■2026.07.11 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』

…
『ドラフト1位ルーキー・中西聖輝投手にプロの壁について聞いてみた』
(中西聖輝のプロでの課題の話題の続き)
若狭アナ:
この話を、
私、良いお手本の1人である大野雄大投手にしたんです。
「ねぇねぇ、大野さん。中西投手がこんなことを話していたんですけど?」、
大野雄大:
いやぁ、
僕も初登板でボコボコにやられましたよ。
これはプロ1年目の2011年の10月14日、
シーズンも終盤、
実はね、ドラゴンズの優勝のかかる試合だったんですね。
私も東京ドームで見ていました、巨人戦です。
大野投手というのは左肩を負傷して入団していたんですが、
この10月で1軍デビューということになりました。
大野雄大:
いや、若狭さん、
僕ね、あの日、万全だったんですよ。
肩も全然痛くない。
最高のコンディションだったんです。
でも、試合が終わったあと落合監督と森ヘッドから、
「お前、正直に言え。どこか痛いだろう」って言われたんです。
あれ、もの凄くショックだったんですね。
1年目のあの段階の大野雄大の100%では、
まずプロのバッターにボコボコにやられるし、
その時の100%ではプロの目からすると「どこかケガをしているピッチャーのボールなんや」と思って、
物凄くショックを受けた記憶があります。
で、その年のオフに吉見さんと自主トレに行って走りまくって、
次の年、2年目は4勝したんですよね。
と。
「あっ。ということは大野さん、2年目はプロの壁を感じなかった、克服した、マウンドで支配できた感じがしましたか?」、
大野雄大:
いや、それが全然なんですよ。
2年目は、ただ、がむしゃらに投げていただけなんですよね。
「えっ?でも大野さん、3年目で2桁勝ちましたよね。さすがに3年目で『これはやっていけるな』と思ったでしょ?」
大野雄大:
いや、これがね、
僕、3年目もそうでもないんですよ。
「やれるな」「あ、マウンドで落ち着いているな」「自分がちょっと支配できているな」と思ったのは2015年なんですよ。
5年目からなんです。
あの年から配球を自分で組み立てられるようになって、
こっちが支配している感じになったんです。
「えぇ!?要因は何ですか?」、
大野雄大:
今、思えばですけど、
2012,13,14、この3年間で相手に、
まぁ、少なくともセ・リーグの全球団には、
「中日の大野=真っすぐが速い、真っすぐが良い」というイメージを植え付けられたからだと思います。
「それが支配に繋がったんですか?」
大野雄大:
はい。
実は2015年のちょっと前からツーシームもひそかに投げていて、
2015年からもう相手は真っすぐ狙いっていうのが完璧に分かるんです。
真っすぐを狙っている時に自分で組み立ててツーシーム。
で、ツーシームを逆に狙ってくるなというタイミングで自信のある真っすぐ。
これを自分の意志である程度投げられるようになって、
面白いように抑えられたんです。
これでやっと自分はマウンドで、
相手を、時間を、空間を支配しているなという感じになったんです。
「大野さん、ということはですよ、今の大野さんの話を聞いて思ったのは、他の球団、相手バッターがこれだって思う武器が1つあるかどうかが支配できるポイントじゃないですか。分岐点じゃないですか?」
大野雄大:
はい。
その通りだと思います。
と。
大野雄大と言えばストレート、
吉見一起、あるいは柳裕也、お手本の一人、
この二人と言えばコントロールですよね。
球種で行くと、もっとありますよ。
川上憲伸と言えばカットボールです。
山本昌と言えばスクリューボールです。
岩瀬仁紀と言えばスライダーです。
もうこれ誰もがきっと分かっていた当時、
この武器を1つ持っていることによって、
初めてプロの1軍では時間、空間を支配できるのではないか。
さぁ中西投手はプロの壁を突破するために、
どんな武器を身に付けるのか。
いつ、マウンドで時間空間を支配できるのか、
今後、注目したいと思います。
『若狭敬一のスポ音』

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『ドラフト1位ルーキー・中西聖輝投手にプロの壁について聞いてみた』
(中西聖輝のプロでの課題の話題の続き)
若狭アナ:
この話を、
私、良いお手本の1人である大野雄大投手にしたんです。
「ねぇねぇ、大野さん。中西投手がこんなことを話していたんですけど?」、
大野雄大:
いやぁ、
僕も初登板でボコボコにやられましたよ。
これはプロ1年目の2011年の10月14日、
シーズンも終盤、
実はね、ドラゴンズの優勝のかかる試合だったんですね。
私も東京ドームで見ていました、巨人戦です。
大野投手というのは左肩を負傷して入団していたんですが、
この10月で1軍デビューということになりました。
大野雄大:
いや、若狭さん、
僕ね、あの日、万全だったんですよ。
肩も全然痛くない。
最高のコンディションだったんです。
でも、試合が終わったあと落合監督と森ヘッドから、
「お前、正直に言え。どこか痛いだろう」って言われたんです。
あれ、もの凄くショックだったんですね。
1年目のあの段階の大野雄大の100%では、
まずプロのバッターにボコボコにやられるし、
その時の100%ではプロの目からすると「どこかケガをしているピッチャーのボールなんや」と思って、
物凄くショックを受けた記憶があります。
で、その年のオフに吉見さんと自主トレに行って走りまくって、
次の年、2年目は4勝したんですよね。
と。
「あっ。ということは大野さん、2年目はプロの壁を感じなかった、克服した、マウンドで支配できた感じがしましたか?」、
大野雄大:
いや、それが全然なんですよ。
2年目は、ただ、がむしゃらに投げていただけなんですよね。
「えっ?でも大野さん、3年目で2桁勝ちましたよね。さすがに3年目で『これはやっていけるな』と思ったでしょ?」
大野雄大:
いや、これがね、
僕、3年目もそうでもないんですよ。
「やれるな」「あ、マウンドで落ち着いているな」「自分がちょっと支配できているな」と思ったのは2015年なんですよ。
5年目からなんです。
あの年から配球を自分で組み立てられるようになって、
こっちが支配している感じになったんです。
「えぇ!?要因は何ですか?」、
大野雄大:
今、思えばですけど、
2012,13,14、この3年間で相手に、
まぁ、少なくともセ・リーグの全球団には、
「中日の大野=真っすぐが速い、真っすぐが良い」というイメージを植え付けられたからだと思います。
「それが支配に繋がったんですか?」
大野雄大:
はい。
実は2015年のちょっと前からツーシームもひそかに投げていて、
2015年からもう相手は真っすぐ狙いっていうのが完璧に分かるんです。
真っすぐを狙っている時に自分で組み立ててツーシーム。
で、ツーシームを逆に狙ってくるなというタイミングで自信のある真っすぐ。
これを自分の意志である程度投げられるようになって、
面白いように抑えられたんです。
これでやっと自分はマウンドで、
相手を、時間を、空間を支配しているなという感じになったんです。
「大野さん、ということはですよ、今の大野さんの話を聞いて思ったのは、他の球団、相手バッターがこれだって思う武器が1つあるかどうかが支配できるポイントじゃないですか。分岐点じゃないですか?」
大野雄大:
はい。
その通りだと思います。
と。
大野雄大と言えばストレート、
吉見一起、あるいは柳裕也、お手本の一人、
この二人と言えばコントロールですよね。
球種で行くと、もっとありますよ。
川上憲伸と言えばカットボールです。
山本昌と言えばスクリューボールです。
岩瀬仁紀と言えばスライダーです。
もうこれ誰もがきっと分かっていた当時、
この武器を1つ持っていることによって、
初めてプロの1軍では時間、空間を支配できるのではないか。
さぁ中西投手はプロの壁を突破するために、
どんな武器を身に付けるのか。
いつ、マウンドで時間空間を支配できるのか、
今後、注目したいと思います。
Q.櫻井頼之介と中西聖輝、この2人に対しての思いは? → 中日・金丸夢斗の答えは…
中日・井上一樹監督「まだまだ課題は多いです。ただ、彼は…」
大野雄大投手が明かしました。











