすがに150球でまた止めました。
「あっ、ということは、その制止も振り切ったってことですか?」、
浅尾コーチ:
そうなんです。
150球過ぎたところでも、
「浅尾さん、すみません、もう少しで掴めそうなので続けさせてください」と。
続けさせました。
さすがに200球の時は強めに「やめろ!」と言いました。
それでも続けました。
結局、250球で終わったという感じです。
と。
これは非常に貴重な証言を得られました。
ちょっとまとめますね。
まず、高橋宏斗投手には大前提として、
今、明らかにメカニック、投球フォームとして狂いが生じているということです。
でも、これ、いきなりコーチが作ったメニューを渡して強制的にさせたとしても、
本人のやる気を削ぐだけではなく、
嫌々やらされる練習になる恐れがあり、
結果、最悪、修正できないまま終わってしまうこともある。
ゆえに浅尾コーチはまず本人と話をしたうえで、
本人のやる気を尊重し、本人に任せた。
でも、常識的に考えて、
先発した2日後のブルペン入りということに対して抵抗感があった。
まぁ、でもここは許そうと思って許した。
さすがに100球で止めた。
でも、本人が「掴めそう」と言ってきた。
許した。
端から見ていると、ちょっとずつちょっとずつ、
直そうと思っていたところが直っている。
その後、150球、200球、止める、続ける、止める、続ける。
結果、迷って250球までは見届けた。
250球で終わったということです。
なんだかんだで迷いながら続けさせた理由というのは、
高橋宏斗投手のフィジカルが、まず、とんでもなく凄すぎる。
そして全力で投げていない。
徐々に直さなければならない部分が実際に直ってきた。
この3つの理由を元に、
見守る決断を浅尾コーチはした、そういう250球だったんですね。
「浅尾さん、火曜日ですよね、250球。水曜日、何をやったんですか?」
浅尾コーチ:
さすがに投げさせませんでした。
その日は走り込みです。
ランニングメニューは僕が作ったわけではないんですが、
与えられているダッシュの本数の宏斗は倍、走っていました。
PP、ポール to ポール、
レフトからライト、
ライトからレフト、
PP20本とか、自分の意志で倍、走っていました。
「浅尾さん、今日、木曜日、私、一昨日に取材に行きましたから3日目ですよね。追い込みのラストで。この日は、今日は何をやるんですか?」
浅尾コーチ:
体の反応を見ながらですが、
投げ込みで掴んだものを確かめる程度のピッチングなら許しています。
修正すべき点を体に染み込ませるためです。
もうみなさんも気になりますよね、私も気になったので聴きました。
「その修正すべき点、明らかにメカニックとして狂っている点は何ですか?」
ズバリ、聞きました。
ちょっとここからマニアックになります。
浅尾コーチ:
若狭さん、
並進って分かります?
「はい、わかりますよ。私も草野球でピッチャーやっていますから、投げる時に軸足で立ったあと、バッター方向に移動する、横で移動する並進。この移動する動きですよね?」
浅尾コーチ:
そうです。
今の宏斗は並進が浅いんです。
移動する時間が短いんです。
すぐパパッと体を入れ替えて投げてしまうんです。
「あっ。素人だからよく分からないけど、言われればそんな感じですね」
浅尾コーチ:
だから、右肘が上がってくる時間がないんですよ。
肘が下がった状態で、手も指も寝た状態で押し出す感じ、
引っかく感じで投げている。
これでは角度もつかないし、
リリースポイントがバッター寄りになっていないために、
初速は出るんですよ。
155km/hとか、でもバッターの手元で力がない。
バッターに長くボールを見られている感じなんです。
今、データの時代なので、
そういった数値も相手も把握していると思うんですよ。
「なるほど、ということは、ミーティングで、この前のオリックス試合前、高橋宏斗 155km/h、京セラドームのスピードガンに出るけど、手元で全然、来ていないから、そういう数値出ているから真っすぐ対応できるからという指示が出ているかもしれないってことですよね?」
浅尾コーチ:
その通りです。
「浅尾さん、並進が短い、フォームがぐちゃぐちゃなら変化球も今、ダメなんですか?」
浅尾コーチ:
そこが宏斗の凄いところで、
宏斗は指先の感覚が抜群で器用なので、
スプリットに関しては、
今、どちらかというと落ちが良いぐらいなんです。
コントロールもそこまでバラバラになっていないんです。
器用だからです。
でも、宏斗の1番良いところはストレート。
平進運動を長くして、肘が上がってくる時間を作って、
リリースポイントをバッター寄りにして、
バッターからすると、リリースして、すぐ手元に来るようなパンパン、
ともう手元に来ているような距離感のないストレートを投げないといけないんです。
と。
しっかりと教えてくれました。
まず、この3日間、徹底的に追い込んだ高橋宏斗投手と、
それを見守った浅尾拓也コーチ、
あの250球の投げ込みの経緯を聞いてみて、
改めて、高橋宏斗投手の今の波々ならぬ気持ち、
モンスター級のフィジカル、
抜群の器用さを知っただけではなく、
コーチにとって選手に寄り添うことの大切さを感じました。
既に宏斗投手の2軍の登板のスケジュールは決まっています。
どんな高橋宏斗投手になっているのか楽しみです。
中日・落合英二投手コーディネーターが5月に高橋宏斗にアドバイスしていたこと
中日・高橋宏斗、手元にある映像を見返しながら浅尾拓也コーチからの制止を受けてストップするまで250球投げ込む
高橋宏斗投手について明かしました。













コメント欄で「ようやっとる」が押された主な意見
言ってはいたよな
それでも止めろと言われたらそうなのだが
好きにさせとけ
ど素人の外野がとやかく言うことではない
頑張ってくれ
実績もあるし人当たりも良い浅尾がアドバイスしても聞かないならたぶん誰が言っても今は言うことをきけないだろうし、本人に悩ませてもっと考えさせてアドバイスを聞かれたら答える、それでダメならそれまでの選手だったで終わりだよ
今季1勝6敗なのも、何故か球にキレがないのも、チームが借金16でズタボロなのも、彼自身が招いたことですから
半端な状態で戻ってきても、彼のためにもチームのためにもならない
それで言ったら野手は毎日キャッチボールしてるけど、リリーフの公式戦連投と同列に考えるわけないし