■2023.12.09 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
お便り「Q.涌井投手、今シーズンは援護に恵まれないことが多かったと思いますが、その時の気持ち、モチベーションなどはどのように保っていたのでしょうか?」
若狭アナ:
これは涌井さんに限らず、色々なピッチャーが今年はそうだったんですけども、
涌井さん、なかなか打線の援護に恵まれない。
これは本当にシンプルな質問ですが、
先発ピッチャーとしてどうだったのですか?
涌井:
いや、正直、そんなに感じていなくて、別に援護が無いとか、
ただ、それは、もう言ってしまえば、
メディアとか、そういうファンの人達がというか、
もともと、たぶんドラゴンズって守備のチームだったはずなので、
別にピッチャーも援護がどうとか思っていないんですよ。
「自分の仕事がしっかりできて、なおかつ勝てればいい」としか思っていないと思うんですね。
そりゃ援護があればいいですよ。
でも援護ありきで、じゃあ打たれてもいいのかということになるじゃないですか。
そうじゃなくて、もう投げるピッチャーは常に0で抑えたいし、
0に抑えていれば、勝ちの確率が上がるしということなんですよ。
だから、援護が無いからどうとか、
それはもうやっている選手側から、それがたぶん出てとしたら、
まぁ本当にそう思っているんだろうなというのはあると思うんですけど、
実際、じゃあずっと143試合、0なわけじゃないじゃないですか。
だから援護が無いからとは思ったことは一切無いですね。
言われているから、そういう答えをしなきゃいけないだけであって、
だから自分から「援護が無いから苦しいですね」なんて全然思ったことないですよ(笑)
若狭アナ:
笑ってしまうくらい、
本当に本心、本音なんですね。
涌井:
そうです、そうです。
だから、それは過剰に言ってくるから、
「あっ、そうなんだ」と見ている人達がそう思うだけであって、
そういうことは逆にそれがなんと言うんですかね、
逆に影響しちゃって、
もしかしたらバッターも力が入っちゃっているかもしれない。
だから苦しめているのは、まぁそういうふうに出ちゃう、
そういう質問したくなっちゃうのは分かりますよ。
若狭アナ:
ハタと気づきました。
これ、百害あって一利なしで、
「打線の援護に恵まれませんけど、いかがですか?」というマスコミの質問って、
当の本人、ピッチャー陣は別にそんなことを対して思ってもいないんだけども、
一応そんな質問に対して答えないのも何だからちょっと答えます、
それを間接的に野手が知る。
余計に力が入る。
全然、Win-Winじゃないですね、これ。
ファンもそれをメディアで見るから、
「あ~、心配、心配、どうしよう、どうしよう。おい!打線、しっかりしろ!」なんて言うと余計に良くないですもんね?
涌井:
はい。
若狭アナ:
みなさん、援護なんてどうでもいいです!(笑)
涌井:
(笑)
そこはちょっと変えていきたいなというか、変えてほしい。
そこを「援護がない中で」とかそのスタートで入ってほしくはないです、聞く時に。
若狭アナ:
「10敗カルテット」なんて、とんでもないニックネームも誰かがつけちゃっているですけども、
こんなの良くないですね、涌井さん!?
涌井:
それは、はい(笑)
本当にそういうのはどうでもいいんですよ。
だから自分達が、
柳も契約の時に言っていたじゃないですか、
「チームに勝ちをつけれてなんぼ」って、
そういうふうにしか思っていないので、
そういうとかの質問って、ぜひしてほしくない(笑)
若狭アナ:
(笑)
気持ちいいなぁ!
そういうことですね?
涌井:
そうです。
だって、あれば嬉しいですよ。
だって「今日は援護があったから勝てました」とかじゃないじゃないですか。
若狭アナ:
そうですよね。
そういうことですよね。
涌井:
みんな頑張ったから、勝てたってことでしょ。
だから、それはちょっとね(笑)
若狭アナ:
凄くスッキリしました!
『若狭敬一のスポ音』
12時20分からは「スポ音」をお聞きください。ゲストは涌井秀章投手です。質問をお待ちしています。今日は涌井投手のサイン色紙を3名様にプレゼント。FAX、メール、Xで募集。このアカウントをフォローして #スポ音 を付けてください。「山田久志の栄光に近道なし」はオリックスの話題。お楽しみに! pic.twitter.com/6n8oRFDV9Q
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) December 9, 2023
「スポ音」をお聞き頂き、ありがとうございました。ゲストは涌井秀章投手でした。涌井ワールドに引き込まれ、あっという間でした。聞き逃した方はradikoのタイムフリーで!その後のトークライブも最高でした。来週のゲストは大島洋平選手。収録の関係で質問は明日中にお送りください。お楽しみに! pic.twitter.com/5xFacAJMvN
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) December 9, 2023
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お便り「Q.涌井投手、今シーズンは援護に恵まれないことが多かったと思いますが、その時の気持ち、モチベーションなどはどのように保っていたのでしょうか?」
若狭アナ:
これは涌井さんに限らず、色々なピッチャーが今年はそうだったんですけども、
涌井さん、なかなか打線の援護に恵まれない。
これは本当にシンプルな質問ですが、
先発ピッチャーとしてどうだったのですか?
涌井:
いや、正直、そんなに感じていなくて、別に援護が無いとか、
ただ、それは、もう言ってしまえば、
メディアとか、そういうファンの人達がというか、
もともと、たぶんドラゴンズって守備のチームだったはずなので、
別にピッチャーも援護がどうとか思っていないんですよ。
「自分の仕事がしっかりできて、なおかつ勝てればいい」としか思っていないと思うんですね。
そりゃ援護があればいいですよ。
でも援護ありきで、じゃあ打たれてもいいのかということになるじゃないですか。
そうじゃなくて、もう投げるピッチャーは常に0で抑えたいし、
0に抑えていれば、勝ちの確率が上がるしということなんですよ。
だから、援護が無いからどうとか、
それはもうやっている選手側から、それがたぶん出てとしたら、
まぁ本当にそう思っているんだろうなというのはあると思うんですけど、
実際、じゃあずっと143試合、0なわけじゃないじゃないですか。
だから援護が無いからとは思ったことは一切無いですね。
言われているから、そういう答えをしなきゃいけないだけであって、
だから自分から「援護が無いから苦しいですね」なんて全然思ったことないですよ(笑)
若狭アナ:
笑ってしまうくらい、
本当に本心、本音なんですね。
涌井:
そうです、そうです。
だから、それは過剰に言ってくるから、
「あっ、そうなんだ」と見ている人達がそう思うだけであって、
そういうことは逆にそれがなんと言うんですかね、
逆に影響しちゃって、
もしかしたらバッターも力が入っちゃっているかもしれない。
だから苦しめているのは、まぁそういうふうに出ちゃう、
そういう質問したくなっちゃうのは分かりますよ。
若狭アナ:
ハタと気づきました。
これ、百害あって一利なしで、
「打線の援護に恵まれませんけど、いかがですか?」というマスコミの質問って、
当の本人、ピッチャー陣は別にそんなことを対して思ってもいないんだけども、
一応そんな質問に対して答えないのも何だからちょっと答えます、
それを間接的に野手が知る。
余計に力が入る。
全然、Win-Winじゃないですね、これ。
ファンもそれをメディアで見るから、
「あ~、心配、心配、どうしよう、どうしよう。おい!打線、しっかりしろ!」なんて言うと余計に良くないですもんね?
涌井:
はい。
若狭アナ:
みなさん、援護なんてどうでもいいです!(笑)
涌井:
(笑)
そこはちょっと変えていきたいなというか、変えてほしい。
そこを「援護がない中で」とかそのスタートで入ってほしくはないです、聞く時に。
若狭アナ:
「10敗カルテット」なんて、とんでもないニックネームも誰かがつけちゃっているですけども、
こんなの良くないですね、涌井さん!?
涌井:
それは、はい(笑)
本当にそういうのはどうでもいいんですよ。
だから自分達が、
柳も契約の時に言っていたじゃないですか、
「チームに勝ちをつけれてなんぼ」って、
そういうふうにしか思っていないので、
そういうとかの質問って、ぜひしてほしくない(笑)
若狭アナ:
(笑)
気持ちいいなぁ!
そういうことですね?
涌井:
そうです。
だって、あれば嬉しいですよ。
だって「今日は援護があったから勝てました」とかじゃないじゃないですか。
若狭アナ:
そうですよね。
そういうことですよね。
涌井:
みんな頑張ったから、勝てたってことでしょ。
だから、それはちょっとね(笑)
若狭アナ:
凄くスッキリしました!
中日・涌井秀章投手「(スタイルを)変えたくはなかったけど、あの投球内容だったので」 シーズン中、千葉県内のデータ分析会社に初めて足を運んだ日が…
中日・涌井秀章投手、あの選手の大食いぶりに衝撃を受ける「本当に過去最高ぐらい。今まで出会ったことない。野球選手で歴代。衝撃ですよね」
涌井投手が本音トークです。