
■2025.06.07 Number Web
中日・根尾昂が悩む姿「400~500球を2日連続で…」「これは止めないとダメだ」ドラゴンズ浅尾拓也コーチ40歳が明かす「投手転向、根尾との3年間」(佐藤春佳)#プロ野球 #中日ドラゴンズ #dragons #浅尾拓也 #根尾昂 #NumberWeb https://t.co/ysi8KbCsLY
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落合博満「浅尾で打たれたらしょうがない」中日・浅尾拓也コーチ40歳の今…忘れられない落合監督のコメント「落合さん、僕には何も言わないんです」(佐藤春佳)#プロ野球 #中日ドラゴンズ #dragons #浅尾拓也 #NumberWeb https://t.co/JEoTSmb1g0
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落合博満「浅尾で打たれたらしょうがない」中日・浅尾拓也コーチ40歳の今…忘れられない落合監督のコメント「落合さん、僕には何も言わないんです」
“昭和生まれ”浅尾コーチの距離感
34歳になるシーズン限りで現役引退を決めた。以降、翌2019年から投手コーチを務め、昨年まで6年間、二軍で若い選手たちを見てきた。ここ10年間で野球のデータ化はさらに進み、選手たちはスマホ一つでさまざまな情報を手に入れることができる。“昭和的”な猛練習や根性論は通じず、指導者にとっては「教えづらい」時代と言われる。ギリギリ昭和生まれ(昭和59年)の浅尾コーチは若い選手たちをどのように見ているのか。
「はっきり言って、今の選手は色々なところに勉強しに行ってるんですよ。自分たちも勿論、勉強はしているつもりですけど、コーチが『教える』ことで逆にやらない選手も多いと思う。基本的には選手それぞれがやりたいようにやればいいと思う。ただ、どこで何を学んだか、何を目指して取り組んでいるのか、ということはきちんと聞いています。それを否定はしないし、いい時は『その方法でいいんじゃないの』って。ただ、どう見ても違う方向に行った時には止められるようにと思っていますね」
落合監督時代「練習時間も走る量も、全然違いましたね」
浅尾コーチ自身は、厳しい上下関係と猛練習で育ってきた世代だ。当時の中日は12球団の中でも“軍隊式”で知られ、特にプロ入りした2007年から11年まで指揮を執っていた落合博満監督時代の練習量は随一だった。
「練習時間も走る量も、全然違いましたね。確かにそこに関しては今とはだいぶ変わっているかもしれないです。それが良かった部分は絶対あると思いますけど……」
現役時代に自身が受けてきた指導や練習方法を押し付けず、価値観をアップデートして指導する側に回る。簡単には出来ないことだが、そこにストレスはないと浅尾コーチは言う。
「今の選手って本当に真面目で一生懸命。適当にやっていたり、飲み歩いているとかなら『ちゃんとやれ!』となるかもしれないですけど、そんな選手はいない。野球に対して真剣に取り組んでいるのは分かりますから。ただ、怖くて腕が振れないとか、逃げるようなピッチングのようなケースはダメだと思いますけどね。戦う姿勢さえ見せてもらえたら、あとの技術なんてものは何とでもなる。みんな挑戦して、修正して、また挑戦して……の繰り返しですからね」
昨シーズンまで3年連続最下位。優勝はまさに浅尾コーチがフル回転し、中継ぎ投手として史上初のセ・リーグMVPを獲得した2011年以来、すっかり遠ざかっている。
「強いドラゴンズ、見たいですよ。ずっと見たいと思っています。ただ、勝てない中でも他のチームとめちゃくちゃ差があるとも思わないんです。まだ食らいついて行ける距離にはいるので何とか離されないように今はやるだけですね」
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中日・高橋宏斗と浅尾拓也コーチ、練習の合間にじゃれ合う
中日・浅尾拓也コーチ、現役時代の“印象に残る試合”を問われると…
浅尾コーチが思いを語りました。