今中慎二さん「投手コーチが（マウンドに）行く回数は制限がある。それなら野手が…」

■2025.05.20 中日スポーツ

【今中慎二の目】投手にとってつらい「一発KO」監督が交代を告げにくる前に「野手がいってやらないと」


　「投手にとってつらいのは、こういう”一発KO”」と話したのは中日スポーツ評論家の今中慎二さん。

　「一発KO」とは、投手コーチが一度もマウンドに行くこともなく、監督が出てきての一発交代。この回、先頭の佐野を四球で歩かせたあと宮崎、山本の連打で1点。さらに石上にも四球を与え、満塁となったところで「投手コーチがマウンドに行ってもいいケース」と今中さんは指摘していたものだった。

　「投手コーチが（マウンドに）行く回数は制限がある。それなら野手がいってやらないと。投手が苦しんでいるときには声をかけてやる。それで変わることもあるんだから」という。

　この日の中日の内野陣は一塁がカリステ、三塁がボスラーの外国人。「山本でも、田中でもいい。若いからといって遠慮せずに行ってやらないと。野手が投手を援護するのは打つことだけじゃない。ピンチこそ、みんなで盛り上がっていってほしい」。投手の孤独さをよく知る、今中さんらしいアドバイスだった。

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今中慎二さんがアドバイスです。

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