■2024.02.08 中日ドラゴンズ沖縄春季キャンプ
ドラゴンズキャンプLIVE2024 2/8 7日目
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■2024.02.08 日刊スポーツ
【里崎智也】苦戦続き中日の風向き変えるのは二遊間の競争 打線や守備力はまれば一気に上位浮上
中日を取材するテーマははっきりしていた。梅津晃大投手(27)の復調はチャンスがあればこの目でまた確認したいところだが、野手について言えば二遊間の競争になると考えはまとまっていた。
投手陣は強力。しかし、打力が足りず、ずっと苦戦が続いている。二遊間に新戦力が出てきて、得点につながる打線が組めれば、中日のこれまでの不完全燃焼の戦い方は風向きが変わる。それだけ今の中日の二遊間は重要なポイントだ。
シート打撃で最初にショートについたのがルーキー津田啓史内野手(21=三菱重工East)。最初の打者のゴロを捕球するも一塁への送球は低投でワンバウンドとなった。続いて守備についたこちらもルーキー辻本倫太郎内野手(22=仙台大)は、イニング間の練習で一塁へワンバウンド送球。
私には2人とも雑にプレーしているようには見えなかった。むしろ丁寧に捕球する動きまでは、しっかり捕球しようという意識は感じ取れた。だが、野手は一塁に正確に投げてアウトにしてこそプレーは成立する。肝心の送球に安定感が欠けては元も子もない。
三塁側でサイドノックを受けていた2人の動きは、悪くない。しっかり足を使っており、捕球に入るタイミングも合っている。この確実さを送球まで通して再現すれば、ある程度のレベルで競い合うことができる。
中日は2年目田中幹也(23)、村松開人(23)、福永裕基(27)、オルランド・カリステ(32)と続けて内野手を補強している。そして今年の津田、辻本が加わり、若い力で何とかセンターラインを構築したい狙いが見える。先述した様に、丁寧にいこうとすることで、送球にブレが生じるのならば、思い切ってプレーにトライしてもいいと感じる。
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元中日コーチ・荒木雅博さん、ルーキーの津田啓史&辻本倫太郎について「ルーキーの2人がまだちょっと…」
中日・堂上直倫コーチが語る、村松開人が「ショートに向いている」理由
二遊間争いについても言及です。