元中日・佐藤優さんが「自分の人生にとってはプラスになった」と語ること

■2023.09.30 読売新聞

元侍ジャパン佐藤投手、母校・古川学園高コーチに就任…代表入り翌年「右肘にメス」


　印象深い思い出がある。2016年5月10日、敵地・横浜スタジアムで行われた対DeNA戦。プロ初登板で先発し、5回1失点で初勝利を挙げた。上々のデビューを飾ったが、筒香嘉智選手に甘く入った球をライナーで右翼席に軽々と運ばれるなどし、「このままではダメ。上のレベルの選手には通用しない」と痛感したという。

　3年目の18年には、1勝2敗5セーブ10ホールド、防御率2・08と好成績を残し、日米野球で初の代表入り。だが、翌年に右肘にメスを入れることになり、リハビリに励むも調子はなかなか上向かなかった。

　22年10月に戦力外通告を受けると、翌月に12球団合同トライアウト（入団テスト）に参加したものの、声はかからず、区切りをつけた。「結果は出なかったが、日々大きなプレッシャーと闘う中、いろいろと挑戦したことは、自分の人生にとってはプラスになった」

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元中日・佐藤優、中日退団後の“進路”が判明する

元中日・佐藤優さんが現役引退　普段は別の仕事をしながら、母校に外部コーチとして携わる　選手たちに伝えていることは…

佐藤優さんが語ります。

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