
■2025.07.01 中日スポーツ
胸を張れるのは岡林だけ…移籍組が“即主力”=ドラフト指名選手が順調に育たず 中日は全体で原因究明し対策を#岡林勇希#中日ドラゴンズ #ドラゴンズ #dragonshttps://t.co/HNjbjixeUf
— 中日スポーツ (@chuspo) July 1, 2025
■2025.07.01 中日スポーツ
胸を張れるのは岡林だけ…移籍組が“即主力”=ドラフト指名選手が順調に育たず 中日は全体で原因究明し対策を
…
いや、その前に交流戦最終戦の先発オーダーが物語っています。細川、上林、山本に佐藤…。6人が移籍してきた選手でした。移籍組はチームに新風を吹き込み、活性化を促します。その効果は一切否定しませんが、強いチームは移籍組で「隙間」を埋めようとします。「左のリリーフ」や「内野の守備要員」のように。ところが今の中日は即主力。ドラフトで指名した選手が順調に育っていないということです。
元スカウトとして今でも反省し、考え続けます。なぜ中日の打者は甘い球に手を出さず、打てない球を振るのか。昔は「中日が一番育てるのがうまいチーム」だと思っていましたし、アマ球界でもよくそんな声を聞きました。チームとしてのプロジェクトの下、宇野勝、山崎武司といった高卒でスケールの大きな打者も育っています。当時のスパルタ式が良かったとは言いませんが、大切なのは「なぜ」ではないでしょうか。
長年の疑問には、私自身も今なお答えは出ていません。指導者が口酸っぱく言ってくれていることも、選手が懸命に取り組んでいることもわかっています。しかし、現実では「育っている」と胸を張って言えるのは岡林だけ。同じように低迷が続く西武ですが、昨年までと今季では、全く違っていました。少ないチャンスをいかにモノにするか。野球はそこに尽きます。私が長年見てきたアマ球界もそうですが、強いチームは「知らぬ間に」勝っている。普通のプレーを普通にこなすからです。長年の課題を解消するには、指導者と選手だけではなくスカウト、編成、医療部門と全ての人間で原因を究明し、対策を練る。ドラフト戦略に携わってきた1人として、強く感じていることです。
記事全文を読む
元中日スカウト・中田宗男さんが祖父江大輔のドラフト指名を一時ためらった理由
元中日スカウト・米村明さん、中田宗男さんについて語る「興南高の宮城大弥を一緒に観に行ったときは…」
中田宗男さんの思いです。