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中日・高橋宏斗について首脳陣の間からは「読谷でやらせては」「今後の実戦登板を白紙に戻しては」という意見も出ていた → 大塚晶文コーチ「ただ、誤解しないでください。宏斗の向上心を監督も僕たちも…」

高橋宏斗

■2024.02.17 中日スポーツ



■2024.02.17 中日スポーツ

“由伸流”から撤退…中日・高橋宏のフォーム変更巡る舞台裏 コーチ陣の認識は「足の上げ下げの問題ではない」
中日・高橋宏斗について首脳陣の間からは「読谷でやらせては」「今後の実戦登板を白紙に戻しては」という意見も出ていた → 大塚晶文コーチ「ただ、誤解しないでください。宏斗の向上心を監督も僕たちも…」

 僕はこの日のシート打撃登板が「最終テスト」だと思っていた。ドジャース・山本との合同自主トレを積み、素人目にはコピーに近い投げ方になっていた。ところがブルペンから球が抜け、先日のフリー打撃では死球を当てた。防球ネットもなく、実戦に近いシート打撃でも荒れるようならテストは不合格。その判断を下すまでもなく、高橋宏から面談を申し入れてきたようだ。

 3日間で方向転換を余儀なくされた昨年と比べ、今回は16日まで挑戦が続いた。もちろん昨年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が控えていたという事情はあるが、今回は首脳陣が本人の意思、意欲を尊重した。「投手コーチに任せています」。立浪監督が介入を控え、こう言い続けたのは「宏斗は柱になっていくピッチャー」とも思っているからだ。

 対応を任された大塚投手コーチ、今中臨時コーチに共通していたのは、山本に似た「足の上げ下げの問題ではない」という認識だ。踏み出した左足の踏ん張りが弱く、トップの形をつくる「間(ま)」が足りない。「1、2の3」ではなく「1、2、3」で投げるから球は抜け、シュート回転する。トラッキングシステムが示すリリースポイントは、好調時の175センチに比べ、10センチも低かったそうだ。もう実戦段階。首脳陣の間からは「読谷(2軍)でやらせては」「今後の実戦登板を白紙に戻しては」という強硬意見も出たようだ。つまり、回帰するにはここが限界点だった。

 「ただ、誤解しないでください。宏斗の向上心を監督も僕たちも理解していますし、試みを否定しているのではありません

 面談を終えた大塚投手コーチはこう話した。勇気をもった撤退。同時に決してむだではなく、高橋宏には挑戦から得た果実がある。それは機会を改めて書く。

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大塚コーチが語ります。

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