■2024.04.04 中日スポーツ
■2024.04.04 中日スポーツ
5安打5点と10安打2点…中日の勝利に巨人の“野球でやってはいけない事”詰まる その伏線は試合前に
試合前のロッカールームでは、相手先発投手の映像が流れ続けている。投手の大野は見る必要はないのだが、何げなく眺めながら、メンデスの球筋をつかんでいたそうだ。
「これは左(投手)あるあるなんですけど、左打者に対して抜けてしまいがちなんです。それに相手が投手だと投げづらい時もあるんですよね」
2ボールから1球バントの構えで揺さぶって(見逃し)勝ち取った四球。フルシーズン投げた2年前は、48打席で1四球しかなかったのだから、いかに中日にとっては大きく、巨人には痛い四球だったかがよくわかる。
しかし、そんな好機をつかんだのは村松であり三好だ。この日の先発野手8人のうち、昨季の開幕スタメンだったのは高橋周と木下しかいない。4番(中田)と6番(上林)はチームにもいなかった。変わりつつあるチームの勝ち方。それは投げる方でも表れていた。10安打は浴びたが、前日に続く無四球。開幕直前のミーティングで、立浪監督は選手にこう伝えたそうだ。
「攻めの気持ちを忘れずに、1年間やっていこう」
ゾーンで勝負。それがドラゴンズが目指すべき戦い方だ。
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ゾーン勝負で今季に臨みます。