■2023.11.04 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
若狭アナ:
現在の支配下登録選手の人数を見てからお伝えします。
バンテリンドーム ナゴヤにいる皆さんは、おそらく目の前に野手が沢山いると思うんですよね。
ナゴヤ球場に投手が沢山いますから、
背番号2ケタの野手の皆さんは数えるほどしかいませんので。
今日現在、中日はピッチャーは29人、
キャッチャーは6人。
内野は10人しかしません。
外野は10人しかいません。
このところ溝脇選手の戦力外通告もありましたし、
支配下選手の育成再契約もあって、結構、枠が空いているんです。
ただ、ご安心ください、ドラフトがありました。
支配下6人指名、ピッチャー4人の内野手2人です。
この入団が成立すると、どうなるかと言うとピッチャーが33人です。
キャッチャーは6人です。
今日はキャッチャーの話はあまりしません。
内野12人、外野10人のまま。
合計、ドラフト選手がすんなり入団すると、61人になります。
枠は最大で70、あと9人補強できます。
ただ、ただ、9人は絶対に補強はしません。
開幕時はだいたいどの球団も65人。
5枠くらい空けてスタートをするので、2024の開幕時点は65人であることが考えられます。
今年も65人でした。
今日の話のポイントはここからです。
今年の開幕のピッチャーは31人でした。
先ほど、私はドラフト指名選手がすんなり入るとピッチャーは何人になるかというと33人と言いました。
ピッチャーはもう多いんです。
もっと言います。
トレードに出される、あるいは現役ドラフトで他球団に移籍するのは私はほぼほぼピッチャーだと思っています。
だって、多いですもん、去年に比べて、この時点で。
キャッチャーは開幕7人でした。
入団成立後は6人です、マイナス1であまりここは関係ありません。
内野は今年の開幕で15人いました。
入団成立後、このオフ、12人になりますが、内野は3人まだ足りません。
外野、このままいっても10人のままで、今年の開幕は12人でした。
つまり2人足りません、今年の開幕時に比べると。
したがって、もう1回大事なところだけおさらいします。
ピッチャーも2人も多いんです。
内野と外野は合わせて5人も足りないんです。
だから、このオフ中日がやるべきことというのは野手を獲りまくることなんですよ。
もうピッチャーは要らないです。
まぁ、ひょっとしたらピッチャー同士のトレード、
あるいは野手同士のトレードそれはあるかもしれません。
あるかもしれませんが、この数字を見て客観的に自分が編成担当だったら、
「もうピッチャーは要らないですよ」「野手が足りないですよ」と。
だって野手はこのまま全く補強しないんだったら、22人でしょ。
だいたい野手というのは内野と外野を合わせてです。
1軍登録枠は、ひょっとしたら来年は枠の問題が変わるかもしれませんが、
だいたいキャッチャーは3人で、
他は内野と外野で12人くらいなんですよ、あるいは13人かな。
そうすると13人を引いたら、9人支配下の選手は2軍なんですよ。
2軍って皆さんがご承知の通り、DH制ですから、
スタメンで毎回、野手は9人出るんですよ。
ベンチ誰もいなくなるんですよ!(笑)
はい、もちろんそうです、育成の野手はいます。
育成の野手はいますが、それでも育成の野手って少ないですから、
だから、これ野手を獲らないと中日ドラゴンズさんは来年は回りません。
ケガを3,4人しようものなら、もうパンクしますという状況なので、
絶対に野手を獲らないといけません。
…
若狭アナ:
ここにちょっと触れておきたいのは現役ドラフトです。
なぜかというと、今年は本当に細川選手が大当たりですよ!
12球団で一番現役ドラフトの恩恵があったんじゃないですか。
阪神の大竹投手も素晴らしかったですけども、
「いや、細川選手がいなかったら、どうするの?」というくらい、
中日にとってはありがたい制度でした。
で、ここはちょっと羅列するので、お聞き苦しいかもしれませんが、
去年のルールを踏襲すると、
現役ドラフトで出ていかない選手、現役ドラフトの対象ではない選手というのが8項目もあるんです。
外国人、
複数年契約を結んでいる人、
年俸5000万円以上の人、
ただ、ちょっとまだ細かいルールがありますので、詳細は省きます。
過去にFA権を取得した人、
この度、FA権を取得した人、
育成選手、
前年、2022年日本シリーズ終了後に移籍した選手。
だから涌井投手ですとか、砂田投手や齋藤投手というのは、これは出ていきません。
そして2023年シーズン終了後に支配下登録された選手、
これは今のところ中日にはおりませんので、
そうするとですね、まぁまぁ限られるんですよ。
先ほど、私は冒頭で言いましたが、もうピッチャーは多いんです。
【2023年 開幕時点】
投手 31人(育成*9人)=40人 ※亡命選手含む
捕手 *7人(育成*0人)=*7人
内野手15人(育成*2人)=17人
外野手12人(育成*1人)=13人
【11月4日 現在】
投手 33人(育成11人)=44人
捕手 *6人(育成*1人)=*7人
内野手12人(育成*3人)=15人
外野手10人(育成*4人)=14人 ※濱将乃介は外野手として計算
【若狭敬一のスポ音コラム#22】日本シリーズが終わると今年もドラゴンズは動く!かも
『若狭敬一のスポ音』
12時20分からは「スポ音」をお聞きください。15時までの生放送です。「大谷ノブ彦のキスころ濃縮版」は中田宗男著者「星野と落合のドラフト戦略」について。「スポイチ」はウルフドッグス名古屋の勝岡将斗選手のインタビュー。ドラフト1位指名の亜細亜大学草加勝投手の声も。お楽しみに! #スポ音 pic.twitter.com/nmYOTtd79p
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) November 4, 2023
…
若狭アナ:
現在の支配下登録選手の人数を見てからお伝えします。
バンテリンドーム ナゴヤにいる皆さんは、おそらく目の前に野手が沢山いると思うんですよね。
ナゴヤ球場に投手が沢山いますから、
背番号2ケタの野手の皆さんは数えるほどしかいませんので。
今日現在、中日はピッチャーは29人、
キャッチャーは6人。
内野は10人しかしません。
外野は10人しかいません。
このところ溝脇選手の戦力外通告もありましたし、
支配下選手の育成再契約もあって、結構、枠が空いているんです。
ただ、ご安心ください、ドラフトがありました。
支配下6人指名、ピッチャー4人の内野手2人です。
この入団が成立すると、どうなるかと言うとピッチャーが33人です。
キャッチャーは6人です。
今日はキャッチャーの話はあまりしません。
内野12人、外野10人のまま。
合計、ドラフト選手がすんなり入団すると、61人になります。
枠は最大で70、あと9人補強できます。
ただ、ただ、9人は絶対に補強はしません。
開幕時はだいたいどの球団も65人。
5枠くらい空けてスタートをするので、2024の開幕時点は65人であることが考えられます。
今年も65人でした。
今日の話のポイントはここからです。
今年の開幕のピッチャーは31人でした。
先ほど、私はドラフト指名選手がすんなり入るとピッチャーは何人になるかというと33人と言いました。
ピッチャーはもう多いんです。
もっと言います。
トレードに出される、あるいは現役ドラフトで他球団に移籍するのは私はほぼほぼピッチャーだと思っています。
だって、多いですもん、去年に比べて、この時点で。
キャッチャーは開幕7人でした。
入団成立後は6人です、マイナス1であまりここは関係ありません。
内野は今年の開幕で15人いました。
入団成立後、このオフ、12人になりますが、内野は3人まだ足りません。
外野、このままいっても10人のままで、今年の開幕は12人でした。
つまり2人足りません、今年の開幕時に比べると。
したがって、もう1回大事なところだけおさらいします。
ピッチャーも2人も多いんです。
内野と外野は合わせて5人も足りないんです。
だから、このオフ中日がやるべきことというのは野手を獲りまくることなんですよ。
もうピッチャーは要らないです。
まぁ、ひょっとしたらピッチャー同士のトレード、
あるいは野手同士のトレードそれはあるかもしれません。
あるかもしれませんが、この数字を見て客観的に自分が編成担当だったら、
「もうピッチャーは要らないですよ」「野手が足りないですよ」と。
だって野手はこのまま全く補強しないんだったら、22人でしょ。
だいたい野手というのは内野と外野を合わせてです。
1軍登録枠は、ひょっとしたら来年は枠の問題が変わるかもしれませんが、
だいたいキャッチャーは3人で、
他は内野と外野で12人くらいなんですよ、あるいは13人かな。
そうすると13人を引いたら、9人支配下の選手は2軍なんですよ。
2軍って皆さんがご承知の通り、DH制ですから、
スタメンで毎回、野手は9人出るんですよ。
ベンチ誰もいなくなるんですよ!(笑)
はい、もちろんそうです、育成の野手はいます。
育成の野手はいますが、それでも育成の野手って少ないですから、
だから、これ野手を獲らないと中日ドラゴンズさんは来年は回りません。
ケガを3,4人しようものなら、もうパンクしますという状況なので、
絶対に野手を獲らないといけません。
…
若狭アナ:
ここにちょっと触れておきたいのは現役ドラフトです。
なぜかというと、今年は本当に細川選手が大当たりですよ!
12球団で一番現役ドラフトの恩恵があったんじゃないですか。
阪神の大竹投手も素晴らしかったですけども、
「いや、細川選手がいなかったら、どうするの?」というくらい、
中日にとってはありがたい制度でした。
で、ここはちょっと羅列するので、お聞き苦しいかもしれませんが、
去年のルールを踏襲すると、
現役ドラフトで出ていかない選手、現役ドラフトの対象ではない選手というのが8項目もあるんです。
外国人、
複数年契約を結んでいる人、
年俸5000万円以上の人、
ただ、ちょっとまだ細かいルールがありますので、詳細は省きます。
過去にFA権を取得した人、
この度、FA権を取得した人、
育成選手、
前年、2022年日本シリーズ終了後に移籍した選手。
だから涌井投手ですとか、砂田投手や齋藤投手というのは、これは出ていきません。
そして2023年シーズン終了後に支配下登録された選手、
これは今のところ中日にはおりませんので、
そうするとですね、まぁまぁ限られるんですよ。
先ほど、私は冒頭で言いましたが、もうピッチャーは多いんです。
【2023年 開幕時点】
投手 31人(育成*9人)=40人 ※亡命選手含む
捕手 *7人(育成*0人)=*7人
内野手15人(育成*2人)=17人
外野手12人(育成*1人)=13人
【11月4日 現在】
投手 33人(育成11人)=44人
捕手 *6人(育成*1人)=*7人
内野手12人(育成*3人)=15人
外野手10人(育成*4人)=14人 ※濱将乃介は外野手として計算
【若狭敬一のスポ音コラム#22】日本シリーズが終わると今年もドラゴンズは動く!かも
中日ドラゴンズ、支配下選手枠が空きまくる
中日ドラゴンズ、今季開幕時点と現在の選手枠状況比較
現在の支配下人数をもとに言及です。