
■2025.11.12 スポーツナビ
落合ドラゴンズの名参謀・森繁和氏が明かす中日黄金期の幕開け
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) November 12, 2025
「10パーセントの底上げで優勝」の真意
回想 栄光も屈辱も経験 ドラゴンズでの14年間のすべてを知る男https://t.co/jEHx3Nxk8f#npb #プロ野球 https://t.co/MuJ9cuMDt7
■2025.11.12 スポーツナビ
落合ドラゴンズの名参謀・森繁和氏が明かす中日黄金期の幕開け 「10パーセントの底上げで優勝」の真意
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10パーセント底上げの陰に暴力の排除
「10パーセント底上げで優勝できる」は、中日というチームから暴力を排除することで落合さんは実現できると考えていたのではないかと思っている。
中日は星野仙一さんの時代から乱闘するわ、選手は殴られるはという、かなり武闘派なチームだった。その結果、選手はベンチの顔色を伺いながらプレーして、常に緊張した雰囲気があった。落合さんは選手としてそれを見てきている。中日に限らず球界全体がそんな時代でもあったし、大きな声では言えないが私も昔はそんな指導を多少したことはあった。だけど落合さんはそれだけはチームからなくしたかった。だから私に初めに言ったのも「シゲ、選手に一切手は出すなよ」ということだった。
「俺が現役でやってきたときからこのチームの選手の頭には暴力と恐怖がこびりついている。それだけは取っ払いたい。それさえできれば、もっと伸び伸びとできたら、できる奴がかなりいる」
そんなことを言っていた。
「そういうのはもうナシだ」ということは選手達の前でも言っていた。それでまず選手達が変わった。それまでみたいにベンチの顔色を伺わずに伸び伸びとやるようになった。それを見て「あぁ、こんなチームだったんだ」と私も初めて思った。
「10パーセントの底上げ」という言葉を聞くと、キャンプでの猛練習をイメージされると思うが、それだけではなく、選手を暴力と恐怖から解放させたことも大きかったのだ。
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当時のことについて語りました。



