■2024.05.21 週刊ベースボールONLINE
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中日・カリステ 勝利に貪欲なカリビアン「自分の仕事をやっていくだけだよ」/ユーティリティーの極意
4月16日のヤクルト戦(バンテリン)で開幕から三塁を守ってきた高橋周平が負傷し、途中交代。その試合で左翼のスタメンで3安打を放ったカリステは途中から三塁へ。
「仲間のケガというのは望んでいないもの。チームとして残念なこと。自分がチームに必要なこと、自分の仕事をやっていくだけだよ」
そう神妙に語ると、六番・三塁で先発出場した翌日のゲームでは、0対0で迎えた6回二死二、三塁から先制の2点適時左前打を放ち、これが決勝点に。「積極的に行こうと思っていた。それが良かった」。リーグ最速の10勝目を自らのバットでもぎとった。
内外野がこなせるのが最大の武器だ。三塁はもちろんのこと、今季は新加入の中田翔の休養日に一塁を守ったり、好調な打撃を買われ左翼で先発したり、何でもこなす。遊撃ができるのも頼もしい。
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カリステ選手が語ります。