福留孝介さん、ファーム首位打者となった中日・尾田剛樹が1軍定着するために必要なことを語る

■2025.10.24 東海ラジオ

『Live Dragons！』

一方そのころナゴヤでは、秋季練習真っ只中。金丸、髙橋宏斗、橋本、根尾、梅野、近藤、土生各投手が守備練習に励んでいました。

17:15からは「Live Dragons!」でお楽しみください！#ライドラ#ガッツナイター#TOKAIRADIO #dragons#中日ドラゴンズ#radiko pic.twitter.com/IN8vPCNLDG

— 「ガッツナイター」TOKAI RADIO (@guts1332) October 24, 2025

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お便り「Q.ウエスタン・リーグで首位打者を獲得した尾田選手に注目です。ファームの優勝にも大きく貢献した尾田選手。今年は1軍で悔しい思いをしたと思いますが、俊足を武器に来年こそ1軍定着を。まだ1軍でノーヒットというのが不思議なぐらいですが、来年は不動の外野手を脅かす存在になってほしいです」

平松伴康さん：
もちろん今年の1つのピックアップすべきニュースとしては、

ウエスタン・リーグでドラゴンズは優勝しました。

この点はいかがですか？

福留：
そうですね。

今の選手たちが非常にこうノビノビしながら、

やっぱり力をつけてきたっていうところのあらわれだと思います。

平松伴康さん：
まぁここに特に尾田選手のこの首位打者というところ、

しっかりとヒット打ってチャンスを広げてくれたなという印象があります。

これ、だから、こんなにも打てる選手なんだというのに驚いた方もいるのかなと思いますが？

福留：
まぁ驚いた方もいる、

その反面、これだけ1軍と2軍の投手が違うのかと。

もちろんね、尾田選手が1軍に来た時の打席数というのは違いますけれども、

「こんなにも違うんだ」ということが分かるんじゃないですか。

平松伴康さん：
そうですね。

1軍ではノーヒット。

でも2軍では3割を超えるバッティング。

やっぱり福留さん、全然、

投手のボールの勢いとか、

その攻め方が違うとか、そういうことなんですか？

福留：
もちろん勢いもそうですし、変化球のキレ、

あとは守っている選手たちの守備力。

こういったものが、やっぱり違いますよね。

平松伴康さん：
ただ、首位打者を獲得したいうところは、

誇りに思っても良いところですよね。

福留：
これは自信にしたほうが良いと思います。

平松伴康さん：
これはどうですか？

ドラゴンズの外野争いというのはなかなか厳しい、

固定されてる選手もいる中で1枠を狙うというか、

ここを争う戦いに近いものがあるかなと思いますけれども、

福留さんが見ててどうですか、

外野争いというのは？

福留：
外野争い、

まずその前に、やっぱり尾田選手の武器ですよね。

平松伴康さん：
足というところ？

福留：
まず足で割り込んでこないと。

平松伴康さん：
今年、確かに1軍で「ん？」というところもありましたもんね？

福留：
そうですね。

まず、そこで割り込んできて、チャンスを得るということを。

いきなり「じゃあ、外野で試合出なさい」というわけにはいかないと思うので、

やっぱりそこで何かしら自分の武器を生かしてチャンスを得る。

それから広げていくっていうことになると思うのでね、

自分の武器が何なのかというところですね。

平松伴康さん：
これ福留さんもやっぱりプロとしていろんな選手に接してきた中で、

2軍で活躍して、

みるみるレギュラーにかけ上がっていく選手を多く見たと思うんですけれども、

やっぱり1つ、1点突破するところからほとんど始まっていくんですか？

福留：
そうですね。

1点突破するところもそうですし、

本当に周りの選手がケガをしましたとか、

そういった時のちょっとしたチャンスですよね。

そこのところで自分が持ってるもの全て出し切れるかどうかというところが、

やっぱり大きくなると思います。

平松伴康さん：
じゃあ、チャンスはもう来た時に、

ちゃんと掴める準備をしなきゃいけないってことですか？

福留：
これがいつ来るか分からないですからね。