井端弘和さんが“準備不足”と語った場面

■2023.08.30 中日スポーツ

中日ピンチ招いた「ショートの準備不足」【井端弘和　評論】「打ち方だけでも対応が変わる」


　中日が8月2度目の3連勝。テレビの解説者として放送室から見守った本紙評論家の井端弘和さん（48）は4回2死一、二塁で遊撃内野安打となったサンタナの打球について、中日の遊撃手・カリステの準備不足を指摘した。

　「サンタナは泳ぎ気味に打ったじゃないですか。打球は緩くなるし、打者も打ちながら走り出せるので一塁への到達は早くなる。事前に察して2、3歩前で捕っていれば余裕を持ってアウトにできるが、待ったため焦って握り直して送球もワンバウンドに」

　微妙なセーフの判定に立浪監督のリクエストでリプレー検証となったが覆らず、2死満塁のピンチに。ここは小笠原が踏ん張り、浜田を三振に仕留めたものの、勝敗を左右しかねないプレーだった。

　1点差の8回2死一塁では、浜田の三遊間への深いゴロを途中から遊撃に入った龍空が間一髪で一塁アウトに。「あれはカリステとは逆のケースで、（打球が）詰まって内野安打になるかと見えたけど、浜田もフルスイングしているのでスタートが遅れた。もちろん龍空も完璧なプレーだったが、打者の打ち方だけでも対応が変わる」

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中日・土田龍空、守備からの途中出場して見せたプレーが…

Q.中日ファン的には福永裕基選手みたいにドラフト下位で獲れる強打者がいると嬉しいですよね。社会人に誰かいないですか？ → 井端弘和さん「僕のオススメは…」

井端弘和さんが語ります。

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