中日・福敬登投手が“マッチョ化計画”！？　その狙いを明かす

■2023.10.27 中日スポーツ

福敬登がシーズン終了後からすでに3キロ近くの増量に成功、マッチョ化計画でウエートトレーニング【中日】


　「自分の経験上、減量して挑んだシーズンは結果も良くなかったです。もう一回、ウエートをしっかりやろうと思って取り組んでいます」

　トレーニングルームから出てきた福の体は、明らかにビルドアップしていた。シーズン終了後から約3週間で体重は3キロほど増え、筋肉量も7キロ近くアップ。秋季練習は免除のフリー組となっているが、トレーニングコーチに組んでもらったメニューに4勤1休のペースで取り組んでいる。

　狙いは明白だ。「やっぱり球速は上げたいです。平均で144キロは目指したいです」。黄色靱帯（じんたい）骨化症の手術からの復帰イヤーとなった今季の平均球速は140キロ。最優秀中継ぎ賞を獲得した2020年は143キロだった。生命線といえる直球の力強さを、もう一度取り戻したい。

　「去年の今ごろは、まだ入院していてリハビリしかできていなかった。今は脚のしびれも気になっていないですし、追い込めるだけ追い込んでいきます」。再び輝きを放つため、徹底的に体をいじめ抜く。

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