■2023.07.20 中日新聞運動部ドラゴンズ担当(@chu_doraban)さん / Twitter
地元出身の選手たちを取り上げるインタビュー企画「逞しく 昇竜の志」。今回は岐阜県飛騨市出身の #根尾昂 選手です。キャンプから前半戦までの試行錯誤や手応え、壁を乗り越えるためにどう過ごしてきたかなどを語ってくれました。#中日ドラゴンズhttps://t.co/UCcFZYOcyM
— 中日新聞運動部ドラゴンズ担当 (@chu_doraban) July 20, 2023
■2023.07.20 中日新聞
⑦根尾昂投手(岐阜県飛騨市出身) 新フォーム磨き「完投、完封で勝てる投手」目指す <逞しく 昇竜の志>
―投手として初めてフルシーズンを過ごす。前半戦を終えて、どう振り返るか
自分の求めている姿と違うな、できてないことが多いなと思いながらも、求める自分になれるように今もたくさん試行錯誤している。必要なことはこれかな、とやってきたのがひとつずつ自分の引き出しになっている。うまくいかないことが9割以上だけど、少しは良くなってきている。
―昨秋のキャンプで直球の制球に悩んだ
カーブなど新球種を増やそうとしたところから投げ方、フォームのバランスやリズム感が崩れた。冬の期間は落ち着いて、春のキャンプでまた暴れて。ちょっと改善したかなってところで4月にもう一度ばらけて。冬場にましになった時も、正直「長続きしないな」って感覚があった。「こうすれば大丈夫」という確信がなくて、ぼやーっとした感じで。今でも「打たれたら」「狙ったところに行かなかったら」と思うことはあるけど、その不安を消すために練習している。練習するしかないと思っていたやっていたし、今もそれはずっと変わらない。
―学生時代も投手をしていた。同じような経験は
なかった。投手を本格的にやらないと、こういう悩みって出ないんだろうなって。学生時代はしっかり休んで、マウンドでしっかり投げて、また休んで、打者で試合に出て、みたいな感じだったので。今はより投球を突き詰めているし、突き詰めないといけないなと思っている。
―ネットスローや近距離での投げ込みなど地道な練習を繰り返していた
良かった時の練習を思い出してやったとしても体も違うし、感覚も違う。変な偏見をなくし、今の自分に合った、よりよい感覚が出る練習をコーチや先輩選手にも聞きながらやってきた。
―壁を乗り越えるために大事にしていたこと
意識的にこうしよう、というのはなくて、躊躇(ちゅうちょ)せずなんでもやっていた。いいなと思ったことには飛びつくし、コーチや先輩にもどんどん話を聞いた。逆に、ここをしっかりできるようになったら本当に強いなと思って。ずっとこのままだとは思ってなかった。「前は投げられていたんだから、投げられるでしょ」と思いながら。詰めすぎも抜きすぎも、どっちかだけじゃ絶対にだめなので、そこは加減しながら。あとは一番だめなのはけが。そこのリスク管理だけは一番にして、あとは何してもいい、と考えた。
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中日・片岡篤史2軍監督、根尾昂投手の1軍昇格の“ライバル”として2人の名前を挙げる
中日・根尾昂投手、現在のファーム成績
根尾投手が前半戦を振り返りました。