中日・宇佐見真吾「（日本ハムを含め）全体を通して今シーズン初勝利なので、ホッとしています。捕手として評価されるには…」

■2023.07.08 中日スポーツ

宇佐見、移籍3戦目スタメンマスクで初白星、打っては移籍後打率5割2分9厘、得点圏8打数5安打と驚異的【中日】


　「（日本ハムを含め）全体を通して今シーズン初勝利なので、ホッとしています。捕手として評価されるには勝つことが一番なので、勝てて良かったです」。日本ハムで開幕スタメンマスクを被ってから、今季8度目の先発出場での初白星に安堵（あんど）の表情を浮かべた。

　初コンビとなった小笠原と、息を合わせ軽快にアウトを積み重ねた。序盤は直球主体で、中盤以降は変化球も織り交ぜカープ打線を抑え込んだ。「（初コンビで）とにかくピッチャー主体で考えないと息も合ってこないと思っていたので、そこは意識していました。イニングごとに話しながらやっていたので、それが良かったと思います」と振り返った。

　バットでも存在感を放った。初回2死一、二塁では四球を選び、先制につなげた。続く4回は先頭で右前打を放つと、5回2死二塁では初球を振り抜き、右翼線を破る適時二塁打。「初球から積極的にいこうというのは心掛けています」。これで移籍後は17打数9安打、打率5割2分9厘。得点圏では8打数5安打と驚異的な数字となっている。

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キャッチャーとしての今季初勝利にホッとする宇佐見捕手でした。

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