元中日・宣銅烈（ソン・ドンヨル）さんのストレートの握りが特殊すぎる！？　岩瀬仁紀さん「よくあの持ち方で、あのストレートが投げられるなと」

■2020.04.26 サンデードラゴンズ

『レジェンド2人が選ぶ歴代助っ人外国人トップ3』

─岩瀬仁紀の第3位は？

岩瀬：
投げてる球が本当にえげつなかったんで、

「やっぱりプロの選手ってこんなにコントロール良いんだ」というふうに思いましたからね。

宣銅烈（ソン・ドンヨル）さんです。


─韓国プロ野球界からの移籍第1号として注目を集め、ドラゴンズの絶対的守護神として活躍！ 入団2年目の97年には38セーブでリーグ1位タイ、防御率1.28など抑えとして圧倒的な成績を残した。岩瀬が入団した99年には共に勝利の方程式を築いた。優勝がかかる試合でも6回に岩瀬が登板。

岩瀬：
9回の宣さんに、いかに繋げるかっていうふうにやっていましたからね。

宣さんに繋げば「試合に勝てる！」というふうに思っていましたから。

─そして当時ルーキーの岩瀬は見事に役割を果たし無失点に抑えた。迎えた9回、マウンドには宣銅烈。まさに投手王国を築き上げ、チームを優勝に導いたのだ。しかし、岩瀬には疑問に思うことがあった。

岩瀬：
よくあの持ち方で、あの真っ直ぐがいくなと思っていましたから。


─どんな握り方だったか、この後スタジオで紹介！

江田アナ：
ということで宣銅烈投手、第3位に岩瀬さんをあげてくれました。

97年には38セーブ、これシーズンの当時日本記録でしたけれども防御率1.28という数字でした。

そして岩瀬さんがおっしゃっていました「ストレートの握り方が非常に独特だった。よくあれで投げられていたな…」ということですけども、

その握り方がこちらです。


（※山本昌さんが教える“正しい握り”）


ストレートって普通は指を伸ばしてボールに巻きつけるように投げますけども、

立浪さん、この握りっていうのはご存知でしたか？

立浪：
自分も知っていたんですけども、

自分はむしろ対戦が実は日本に来る前の日韓野球で対戦したんですけど、

その時の方が真っ直ぐが速かったんですよね。

若狭アナ：
あっそうですか！

立浪：
普通なかなかああいう握りから投げにくいですけども、

ボールにスピンを掛けるという工夫をした握りだと思うんですよね。

若狭アナ：
スピンをかけるのが目的なんですね。

立浪：
だからベース際の球のノビ + スピードガンの速さはもう抜群でしたよね。


加藤アナ：
立浪さんは宣銅烈さんの思い出っていうのは何かありますか？

立浪：
1年目来た時に結果が出なくて毎日結構、

韓国の方ですからお酒を食らってですね（笑）

やってたっていうのはよく聞きましたね。

悩んでいたみたいです。

若狭アナ：
あら！そんな裏話が！？