
■2025.12.20 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』

…
『強い体が強いチームを作ると感じた岡林勇希選手との会話』
(トレーニングへの意識の話題の続き)
若狭アナ:
ちょっと成績を試合数で見ていきますと、
2022年、3年目でした、142試合、これが岡林秋季ブレイクの年です。
4年目の2023年、143試合。
5年目、これが2024年、123試合、右肩のケガがありました。
で、6年目、今年また143フルイニング出場。
この間、だから3年目、4年目、5年目、6年目、
この4年間で、彼は自分の体を使った実験をしていたんです。
岡林:
まず2022年なんですが、
立浪監督に「おい、岡林、シーズン中もウエイトトレーニングはやっておけよ」と言われたんです。
シーズンの途中から始めたんです。
ただ、意味も分からずにやっていましたし、
ウエイトが本当に役に立っていたかどうかは分からないままシーズンが終わりました。
だから2022年というのは前半はウエイトなし。
後半はウエイトありだったんですね。
で、2023年、シーズン中どうしようか?
1回ウエイトをやらずに1年間過ごしてみようと思ったんです。
すると前半は体が軽くて調子が良くてヒットも出て、
「あっ、やっぱり僕はウェイトをやらないほうがいいんだな」と思ったんですが、
夏場以降、9月,10月に全然打てなくなってシーズンが終わったんです。
だから2024年はシーズン中も開幕から1年間ウェイトをやろうと思って臨んだんです。
ところがキャンプ中に右肩のケガがあって、
結局、2024年はその実験が上手くいかないまま終わった。
だからこそ、2025年、今年ですね、
開幕からずっとシーズン中にウエイトトレーニングをやる1年にしたんです。
と。
「毎日やるんですか?」、
岡林:
いや、毎日やると、さすがに疲労が溜まりすぎるので、
結局、僕は週1回です。
休み明けの午前中、
月曜日に休んで、ふわふわした体を引き締めるために、
ある程度、重い物も持ちます。
と。
「バンテリンドームでは施設も揃ってていいと思うんですが、ビジターどうするんですか?」、
岡林:
ホテルから徒歩圏内にだいたいジムがあるので、そこでやります。
時々タクシーで移動したこともありました。
結局、1年間ケガなくできたので、
僕にとってシーズン中のウエイトトレーニングは必要という結論です。
と。
説得力がありますよね。
見事にこの4年間の人体実験の結果が出ました。
『若狭敬一のスポ音』

明日の「スポ音」コラムは「強い体が強いチームを作ると感じた岡林勇希選手との会話」と題して語ります。143試合フルイニング出場だからこそ、説得力がありました。中村奈一輝選手の台湾リーグの振り返りも紹介します。お楽しみに!
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) December 19, 2025
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『強い体が強いチームを作ると感じた岡林勇希選手との会話』
(トレーニングへの意識の話題の続き)
若狭アナ:
ちょっと成績を試合数で見ていきますと、
2022年、3年目でした、142試合、これが岡林秋季ブレイクの年です。
4年目の2023年、143試合。
5年目、これが2024年、123試合、右肩のケガがありました。
で、6年目、今年また143フルイニング出場。
この間、だから3年目、4年目、5年目、6年目、
この4年間で、彼は自分の体を使った実験をしていたんです。
岡林:
まず2022年なんですが、
立浪監督に「おい、岡林、シーズン中もウエイトトレーニングはやっておけよ」と言われたんです。
シーズンの途中から始めたんです。
ただ、意味も分からずにやっていましたし、
ウエイトが本当に役に立っていたかどうかは分からないままシーズンが終わりました。
だから2022年というのは前半はウエイトなし。
後半はウエイトありだったんですね。
で、2023年、シーズン中どうしようか?
1回ウエイトをやらずに1年間過ごしてみようと思ったんです。
すると前半は体が軽くて調子が良くてヒットも出て、
「あっ、やっぱり僕はウェイトをやらないほうがいいんだな」と思ったんですが、
夏場以降、9月,10月に全然打てなくなってシーズンが終わったんです。
だから2024年はシーズン中も開幕から1年間ウェイトをやろうと思って臨んだんです。
ところがキャンプ中に右肩のケガがあって、
結局、2024年はその実験が上手くいかないまま終わった。
だからこそ、2025年、今年ですね、
開幕からずっとシーズン中にウエイトトレーニングをやる1年にしたんです。
と。
「毎日やるんですか?」、
岡林:
いや、毎日やると、さすがに疲労が溜まりすぎるので、
結局、僕は週1回です。
休み明けの午前中、
月曜日に休んで、ふわふわした体を引き締めるために、
ある程度、重い物も持ちます。
と。
「バンテリンドームでは施設も揃ってていいと思うんですが、ビジターどうするんですか?」、
岡林:
ホテルから徒歩圏内にだいたいジムがあるので、そこでやります。
時々タクシーで移動したこともありました。
結局、1年間ケガなくできたので、
僕にとってシーズン中のウエイトトレーニングは必要という結論です。
と。
説得力がありますよね。
見事にこの4年間の人体実験の結果が出ました。
中日・岡林勇希「荒木さんがずっと言っていたことなんです。スタメンがコロコロ変わっていてはダメ。でもコロコロ変わるのは首脳陣のせいじゃなくて…」
中日・岡林勇希「あとはあいつですよ。あいつが毎日いたら絶対にうちは強くなる」 若狭アナ「石川昂弥選手には100試合は出てほしいですね」 岡林「何を言ってるんですか。甘いですよ。昂弥には143試合出てもらわないと」
岡林選手の結論です。



