
■2025.03.26 中日スポーツ
[ドラニュース]中日・石川昂弥、「迷いをなくすため」1人で居残り特打 試行錯誤が続く4番打者「やってきたことは段々と身についてきている」#ドラゴンズhttps://t.co/guUVGyWvoF
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凄さに気付いていないのは“本人”では…中日・石川昂の才能信じる元スカウト「丁寧な打撃よりフルスイングを」#中日ドラゴンズ #石川昂弥 https://t.co/Ud14siz9oT pic.twitter.com/x7DWkd3mCq
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■2025.03.26 中日スポーツ
凄さに気付いていないのは“本人”では…中日・石川昂の才能信じる元スカウト「丁寧な打撃よりフルスイングを」
私にはスカウトを辞めた今でも、そのスイングや打球軌道が脳裏に焼きついている打者が何人かいます。清原和博はもちろんですが、中村紀洋、松井秀喜、中村剛也…。石川昂(以下石川)はその1人なのです。
お膝元の東邦高ですから、もちろん入学直後から存在は知っていました。ひと言で表現するならば「モノが違う」。そう思わせる打球を目撃したのは、2年生になったばかりの春季大会でした。春日井球場の左翼後方にある林の中に消えていった超特大弾。さらにその年の冬にはオーストラリア遠征のために編成された愛知県選抜が刈谷球場で行った実戦練習で、再び左翼越えのビッグアーチを目の当たりにしました。
翌春のセンバツで石川は投打で活躍し、全国制覇に導きましたが、早々に私たちは投手ではなく野手評価。そして「間違いない」で一致していたのです。
2019年のドラフトは結果的に3人の高校生に10球団が1位指名しました。佐々木朗希(大船渡高→ロッテ)に4、奥川恭伸(星稜高→ヤクルト)と石川(オリックス、ソフトバンク)に3。もちろん2人の投手も高く評価はしていましたが「ドラゴンズに必要なのは長距離打者」が私たちが出した結論でした。前年の根尾昂に続く高校生野手の1位指名。抽選を制し、大いに盛り上がったのを覚えています。
冒頭に挙げた歴代のスラッガーは、みんな早くから頭角を現し、大成しています。彼らに共通しているのは根っこにあるプレースタイルは、最初から最後まで変わらないことだと思っています。だからこそ1年目に空振りしていた球を、3年目にはスタンドに運んでいる。6年目の石川は通算22本塁打。私も歯がゆく思っている1人ですが、同時に今でも「彼らと同等、何年かに1人の逸材」という思いに変わりはありません。
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中日・松中信彦コーチ、石川昂弥について語る
中日・井上一樹監督、石川昂弥について語る
中田宗男さんが語りました。