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「いつかはドラゴンズを取材する側に回れたら」 元中日・松田亘哲さんがメディアの道に進んだ理由

松田亘哲

■2023.12.30 中日スポーツ


■2023.12.30 中日スポーツ

元中日育成の松田亘哲、名古屋の放送局で第2の人生「メディアの持つ力を生かして自分らしい仕事を」
「いつかはドラゴンズを取材する側に回れたら」 元中日・松田亘哲さんがメディアの道に進んだ理由

 中日入りしてからは苦難の連続だった。「入団してから2年間は練習についていくのがやっと」。1年目はけがにも苦しんで2軍戦の登板はなし。2年目から主に中継ぎで登板したが、4年目の今年はイップスに似た症状に苦しんだ。最大の武器だった直球でストライクが取れない。そのうちに左手からボールが離れなくなった。その後、辛うじて投げられたのがツーシームとスライダー。直球を封印して、変化球主体の投球に活路を見いだそうと最後までもがいた。

 試行錯誤は内面の変化も生んだ。もともとは人に興味がないタイプだったが、チームメートに質問を繰り返すうちに、現状の思考やフォームにたどり着く過程が知りたくなった。「人それぞれに歩んできた道がある。そこに面白さを感じられた」。10月に戦力外通告を告げられた直後、真っ先に選択肢に浮かんだ進路はメディアだった。

 育成選手だった自分にできることとは…。おぼろげにイメージできることはある。「注目されていなくてもすごい人はたくさんいる。そういう人たちに少しでも光を当てられたら」。無名も無名だったアマチュア時代、画面に映ると友人や知人から連絡が届いた。「こういう人がいるんだ、とかあの人は今ここで頑張っているんだ、と伝えられる。メディアの力って僕はすごいと思っているので」と話す。

 11月下旬から筆記試験や面接をへて届いた”サクラサク”の吉報。プロ4年間での成績は2軍54試合で0勝5敗、防御率6・30。「いつかはドラゴンズを取材する側に回れたら」と思い描きながら、新たな一歩を踏み出す。

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いずれドラゴンズの取材をするかもしれません。

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