■2022.12.30 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音 年末スペシャル』
…
若狭アナ:
小笠原慎之介が初の2ケタ勝利ということで、
22試合に登板 10勝8敗 防御率が2.76、
2年連続の規定投球イニングクリアでした。
川上:
今年は凄く充実していたように思えますね。
10勝とか、例えば8勝でも関係なく充実していたけど、
僕は今年、全部が良かったとは思わない。
途中くらいからですよね。
若狭アナ:
あらそうですか。
川上:
スピードガンが安定し初めて、あまりバテがなくなってきて、
基本のストレートある程度中心の中での変化球という、
カーブだったりチェンジアップというスタイルになってきていたので、
これが続いていくというのが本当に理想だと思うので、
今までは、去年も近いことをやっていましたけど、
僕も同じタイプだったので分かるんですけど、
重いんですよ、ピッチングが。
若狭アナ:
ピッチングが重い!?
川上:
一度、球数が増えちゃうと、
5イニングくらいからもう投げる球がなくなって、やられやすくなるというのと、
前半は元気だから肩周辺が、スピードも速い球が出るんですけど、
3回以降くらいから意外とまぁどちらかといったら打ちごろ系になってきて、
それをやりくりするために変化球を多投したりだとか、
で、意外と苦しかったですよというのは。
若狭アナ:
気づけば5回100球近くまでいっていて、
なんとかゲームは作っているけど、
若干、2回り目くらいから手詰まり感が出ているという状況が多かったですよね。
川上:
そうなんですよね。
だからそういう時のピッチャーというのは、
6回,7回に交代するとしてもまぁまぁ最後は良い当たりが何回か続いて終わるというパターンが多いんですよ。
「よかった、終わった」なんですよ(笑)
だけどやっぱり良いピッチャーとかっていうのは最後、三振で締めて終わるとか、元気な人っていうのは、
6回,5回くらいにピンチ作って、アップアップかなと思ったら、
そのあと7回くらいが、3人で、
最後の2人くらい、何なら3球三振であっさり終わるしって、
いますから、そういうピッチャー。
若狭アナ:
終盤がそれこそ重いじゃなくて、
軽い感じでなんか切り抜けちゃうのね、7回も、8回も、みたいなピッチャーいますもんね。
川上:
そのあとジャリエルか清水に渡そうかなというピッチャーじゃないですか、スタイルが。
若狭アナ:
そうか!
ということは、そのちょっと重かったピッチングから卒業して?
川上:
しつつある。
まだ。
でも全然、変わリました。
それだけでも全然、変わりました。
十分に今、5回,6回はクリアできるというか、ピンチがあっても。
若狭アナ:
それこそスピードガンが安定してという表現がありましたが、
彼、本来、真っすぐ速いピッチャーなんだけれど、
苦しい時代はわりとチェンジアップだとか、
変化球、多投多投の真っすぐも投げるんだけども、
そこまで威力がないという状況で苦しんでいたんですけども、
ここ数年はやっぱり真っすぐの勢いが良くなってきたというのが大きいですかね?
川上:
そうですね。
終盤になっても、真っすぐが勝負球になってるというか、
悪い時とかキツイ時というのは真っすぐが見せ球になってるっていうか、ストライクにいかんように投げて、
意外と追込むのがストライク取りのチェンジアップ、最初のスローカーブとか、
スローカーブが成り立たんかったら、ちょっと厳しくなるかなとか。
若狭アナ:
そうか。
そして真っすぐも投げるけど、これはちょっと見せ球で、ボール球でもいいやくらいの感じになってくると。
はぁ~!
じゃあ来年以降はこのスタイルを本当に確立するっていうのが大事になってくる。
川上:
そうですね。
まぁ、とにかく体の状態というか、
維持できたらいいんじゃないかなと思いますね。
『若狭敬一のスポ音 年末スペシャル』
川上憲伸さんには私が独断で選んだ2022中日ドラゴンズ10大ニュースを振り返ってもらいます。ジミー大西さんには野球少年からお笑い芸人、画家へと歩んだ人生を語って頂きます。明石家さんまさんのエピソードも! #スポ音 pic.twitter.com/1hWt8j7c5Z
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) December 30, 2022
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若狭アナ:
小笠原慎之介が初の2ケタ勝利ということで、
22試合に登板 10勝8敗 防御率が2.76、
2年連続の規定投球イニングクリアでした。
川上:
今年は凄く充実していたように思えますね。
10勝とか、例えば8勝でも関係なく充実していたけど、
僕は今年、全部が良かったとは思わない。
途中くらいからですよね。
若狭アナ:
あらそうですか。
川上:
スピードガンが安定し初めて、あまりバテがなくなってきて、
基本のストレートある程度中心の中での変化球という、
カーブだったりチェンジアップというスタイルになってきていたので、
これが続いていくというのが本当に理想だと思うので、
今までは、去年も近いことをやっていましたけど、
僕も同じタイプだったので分かるんですけど、
重いんですよ、ピッチングが。
若狭アナ:
ピッチングが重い!?
川上:
一度、球数が増えちゃうと、
5イニングくらいからもう投げる球がなくなって、やられやすくなるというのと、
前半は元気だから肩周辺が、スピードも速い球が出るんですけど、
3回以降くらいから意外とまぁどちらかといったら打ちごろ系になってきて、
それをやりくりするために変化球を多投したりだとか、
で、意外と苦しかったですよというのは。
若狭アナ:
気づけば5回100球近くまでいっていて、
なんとかゲームは作っているけど、
若干、2回り目くらいから手詰まり感が出ているという状況が多かったですよね。
川上:
そうなんですよね。
だからそういう時のピッチャーというのは、
6回,7回に交代するとしてもまぁまぁ最後は良い当たりが何回か続いて終わるというパターンが多いんですよ。
「よかった、終わった」なんですよ(笑)
だけどやっぱり良いピッチャーとかっていうのは最後、三振で締めて終わるとか、元気な人っていうのは、
6回,5回くらいにピンチ作って、アップアップかなと思ったら、
そのあと7回くらいが、3人で、
最後の2人くらい、何なら3球三振であっさり終わるしって、
いますから、そういうピッチャー。
若狭アナ:
終盤がそれこそ重いじゃなくて、
軽い感じでなんか切り抜けちゃうのね、7回も、8回も、みたいなピッチャーいますもんね。
川上:
そのあとジャリエルか清水に渡そうかなというピッチャーじゃないですか、スタイルが。
若狭アナ:
そうか!
ということは、そのちょっと重かったピッチングから卒業して?
川上:
しつつある。
まだ。
でも全然、変わリました。
それだけでも全然、変わりました。
十分に今、5回,6回はクリアできるというか、ピンチがあっても。
若狭アナ:
それこそスピードガンが安定してという表現がありましたが、
彼、本来、真っすぐ速いピッチャーなんだけれど、
苦しい時代はわりとチェンジアップだとか、
変化球、多投多投の真っすぐも投げるんだけども、
そこまで威力がないという状況で苦しんでいたんですけども、
ここ数年はやっぱり真っすぐの勢いが良くなってきたというのが大きいですかね?
川上:
そうですね。
終盤になっても、真っすぐが勝負球になってるというか、
悪い時とかキツイ時というのは真っすぐが見せ球になってるっていうか、ストライクにいかんように投げて、
意外と追込むのがストライク取りのチェンジアップ、最初のスローカーブとか、
スローカーブが成り立たんかったら、ちょっと厳しくなるかなとか。
若狭アナ:
そうか。
そして真っすぐも投げるけど、これはちょっと見せ球で、ボール球でもいいやくらいの感じになってくると。
はぁ~!
じゃあ来年以降はこのスタイルを本当に確立するっていうのが大事になってくる。
川上:
そうですね。
まぁ、とにかく体の状態というか、
維持できたらいいんじゃないかなと思いますね。
中日・岡林勇希選手は実は大島洋平選手のようなタイプではなく…?
中日・小笠原慎之介投手「#thecubanmissile #chapman gym」
ピッチングが変化してきていると言及です。