中日・高橋宏斗投手、投球フォーム試行錯誤の様子が公開される

■2024.02.27 中京テレビスポーツ【公式】 – YouTube

【決断】髙橋宏斗「開幕戦のマウンドへ」試行錯誤を繰り返す新フォームへ手応え【中日ドラゴンズ 春季沖縄キャンプ】

ブルペンで投げるのはただ1人、大塚コーチと肘の位置を確認。さらに、
自分のフォームを撮影したスマホを何度も見てチェックしていたのは･･･
ドラゴンズの若きエース候補、高橋宏斗投手です。
去年は、WBCのメンバーに選ばれ決勝戦にも登板し、日本の世界一に貢献しました。
そんな高橋投手には今年、大きな目標が･･･
「もちろん開幕戦は自分の目標ですしボールでアピールして勝ち取りたい」
3月29日の開幕戦で先発を任されること。
開幕投手は、チームの大黒柱が選ばれる、エースの証。
これまでは先輩たちが担ってきました。
この目標に向け、オフから取り組んでいたことがありました。
それは左足をあまり上げず、すり足気味にした投球フォーム。
新たなフォームを習得するため、ボールだけでなく、やりを投げたり･･･
さらにブルペンでは、大きなハンドボールで投げるなど、
独自のトレーニングを行っていました。
しかし、キャンプ中盤のシートバッティング。
ストレートにはキレがなく、　　コントロールも乱れます。
すると登板直後、髙橋投手はコーチと練習場に直行。
再び、フォームの再修正を決断しました。
大塚コーチ「それのほうが力が抜けるでしょ？」「力抜けてスパンって」
　　　　　「それぐらいでいい。それぐらいの感覚でいい。」
　　　　　「腕の力が抜けるし、　肘も巻きやすくなる。」
高橋宏斗投手「縦回転のボールが自分の持ち味」「シートバッティングの反省を活かしていろんなことを話し合った」「今までやってきたいいところだけを引き出せるように」
以前に近い、足を上げるフォームへの再変更を決断。
先週金曜日、オープン戦初戦の先発を任された髙橋投手は･足を上げたフォームで2回を2失点。それでもストレートの最速は、154キロとスピードも戻ってきました。試行錯誤を続けながら、開幕投手の座を狙います。
高橋宏斗投手「今日のピッチング見たらある程度はまとまってきた」
　　　　　　「しっかりと自分のものになってきた感覚はある」
　　　　　　「(開幕まで)引き続きやっていきたい」

2月26日 中京テレビ「キャッチ！」放送を一部再編集