中日・中田翔が「一生忘れない」と語る巨人時代の出来事

■2024.04.02 スポーツ報知

【中日】中田翔が語った巨人・長嶋茂雄終身名誉監督への感謝の気持ち　古巣との対戦に「恩返し」で臨む


　苦しい2軍生活でも、夢のような瞬間もあった。G球場を訪れた巨人・長嶋茂雄終身名誉監督（88）から直接打撃指導を受けた（※1）。プライドが許さなかった「バットを短く持つこと」もミスターの助言は腑に落ちた。退団する際、入院中の長嶋氏への感謝を手紙につづった。

　「長嶋さんに教わったことは全てが新しかったし、一生忘れない。ジャイアンツのみんなが指導してもらってるかというとそうではない。僕みたいな外様の選手に指導してくれて、野球人生の中で貴重な時間だったと思いますね。直接、お会いして話すことはできなかったので、知り合いを通じて（手紙を）渡してもらいました。お礼が言いたかったのでね」

　複数球団からオファーがある中、立浪監督は「一緒にやらないか」と直接電話をくれた。「自分の中で火がついた」。感謝と覚悟を胸に“中日・中田翔”が誕生した。

　「なんとか監督を男にしたいし、このチームで勝ちたい。僕の野球人生もラストスパート。若い時は自分の目標を立ててシーズンに入ったけど、今年はとにかく勝てればいい。応援してくれる人たちのために、力を出し切って頑張りたい。ドラゴンズで勝って笑って、終わりたいですね」

　場所を変え、再び背負った背番号6。不動の“大将”が強竜軍団をよみがえらせる。

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中田翔選手が語りました。

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