侍ジャパン・吉見一起コーチ、中日打線について指摘「9人が9人…」

■2024.09.04 中日スポーツ

【吉見一起の目】阪神・高橋遥人を攻略できなかった中日打線に「ストレートに差し込まれていた。準備不足」と指摘


　通算90勝をマークした元中日投手で、本紙評論家の吉見一起さん（39）は「良い投手を打つのはもちろん難しいが、ウイニングショットか投手が自信を持っている球を仕留めないといけない」と語る。

　3回までは三者凡退の連続。4回に先頭の岡林が左前打で出塁した後にエンドランを仕掛けるなどベンチも動いた。しかし、後続が簡単に倒れてしまう。2点を追う7回は先頭・福永の左前打、4番・細川の中前打で1死一、二塁のチャンスをつかんだが、続く石川昂が変化球を引っかけて遊ゴロ、村松も速球に空振り三振に倒れた。

　「高橋の場合、ストレートは絶対に来ます。それを仕留めないといけない。裏を返せば、高橋のストレートが予想以上に良い球だったのかも。9人が9人、ストレートに差し込まれていた。準備不足は否めない」と指摘した。いつまでも天敵とするわけにはいかない。

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吉見一起さんが指摘です。

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