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— 週刊ベースボールONLINE (@BaseBallMOnline) January 18, 2024
中田翔、細川成也ではない…得点力不足の中日で命運握る「打線のキーマン」は
今季、長距離砲として大きく羽ばたくことが期待される。竜のホームランアーチストは、覚醒の時を迎えられるか#中日ドラゴンズ #dragons #石川昂弥 https://t.co/oPEz4QZcxN
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中田翔、細川成也ではない…得点力不足の中日で命運握る「打線のキーマン」は
その中で奮起してもらわなければ困るのが、生え抜きの選手たちだ。特に四番でチーム最多の85試合にスタメン出場した石川昂弥は、一回りも二回りも成長してほしい。昨年は121試合出場で打率.242、13本塁打、45打点をマーク。入団以来故障に泣かされ、初の規定打席に到達して自己最多のアーチを放ったことは評価できるが、まだまだ課題は多い。得点圏打率.184は規定打席に到達した選手の中で最も低かった。
石川は週刊ベースボールの取材で、「もっとやれた。その思いが強いです」と悔しさをにじませる。右の長距離砲として修羅場をくぐり抜けてきた中田とチームメートになり、得られることは多いだろう。「実績があって、軸になる人が来た。ホームランバッターだし、勝負強い。そのあたりを学びたいです。聞きたいことが出てきたら、聞いていく感じになると思います」と貪欲だ。
スイング自体は素晴らしい
アマチュア時代から、野球センスは目を見張るものがあった。東邦高では3年春にエースで全国制覇に大きく貢献。投手として非凡な能力を見せていたが、打撃でも高校通算55本塁打をマーク。スケールの大きい右の長距離砲はドラフトの目玉として注目され、1位指名でソフトバンク、中日、オリックスが競合した。
球を遠くへ飛ばす能力は、天賦の才能だ。野球評論家の篠塚和典氏は昨年7月に週刊ベースボールの企画「連続写真に見るプロのテクニック」で、石川の打撃を絶賛していた。
「ボールの下から水平にボールをとらえにいくスイングのイメージは、かつて同じ中日で四番を打っていた落合博満さんを彷彿とさせます。スイング自体は素晴らしいのですから、あとは経験と本人の意識、練習によってコンタクトの確率を上げていくだけ。真の覚醒の日を楽しみにしています」
間違いなくキーマン
今季がプロ5年目。失敗に目をつむり、将来への期待を込めて起用される時期は過ぎている。村上宗隆(ヤクルト)は高卒5年目の一昨年に打率.318、56本塁打、134打点で三冠王を獲得。日本人選手のシーズン最多本塁打記録を塗り替えた。岡本和真(巨人)も高卒4年目の18年から6年連続30本塁打をマーク。昨年は自己最多の41本塁打を放ち、3度目のタイトルを獲得した。
中日を取材するスポーツ紙記者は、「石川が打つとベンチが盛り上がる。高卒の和製大砲が『不動の四番』に座っているチームは得点力が落ちない。石川も岡本、村上のようなスラッガーに成長してほしい。打率.280、20本塁打、80打点をクリアすれば、チームは変わる。キーマンになることは間違いない」と期待を込める。
竜のホームランアーチストは、覚醒の時を迎えられるか。
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中日・森野将彦コーチ、石川昂弥について「今年は大事な1年になってくると思う」と語る理由
中日・立浪和義監督「秋に一番鍛えたかった選手の一人だったんですけど…オフにどれだけ彼が、そこを補って春にどういう形で来るかというのが一つ大きなところでもあると思っています」
石川昂弥選手の大活躍に期待ですねぇ。