■2024.01.19 中日スポーツ
最強の投手王国束ね殿堂入り…最強の捕手・谷繁元信の類い稀な記憶力 配球は“先々の対戦”まで考えていた#谷繁元信https://t.co/oKvZg8mxgS
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〔ちょい見せトーチュウ 1/19〕1面#中日ドラゴンズ #谷繁元信 さん殿堂入り。大洋、横浜、中日でプロ野球記録の通算3021試合出場、中日の監督も務める。「すごくうれしく思います」#東京中日スポーツ はWEB購入できます↓https://t.co/LHAA3LRXKI※午前5時より販売#トーチュウでゲット pic.twitter.com/YcEhNamcxr
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〔ちょい見せトーチュウ 1/19〕最終面#中日ドラゴンズ 殿堂入り谷繁さんをドラ番記者が振り返る。渋谷記者「最強投手王国を支えた類いまれな記憶力」。兼田記者「若返りたい監督と生き残りたい選手、兼任の苦悩」#東京中日スポーツ はWEB購入できます↓https://t.co/LHAA3LRXKI※午前5時より販売 pic.twitter.com/V8G6uAARHN
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■2024.01.19 中日スポーツ
最強の投手王国束ね殿堂入り…最強の捕手・谷繁元信の類い稀な記憶力 配球は“先々の対戦”まで考えていた
◇渋谷真コラム「龍の背に乗って・野球殿堂特別版」
際だって柔軟な股関節が、歴代最多の3021試合出場につながった。天性の強肩は、自己最高で5割4分3厘の盗塁阻止率をたたき出した。秀でたところはいくつもあるが、かつてバッテリーを組んだ投手に「谷繁さんの一番すごいと思うころは?」と尋ねたら、意外な答えが返ってきた。
「記憶力だと思います。あれはまだ僕が若くて、配球なんかわからなかったころの話です」。こう話したのは、吉見一起さん(本紙評論家)だ。
「谷繁さんは『あの試合のあの球だけど、オレはストライクを投げてほしかった』って言うんです。僕も印象に残るシーンなら覚えていますよ。でも、いつだって『え、そこ?』みたいな場面。僕には聞かれる意味がわからなかった」
どうでもいい場面の一球。しかし、全ての球に谷繁さんの意図が込められていると知ったのは、何年か後のことだった。
「エサをまいていたんです。それもその試合のためじゃなく、次のカードやもっと先の対戦で生かすため。だからどうでもいい場面だし、ストライクを投げて、打たれて良かった。もう僕には考えも及ばない世界。ただ、あれが配球を学ぶきっかけになったんです」
単なる球種を決めるのではなく、その意図まで共有してこそ本物の配球だ。吉見さんが布石を学び、2人は2011年に最優秀バッテリー賞を受賞した。
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2013年、当時の中日・谷繁元信捕手「オレが引き受ければ丸く収まるんだよな」
川上憲伸さん「僕の野球観を変えたのは谷繁さん。それまでは…」
吉見一起さんが明かしました。