■2026.07.11 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』

…
『ドラフト1位ルーキー・中西聖輝投手にプロの壁について聞いてみた』
若狭アナ:
先週の火曜日、
ナゴヤ球場で中西投手と話をしたんですよね。
「プロ1年目、ここまでどうですか?」と聞きますと、
中西:
技術不足とメンタルの弱さを感じています。
と。
「それらを克服するためには、今、何に取り組んでいるんですか?」、
中西:
技術的には、
いかに同じ動きを続けてできるかどうか、
再現性を高めることに取り組んでいます。
ウェイトトレーニングでも、ウォーミングアップでも、
どんな些細な動きでも、
「こうしたい」と思った動きは100%,90%の確率で、できるように意識しています。
と。
「メンタルの弱さと仰いましたが、これどういうことでしょうか?」、
中西:
正直、試合前も、試合中も、
自信より不安が勝っています。
特にピンチの時、
「打たれたらどうしよう…」「点を取られたらどうしよう…」と、
ピッチャーなのにポジティブな気持ちでマウンドに立てていません。
「じゃあ、そのためには何をしているんですか?」、
中西:
「あそこまで追い込んだんだから」とか、
「あそこまで練習したんだから」とかいう、
お守りというか、
ピンチで自分を信じられるものを作っています。
と。
「先ほどヘトヘトになるまでPP(ポール間)を走っていましたね。PPを走っていましたが、あれもそうですか?」、
中西:
その通りです。
と。
中西投手は今、技術不足克服のために再現性を高め、
メンタルの弱さを克服するために限界まで追い込んでいるんですね。
そんな話をひとしきりしたあと、
あえて川上憲伸さんの話をしました。
中西投手にとっては耳の痛い話です。
「中西さん、実は開幕前、私のラジオでね、川上さんが『中西投手は今年、苦労する』と。『ドラフト1位でも、青学・中西のままなら、きっとプロの壁に当たる』という話をしていたんですよ。というのも、川上さんも1年目のキャンプ中です。山﨑武司さんに味方同士で対戦、シートバッティングがあった時にホームランを打たれたそうなんです。で、山﨑さんが川上憲伸さんのことを『真っすぐが合わせやすいピッチャーだ』と話したことを、記者を通じて知ったそうです。これ直接言われたわけじゃなくて、ハッとした川上さん、これはまずいと思い、そのあと、試行錯誤を繰り返し、左足、右ピッチャーですから踏み込むほうの足ですね、左足の踏み込みと、踏み込んで着地してからの粘りが重要だと思い、巨人の桑田真澄さんの真似をしてフォームを修正したそうです。下半身の粘りをつけていった。そのおかげで1年目の14勝に繋がったんだという話をしていたんですが、いかがですか?」、
中西:
はい。
僕も今までのまま、
「青学・中西」のままではキツいなと思っています。
「はぁ~。やはり、プロとアマの違いを感じますか?」、
中西:
はい。
まず1軍のバッターのレベルが高いです。
あとストライクゾーンが狭いです。
で、一番感じることは時間の使い方が全然違うんです。
「ほう、時間の使い方が?」
中西:
はい。
試合前に、3時間きっちり練習時間があって、
イニングインターバルもきっちりあって、
マウンドで5球投げる時間もあって、
相手が打席を外す時間もある。
とにかく、じっくり時間をかけて戦うのがプロという感じです。
逆に、ずっと急かされて、
時間に追われて追われて戦うのが高校や大学です。
「あぁ、なるほど。つまりは互いに急かされて、あまりこう、心身ともに整っていない状態で戦う、まぁ、そんな対決なら力の勝る中西投手が勝つ確率が高かったと?でもプロは、まず前提として自分よりレベルが高いバッターが相手に加え、相撲みたいにしっかり仕切って、心と体を整えて、時間かけてガチでぶつかり合う。そんな感じなんですか?」、
中西:
そうです。
試合の映像を見返してみると、
ずっと僕だけが「早くアウトが欲しい、早くストライクが欲しい、早くイニングが終わって欲しい」と、
前のめりになっていて余裕が全然ありません。
気付けば、
相手のペース、バッターのペースにどんどん引き込まれているのが分かるんです。
「これはどうやって克服するんですか?」、
中西:
柳さんとか大野さんとかが良いお手本です。
時にはボールをこねたり、プレートを外したり、
ピッチャーが時間を支配して、
常に頭を整理して投げているように感じます。
2軍でもそれを意識しながら投げたいと思っています。
と。
この時間の使い方っていうのは、
私も長く取材をしていますが初めて聞きましたね。
プロとアマの違いで時間の使い方が違う。
で、言われてみれば、その通りです。
高校野球、大学野球って、やっぱり早いですもん。
パッパパッパ、パッパパッパ行きますもんね。
でも、プロ野球は、
まぁピッチクロックが導入されるかどうかは分かりませんけども、
時間をゆっくりね、かけているという感じはしますよね。
まぁ、それで、お互いにビシッと整った状態でレベルの高い相手と戦うとなれば、
ちょっと、やはり負ける確率が高くなってくるということなんですね。
投球フォームの再現性、
メンタルの弱さという課題を感じ、
バッターのレベル、ストライクゾーンの狭さ、
時間の使い方というプロの壁を感じているんです。
『若狭敬一のスポ音』

…
『ドラフト1位ルーキー・中西聖輝投手にプロの壁について聞いてみた』
若狭アナ:
先週の火曜日、
ナゴヤ球場で中西投手と話をしたんですよね。
「プロ1年目、ここまでどうですか?」と聞きますと、
中西:
技術不足とメンタルの弱さを感じています。
と。
「それらを克服するためには、今、何に取り組んでいるんですか?」、
中西:
技術的には、
いかに同じ動きを続けてできるかどうか、
再現性を高めることに取り組んでいます。
ウェイトトレーニングでも、ウォーミングアップでも、
どんな些細な動きでも、
「こうしたい」と思った動きは100%,90%の確率で、できるように意識しています。
と。
「メンタルの弱さと仰いましたが、これどういうことでしょうか?」、
中西:
正直、試合前も、試合中も、
自信より不安が勝っています。
特にピンチの時、
「打たれたらどうしよう…」「点を取られたらどうしよう…」と、
ピッチャーなのにポジティブな気持ちでマウンドに立てていません。
「じゃあ、そのためには何をしているんですか?」、
中西:
「あそこまで追い込んだんだから」とか、
「あそこまで練習したんだから」とかいう、
お守りというか、
ピンチで自分を信じられるものを作っています。
と。
「先ほどヘトヘトになるまでPP(ポール間)を走っていましたね。PPを走っていましたが、あれもそうですか?」、
中西:
その通りです。
と。
中西投手は今、技術不足克服のために再現性を高め、
メンタルの弱さを克服するために限界まで追い込んでいるんですね。
そんな話をひとしきりしたあと、
あえて川上憲伸さんの話をしました。
中西投手にとっては耳の痛い話です。
「中西さん、実は開幕前、私のラジオでね、川上さんが『中西投手は今年、苦労する』と。『ドラフト1位でも、青学・中西のままなら、きっとプロの壁に当たる』という話をしていたんですよ。というのも、川上さんも1年目のキャンプ中です。山﨑武司さんに味方同士で対戦、シートバッティングがあった時にホームランを打たれたそうなんです。で、山﨑さんが川上憲伸さんのことを『真っすぐが合わせやすいピッチャーだ』と話したことを、記者を通じて知ったそうです。これ直接言われたわけじゃなくて、ハッとした川上さん、これはまずいと思い、そのあと、試行錯誤を繰り返し、左足、右ピッチャーですから踏み込むほうの足ですね、左足の踏み込みと、踏み込んで着地してからの粘りが重要だと思い、巨人の桑田真澄さんの真似をしてフォームを修正したそうです。下半身の粘りをつけていった。そのおかげで1年目の14勝に繋がったんだという話をしていたんですが、いかがですか?」、
中西:
はい。
僕も今までのまま、
「青学・中西」のままではキツいなと思っています。
「はぁ~。やはり、プロとアマの違いを感じますか?」、
中西:
はい。
まず1軍のバッターのレベルが高いです。
あとストライクゾーンが狭いです。
で、一番感じることは時間の使い方が全然違うんです。
「ほう、時間の使い方が?」
中西:
はい。
試合前に、3時間きっちり練習時間があって、
イニングインターバルもきっちりあって、
マウンドで5球投げる時間もあって、
相手が打席を外す時間もある。
とにかく、じっくり時間をかけて戦うのがプロという感じです。
逆に、ずっと急かされて、
時間に追われて追われて戦うのが高校や大学です。
「あぁ、なるほど。つまりは互いに急かされて、あまりこう、心身ともに整っていない状態で戦う、まぁ、そんな対決なら力の勝る中西投手が勝つ確率が高かったと?でもプロは、まず前提として自分よりレベルが高いバッターが相手に加え、相撲みたいにしっかり仕切って、心と体を整えて、時間かけてガチでぶつかり合う。そんな感じなんですか?」、
中西:
そうです。
試合の映像を見返してみると、
ずっと僕だけが「早くアウトが欲しい、早くストライクが欲しい、早くイニングが終わって欲しい」と、
前のめりになっていて余裕が全然ありません。
気付けば、
相手のペース、バッターのペースにどんどん引き込まれているのが分かるんです。
「これはどうやって克服するんですか?」、
中西:
柳さんとか大野さんとかが良いお手本です。
時にはボールをこねたり、プレートを外したり、
ピッチャーが時間を支配して、
常に頭を整理して投げているように感じます。
2軍でもそれを意識しながら投げたいと思っています。
と。
この時間の使い方っていうのは、
私も長く取材をしていますが初めて聞きましたね。
プロとアマの違いで時間の使い方が違う。
で、言われてみれば、その通りです。
高校野球、大学野球って、やっぱり早いですもん。
パッパパッパ、パッパパッパ行きますもんね。
でも、プロ野球は、
まぁピッチクロックが導入されるかどうかは分かりませんけども、
時間をゆっくりね、かけているという感じはしますよね。
まぁ、それで、お互いにビシッと整った状態でレベルの高い相手と戦うとなれば、
ちょっと、やはり負ける確率が高くなってくるということなんですね。
投球フォームの再現性、
メンタルの弱さという課題を感じ、
バッターのレベル、ストライクゾーンの狭さ、
時間の使い方というプロの壁を感じているんです。
Q.櫻井頼之介と中西聖輝、この2人に対しての思いは? → 中日・金丸夢斗の答えは…
中日・井上一樹監督「まだまだ課題は多いです。ただ、彼は…」
中西投手が明かしました。












コメント欄で「ようやっとる」が押された主な意見
右のエースになってくれ