1月中旬…中日・松山晋也「滝行やりますけど、行きます？」

■2025.10.01 中日スポーツ

【番記者メモ】「ガチなんで」取材NGだった中日・松山晋也との滝行…「9カ月寝かせて良かったですね」願いをかなえて記事に


　「滝行やりますけど、行きます？」。その時期は新聞づくりも苦しい。ありがたやと思ったのもつかの間…。「取材はなしですよ。ガチなんで。一緒にやりましょ」

　数日後、向かったのは名古屋市守山区の俱利加羅不動寺。ドラゴンズファンにはCBCの若狭アナがドラフト前に祈願することでおなじみの場所だ。先に入った松山は滝に打たれながら、何度も願いを口にした。「2025年、最多セーブ獲得」

　「ここまでやったというのを持っておきたいんですよ」。

　さて、取材NGだったのに、なぜ記事になったのか。記者は松山に続き「良い記事を書く」ことを祈念しながら滝に打たれた。凍えながらもやり終えると、松山は「本当にセーブ王を取ったら記事にしましょう」と言った。そして写真は、こんなこともあろうかと報道カメラマンの経験を持つ森下瑞堂住職が撮ってくれていた。

　「ようやくですね。9カ月寝かせて良かったですね」。帰りのバスに向かう東京ドームの通路でニコッとほほ笑んだ。松山が、願いをかなえた。（土屋善文）

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中日・井上一樹監督「明日、白黒がつくのであれば、もちろんゲームの流れの中で（松山）晋也が（タイトルを）取れるような方向で。かといって3点未満にとか、そういう小細工はできないからね。試合の流れに任せます」

元中日監督・与田剛さん「できれば松山と2人に取らせてあげたい。難しいかもしれないけど」

松山投手が滝行です。

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