
■2025.06.17 スポーツナビ
「阪神のスカウトは凄い」成長が想像できなかった下位指名選手とは?
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) June 17, 2025
元中日チーフスカウトが明かす秘話
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「阪神のスカウトは凄い」成長が想像できなかった下位指名選手とは? 元中日チーフスカウトが明かす秘話
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中田さんは大島もそうだけれど、非常に第一印象、直感を大事にされる人だった。興南高の宮城大弥(2019年オリックス1位)を一緒に観に行ったときは、ブルペンでの投球を見ただけで「ヨネ、もういいよ。これは間違いがない」と言って10球くらいしか見なかった。実際宮城のことは高く評価していて、石川昂弥を外した場合の外れ1位にリストアップもされていた。
市立西宮の山本拓実(2017年6位)を見た時もそう。中田さんに「面白いピッチャーがいるから見に来てください」とお願いしたら身長を聞かれ、167センチだと答えると「そんな小さいピッチャーがプロに入って活躍できると思ってんのか!」と怒られた。「いや、良いピッチャーだと思いますよ。球が速いですし浮き上がりますよ」と言ったが、中田さんは当初は獲る気が全くなかった。
だが、たまたま中田さんが見る予定だった関東での試合が雨で流れ、その日がたまたま夏の兵庫県大会準々決勝で市立西宮が報徳学園と試合をする日だったことから「報徳の試合、山本が投げるよな? それ見て判断するわ」と、急遽中田さんが兵庫まで試合を見に来ることになった。山本はその試合に敗れたものの良いピッチングを見せた。
試合後に中田さんは「監督に獲る言うとけ」と指名を即決した。
山本は1年目から一軍マウンドを踏み、2年目には7試合に先発して3勝を挙げるなど早くから頭角を現した。5年目に立浪監督になってからは主に中継ぎで30試合に登板し、翌年途中には日本ハムにトレードされ二球団で40試合に登板。以後は中継ぎとして活躍している。
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元中日スカウト・米村明さん「今年は怪我で戦線離脱しているが打線の中心を担う存在になりつつある。あのとき余計なことを言わなくて良かった」 福永裕基のドラフト7位指名について語る
元中日スカウト・米村明さん「この3位と4位の指名は順番で迷ったようだ。森を担当していた小山は『4位でも大丈夫』ということで、確実に石伊を獲るために3位で指名しようという話しもあった。だが井上監督は…」
米村明さんが語りました。