■2024.02.27 デイリースポーツ
【野球】“兄貴”中田翔のマネジャーとして奮闘 昨年日本ハム戦力外の姫野さん「『翔くん』から『中田さん』に」/インサイド/デイリースポーツ online https://t.co/MmHB8bUTCs #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) February 27, 2024
■2024.02.27 デイリースポーツ
“兄貴”中田翔のマネジャーとして奮闘 昨年日本ハム戦力外の姫野さん「『翔くん』から『中田さん』に」
現役時代の2020年から志願して中田の自主トレへ参加。1、2軍で離れていても、中田は8歳下の後輩を気にかけてくれた。「定期的に『ヒメ、メシ行くか』とか『ゴルフ行くか』とか誘っていただいてました」。“運命”の一言をかけられたのは、ある年の自主トレでのこと。「ふとした時に『おまえが野球終わった後はオレが一生面倒みたるから』と言ってくれて…」。熱い言葉が、ずっと頭の中に残っていた。
昨オフに日本ハムを戦力外となり、トライアウトを受けるも声はかからず。中田に報告すると、変わらず後輩思いの言葉が返ってきた。「『おまえの人生やから強制はせえへんし、好きなようにしたらいい』って言ってくれました」。ただ、姫野さんの思いは一つだった。「『一生ついていきたいです』と伝えました」。憧れの人を支える日々が始まった。
自宅からの送り迎えなど運転手としてスタートし、スケジュール管理なども任されるように。もちろん、野球以外の仕事は初めてだ。「人と話すのは好きなんですけど、仕事ってなると言葉も選ばないといけないですし、難しいです。失礼がないように」。オフ期間には名古屋の地元放送局とも不慣れながらやりとり。「ケータイで連絡取る機会も増えましたし、今まで体動かすことしかしてなかったので、うわーオレ、仕事してるなって思いました」と笑う。
中田との関係性も少し変化した。現役時代は「翔くん」と呼ぶほどの間柄だったが、「今は『中田さん』って呼ぶようになりました。僕はもう選手じゃないですし、まだまだですけど、サポートする側の人間なので」。親しさはそのままに、ビジネスパートナーとして深い関係を築いていく。
「やりがいは、めちゃくちゃあります。なんなんですかね、この感覚…!今まで野球を極めようと頑張ってきたのと一緒で、せっかくこういうお仕事につけたんだったら、プロフェッショナルを目指して。中田さんに『ヒメをそばに置いて良かったな』と思ってもらえるようにやりたい」
中田の活躍が何よりの活力だ。「やってる側だったので試合を見るのは苦手なんですけど(笑)。中田さんの試合なら早く見たいですね」と声を弾ませる姫野さん。「去年は悔しい思いもあったと思いますし、ドラゴンズで輝いている姿を近くで見たいです。そのために僕にできることがあるなら何でもします。中田さんならやってくれるはずなので、僕は信じてついて行くだけです」。追い続けてきた憧れの背中。これからはそっと寄り添い、ともに戦っていく。
記事全文を読む
中日・涌井秀章投手「この子とは何度も対戦したなぁ。 直球で三振取りたい打者の1人 今年からは弟分、友達、たまーに後輩達のスポンサーとして生活していきます」
中日・中田翔、今中慎二さんから目標の“数字”を問われると…
姫野優也さんが語ります。