■2024.03.01 NHK名古屋
◤特集記事のご紹介!◢
— NHKベースボール (@nhk_baseball) March 1, 2024
プロ野球キャンプの特集記事#解説者の視点!
NHKの誇る解説陣の皆さんが
プロの視点で切り込みます!
第4回は #今中慎二 さんが
臨時コーチとして
伝えたこと・感じたことです👇https://t.co/ubZwaZzDFj
■2024.03.01 NHK名古屋
解説者の視点! “沢村賞投手”今中慎二さん ~臨時コーチとして伝えたこと・感じたこと~
甘いコースに強いボールを投げる
臨時コーチ要請の際、立浪監督から「防御率がいい割にフォアボールが多い。どうしてだろう」という話があったとのこと。昨シーズンのチーム防御率はリーグ2位の3.08。一方フォアボールは敬遠を除いて445とリーグ最多でした。
今中さんは「それを減らすためにどうする?」ということから入りました。
今中慎二さん
「いいところに投げよう」とする選手が多いのかなと思いました。でもいざ試合になったらそんなにきちっと投げられない。もう少しアバウトに、ストライクゾーンで勝負しないとフォアボールは減らないです。球威のあるピッチャーは多いので、それなら甘いところで、バッターが打ってくるように勝負する。ファウルになったり空振りを取れたりしたら有利になるし、内野フライだと一球で仕留められる。逆に打たれるときもありますが、マイナスのリスクはあまり気にしなくても良いということですよね。そうするとフォアボールが頭から消えていくかなあって。キャッチャーもまずはドンと真ん中に構えることから入るのが一番だと思うんで、球の強いピッチャーはどんどん真ん中に投げるようにと言いました。
今中さんはインコースの使い方でも、打者に「振らせる」ことの効用を伝えました。
今中さん
振らせて意識させることですね。ボール球になっても今の選手はあまり意識してくれない。左対左の場合、インコースの甘い真っすぐを一発で仕留めることが出来るバッターはあまりいないんです。ヤクルトの村上宗隆選手が絶好調の時なら仕留めるかもしれないですけど、ほかの左対左ではファウルになったり詰まったりするケースが多い。じゃあそこを振らせて打者に意識してもらえば、もしアウトコースに甘くなっても踏み込みが浅くなって打ち損じる。だから左投手には、左打者のインコースの甘いところに強いボールを投げる練習をしようと。
昨シーズン優勝した阪神と比べると、130個フォアボールが多かった中日投手陣。これはどう見ていたのでしょうか。
今中さん
全部が全部だめではない。ただ、『いいボールがあるのにもったいない』と感じた。ストライクゾーンぎりぎりを狙ってフォアボールというシーンを見ている。それを減らすと130の差が50になったり、20になったりする。そうすればかなり変わってきます。
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今中慎二さんが明かしました。