右投げ左打ちの中日ドラフト3位・森駿太、実はもともとは右投げではなく…？

■2025.09.24 中日スポーツ

バット折られながらプロ初安打…“右投げ”中日・森駿のパワーの源は『左手の強さ』元々利き手で両投げすら視野に


　未来の主砲が後からつくったのは、実は左打ちではなく右投げの方だった。元々は左投げ。その球威を目の当たりにした人に聞いた。

　「いやもう、本当にビックリしました。キャッチボールもやらずに70メートル投げたんですよ？ちゃんと（体を）温めてトレーニングもやれば、すぐに100メートル投げられます。しかも球筋もきれいなんです」

　渡辺2軍野手総合・育成コーチが目撃したのは今春。右肘を痛め、リハビリ組に入っていた森駿が「僕、左でも投げられるんです」と言った。その球が「意外と投げられるでしょ？なんてレベルじゃなかった」と渡辺コーチは目を丸くする。僕は森駿の左投げを見たことはないが、この話を聞く限りでは両投げすら視野に入れてよさそうだ。しかし、本当の恩恵は打撃に見えると渡辺コーチは言う。

　「利き手ならではの左の押し込みですよね。今日の初安打だって、あれだけ変化球に詰まったらセカンドフライがいいとこですよ？あれをライト前に落とすんだから、左手の力が生きているんです」

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渡邉コーチが明かしました。

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