■2024.04.09 CBC MAGAZINE(CBCマガジン)
与えた変化と与えられた変化…高橋周平の現在地「1日1日必至にやるだけです」
打撃フォームを変えてみて…
去年まで捕手方向にバットを傾けて構えていた打撃フォーム。それを自主トレからキャンプを通じて、投手方向にバットを傾けて構えるフォームに変更した。
高橋周選手「自主トレで色々考えながらやった結果が、ああいった(投手方向にヘッドを傾ける)フォームになりました。正直、打てるかどうか分からない部分がありましたが、とりあえずやってみようと思ってやりました」
このカタチは結果となって実を結んでいった。
高橋周選手「真っすぐを捉えられる確率が増えたかなと思います。また、自分は元々、前に突っ込んでしまうバッターなので、ヘッドを投手方向に傾けることによって、若干、その突っ込みを抑えることができていると思います」
2軍での実戦機会で結果を出し続け、3月12日。オープン戦が終盤に差し掛かる時期に、いよいよ1軍合流となった。
最初の打席から結果を出す。好投手・平良(西武)からのヒット。結果、マルチ安打だった。また、ホームに帰ってくる際には気迫のこもったヘッドスライディングもみせた。竜党が胸を打たれた場面の一つでもある。
結果的に打率.391(23打数-9安打)という好成績を残したオープン戦。その最終戦終わりに、立浪監督はテレビカメラの前で「開幕サードは高橋でいきます」と明言。高橋周平選手は、ファンと同じくメディアを通じてその事実を知り、「(それを聞いた時)やるしかないと思いました」と覚悟を持った。
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高橋周平選手が打撃フォームについて語りました。