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元中日スカウト・中田宗男さん「実際に指名する選手は原則、複数回視察します。選手にとっては一生を左右することですし、球団にとっても契約金を用意するのですから当然ですね。ところが、一度きりの視察で指名した例外がいます。それが…」

■2023.07.15 中日スポーツ



■2023.07.15 中日スポーツ

167cmでプロは厳しい…先入観は一度きりの視察で吹き飛び指名決定 山本拓実の角度が生む“人とは違う球”【中田宗男のスカウト虚々実々】
元中日スカウト・中田宗男さん「実際に指名する選手は原則、複数回視察します。選手にとっては一生を左右することですし、球団にとっても契約金を用意するのですから当然ですね。ところが、一度きりの視察で指名した例外がいます。それが…」

 実際に指名する選手は、原則、複数回視察します。選手にとっては一生を左右することですし、球団にとっても契約金を用意するのですから当然ですね。ところが、一度きりの視察で指名した例外がいます。それが市西宮高の山本でした。担当スカウトからは何度も「いい投手なんでぜひ」と言われていましたが、私の先入観のせいで後回しにしました。それは公称167センチという身長。プロでは厳しいと決め付けていたのです。

 2017年7月25日。兵庫大会準々決勝で、私はようやく山本の試合を視察しました。対戦相手は強豪の報徳学園。つまり(1)、(2)の条件を満たしていたのです。そして1イニング見ただけで私の先入観は吹き飛びました。延長戦でサヨナラ負けはしましたが、強力打線を力でねじ伏せる投球に魅了されたのです。短所だと思っていた身長の低さが、逆に長所だと気付きました。投手にとって大切な「角度」は、上からとは限りません。ボールが低いところから浮き上がって見えるのが、山本の「角度」でした。「人とは違う球」を、打者は打てないのです。

 山本の投球を見たのは、あの試合が最初で最後。もし市西宮が早々に負けていれば視察できなかったわけで、そうなれば指名できたかどうか…。中日では球速にこだわっていたようにも見えました。私に言わせれば、山本は球速で勝負する投手ではありません。あの「角度」を武器に、パ・リーグで活躍することを期待しています。(中日ドラゴンズ・元スカウト)


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Q.最下位からオリックスとヤクルトが連覇をしているんですが、この両球団のスカウティングはどう評価しています? 元中日スカウト・中田宗男さん「もう本音で言うと…」


元中日スカウト・中田宗男さんが語った、ドラフト1位選手が大成するための「一番の条件」


まさに一目惚れだったようです。

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