■2021.12.29 MBSラジオ
『JA淡路日の出スポーツスペシャル ~MBSベースボールパーク番外編~ 落合博満×掛布雅之 THE・野球談議』
…
近藤アナ:
番組冒頭で「2月1日の紅白戦、前例がない。前例が無いことをやると、たいていみんな反対するんだ」という話、
落合さんがされたじゃないですか。
まさに新庄ビッグボスも「前例が無いことをどんどんやっていくんだよ」という演出はしています。
掛布:
しているよね。
ただ、落合さんが言うように野球って勝負じゃないですか?
これが監督として結果というんであれば、
結果が伴わなくなってきた時にどうかということなんですね。
落合:
まぁ1年目,2年目ぐらいは許される可能性はあると思うけども、
それは何年契約を結ぶかね。
掛布:
でも監督になられて1年目に優勝しているわけじゃないですか。
その1年目,2年目に許されるというような余裕ってありました?
落合:
俺は無かった。
掛布:
無いですよね。
落合:
俺はね、
ここまで練習をさせたんだから絶対に結果を残さなければ、
「いや、どうせやったって勝てないんだろ…」というふうに思われるのが1番嫌だった。
掛布:
選手に?
ファンとかじゃなくて選手にですね?
落合:
そう。
それが怖かった。
だから1年目が勝負だった。
掛布:
なるほど。
そういうことですよね。
選手を裏切りたくないんですね、結果として。
落合:
で、1年目に目一杯いったから、
2年目、さぞかし疲れているだろうということで、
それでキャンプを3勤,4勤にしたら負けた。
「やっぱり、これはダメだ」と。
掛布:
だから6勤ということですか?
落合:
そうそうそう。
だって1週間に6試合やるんだよ?
掛布:
それはごもっともだと思います。
そのリズムでやったほうがいいですよね。
落合:
そうですよ。
月曜日は休みでしょ?
掛布:
強弱はつけてあげてもいいから、
そのリズムでやったほうがいいですよね。
落合:
だから3日やって1日休んで、4日やってっていう、
シーズン中そういうスケジュールじゃないじゃない。
だったら6日やって月曜日だけ休み。
朝6時ぐらいから6時,7時くらいまでやる。
それを時間に直すと、
大概のところは6時間,7時間で練習止めるところを、
8時間,9時間やれば1日2時間、
それが積もり積もれば、じゃあ何日分、練習量をしているのっていう。
『JA淡路日の出スポーツスペシャル ~MBSベースボールパーク番外編~ 落合博満×掛布雅之 THE・野球談議』
セ・パのスラッガーとしてしのぎを削り合った落合博満さんと
— MBSラジオ (@1179mbs) December 27, 2021
掛布雅之さんというレジェンド二人による奥深い“野球談議”が実現✨
12/29(水)13:30~15:00
「落合博満×掛布雅之 THE・野球談議」
ぜひ、お聴きください📻#落合博満#掛布雅之#近藤亨(MBSアナウンサー)#MBSラジオ pic.twitter.com/FUbnAKdT0d
\🎍年末年始の特別番組🎍/
— radiko (@radiko_jp) December 29, 2021
◤スポーツ編◢
⏰12/29(水)13:30~
MBSラジオ『JA淡路日の出スポーツスペシャル ~MBSベースボールパーク番外編~ 落合博満×掛布雅之 THE・野球談議』
稀代のスラッガー、2人のレジェンドが“野球”を語り尽くす⚾#radiko で聴く▶https://t.co/zPtwDDkDzH
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近藤アナ:
番組冒頭で「2月1日の紅白戦、前例がない。前例が無いことをやると、たいていみんな反対するんだ」という話、
落合さんがされたじゃないですか。
まさに新庄ビッグボスも「前例が無いことをどんどんやっていくんだよ」という演出はしています。
掛布:
しているよね。
ただ、落合さんが言うように野球って勝負じゃないですか?
これが監督として結果というんであれば、
結果が伴わなくなってきた時にどうかということなんですね。
落合:
まぁ1年目,2年目ぐらいは許される可能性はあると思うけども、
それは何年契約を結ぶかね。
掛布:
でも監督になられて1年目に優勝しているわけじゃないですか。
その1年目,2年目に許されるというような余裕ってありました?
落合:
俺は無かった。
掛布:
無いですよね。
落合:
俺はね、
ここまで練習をさせたんだから絶対に結果を残さなければ、
「いや、どうせやったって勝てないんだろ…」というふうに思われるのが1番嫌だった。
掛布:
選手に?
ファンとかじゃなくて選手にですね?
落合:
そう。
それが怖かった。
だから1年目が勝負だった。
掛布:
なるほど。
そういうことですよね。
選手を裏切りたくないんですね、結果として。
落合:
で、1年目に目一杯いったから、
2年目、さぞかし疲れているだろうということで、
それでキャンプを3勤,4勤にしたら負けた。
「やっぱり、これはダメだ」と。
掛布:
だから6勤ということですか?
落合:
そうそうそう。
だって1週間に6試合やるんだよ?
掛布:
それはごもっともだと思います。
そのリズムでやったほうがいいですよね。
落合:
そうですよ。
月曜日は休みでしょ?
掛布:
強弱はつけてあげてもいいから、
そのリズムでやったほうがいいですよね。
落合:
だから3日やって1日休んで、4日やってっていう、
シーズン中そういうスケジュールじゃないじゃない。
だったら6日やって月曜日だけ休み。
朝6時ぐらいから6時,7時くらいまでやる。
それを時間に直すと、
大概のところは6時間,7時間で練習止めるところを、
8時間,9時間やれば1日2時間、
それが積もり積もれば、じゃあ何日分、練習量をしているのっていう。
当時の中日・谷繁元信捕手「この監督、何を考えているんですかね?」 落合博満監督が就任、春季キャンプが始まると同時に紅白戦を実施
落合博満さん「それをやったのが井端と森野と荒木。やったのは3人だけなの。あとの若い連中は逃げた」 頭が真っ白になる“猛練習”
「どこよりも練習をする=勝てる」とするためにも1年目が勝負と見ていたようです。