■2023.09.16 中日スポーツ
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■2023.09.16 中日スポーツ
ボスでなくリーダーに…続投決まった中日・立浪監督 まずすべきは“ミスタードラゴンズ”の看板下ろすこと
◇渋谷真コラム・龍の背に乗って
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加藤球団代表が言ったように「3年目は待ったなし」。最初にやるべきことはミスタードラゴンズの看板を自ら下ろすことだと思う。通算2480安打。優れた技術と実績に裏打ちされた理論がある。しかし、たとえ正しいことであったとしてもそれを選手もできるかどうかが別問題なのは、この2年間が証明している。仏の道を理解する前の人間に難しい経文を聞かせ、物理学を学び始めたばかりの人間に相対性理論を説くようなものではないだろうか?
スポーツの指導者だけでなく、学校なら教師、職場では上司。成長を促すために今の世の中で求められるのは教わる側が「どうなりたいか」を知ることだ。甘やかし、選手にこびろと言っているのではない。上に君臨するボスではなく、前に立ち、導くリーダーになってもらいたい。それが結果を出す組織の主流となっているのだから。
厳しいことを書くが、どう見ても負けるべくして負けている。補強が思ったような成果を上げていない、主力に故障者が出た…。いや、少なくともトレードやドラフトの過程には立浪監督が深く関与しているし、他球団にも誤算や故障は同じようにある。長年背負った看板を下ろし、地上に降りた3年目には、きっとリーダーの目には今までとは違う景色が見えてくると信じている。
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中日・立浪和義監督、キッパリと言い切る「全体的にドラゴンズは…」
中日・立浪和義監督、来季続投が決定 勝負の3年目、2024年シーズンへ
渋谷記者が言及です。