■2023.06.22 【東海テレビ公式】ドラHOTpress – YouTube
令和に復活!権藤が斬る! テーマ「中日ここまでの戦い」
1995年に
ドラゴンズHOTスタジオで放送されていた人気コーナーが令和に復活!
プロ野球解説者・権藤博氏が時には厳しく、時には優しく野球界を熱く語るその名も「権藤が斬る!」
およそ四半世紀の時を経て帰って来た“権藤節”
孫ほど年齢の離れた東海テレビ・伊藤大悟アナウンサーを相手にどんな発言が飛び出すのか!?
今回のテーマは「中日ここまでの戦い」(6/20収録)です
…
(※0:38~)
伊藤アナ:
ここまでのドラゴンズということで、
お話いただきたいと思うんですが。
権藤:
なっとらんねぇ。
やっぱりね、どこも、阪神が一時はポンと走ったけど、
やっぱりそんなに強くはないから、ちょっと落ちてきて、
ベイスターズがちょこちょこ出てきて、
で、ジャイアンツもちょっと盛り返してきた。
どこも盛り返すチャンスがあるのに、
中日だけずっと下のほうにいるっているというのはね、
まぁヤクルトは、まさかあんなになるとは思わなかったですけど、
2年間優勝をするということはね、凄いエネルギーを使うんですよ。
だから酷使されたりしたわけじゃないけど、
2年間優勝争いをしているというっていうのが、
その疲れが出てきて「こんなはずじゃない」と思っている間にバタバタと落ちてしまった。
これは分からんでもないけど、
やっぱり中日はね、まぁそんなに戦力がね、落ちるわけでもないのに、
そりゃあ勝たなきゃ戦力が無いみたいに言っているけど、
ずっとピッチャーは揃っている。
中継ぎのピッチャーがいなくなったってね、代わりはいるわけですよ。
抑えのピッチャーがいないとね、これは何ともならんけど、
先発がいて、抑えが良いということはね、こんなに負けるはずがない!
伊藤アナ:
となりますと、
ここまで苦しんでいる、借金も2ケタありますし、
交流戦も負け越しでしたけども、
その中で一番の要因というのは権藤さん、どこにありますか?
権藤:
やっぱり暗い!
伊藤アナ:
暗い!?
権藤:
うん。
やっぱり新庄と戦った日ハムなんかは、
新庄も打線をポンポンポンポンと打順を入れ替えたりなんかしている。
中日も入れ替えたりしているけど、
中日はなんかお仕置きで入れ替えられたみたいでね、
「打てないと外される」とか「後ろに下げられるとか」
新庄のところは、なんか根拠も何にもないんですけど明るいんですよ。
だから清宮でもサードやったり、ファーストやったり、サードやったりしているけど、
1番打ったり5番を打ったりしているけどハツラツとプレーしている。
その辺がね、やっぱり3連敗したチームと3連勝したチームのやっぱり見ていてね、
明るさっていうか、
まぁ、簡単に言えば向こうはノビノビ元気よく戦っているね。
元気よく戦ったからといって勝てるとは限らない。
勝負事は勝つか負けるか2つに1つ、
だけど、なんか中日を見ているとやられるべくしてやられてる。
「何とかしてみ、お前達、悔しくはないのか!」というのは見ていて感じる。
伊藤アナ:
私は浅はかですので、
「打てない」というかと思ったんですけど違うんですね?
権藤:
打てないのは、そんなに急に打てるわけじゃないしね、
3割打ったって7割は凡打しているじゃん。
だから、ここというところで勝負所で良いスイングができるかどうか、
それが勝つか負けるかの大きな差ですよ。
まぁ色々といえば、長打力の無い選手が揃っている。
だったら、それなりになんとか食らいつく、そういうのがあるけど、
なんかチャンス来るまでは良いスイングして、ランナー1,2塁までいくと、
「さぁ、ここからだ!」という時に大人しくなってしまって、
じっとボールを見て、追い込まれて、見送って、
なんかチャンスで1球も振らなくて三振をするなんてね、これが一番面白くない。
やっぱりバットを振らなきゃ当たらない。
ピッチャーがストライクを投げなきゃ勝てないのと一緒で、まぁそこが一番。
「バット振れ、きつく振れ」。
ピッチャーは「ストライクを投げることを恐れるな」、外国人の選手が来た時によく言われました。
「ゴンドウ、ストライクを投げることを恐れるな」ってね。
これはコーチになって何回も使いましたけどね。
令和に復活!権藤が斬る! テーマ「中日ここまでの戦い」
1995年に
ドラゴンズHOTスタジオで放送されていた人気コーナーが令和に復活!
プロ野球解説者・権藤博氏が時には厳しく、時には優しく野球界を熱く語るその名も「権藤が斬る!」
およそ四半世紀の時を経て帰って来た“権藤節”
孫ほど年齢の離れた東海テレビ・伊藤大悟アナウンサーを相手にどんな発言が飛び出すのか!?
今回のテーマは「中日ここまでの戦い」(6/20収録)です
…
(※0:38~)
伊藤アナ:
ここまでのドラゴンズということで、
お話いただきたいと思うんですが。
権藤:
なっとらんねぇ。
やっぱりね、どこも、阪神が一時はポンと走ったけど、
やっぱりそんなに強くはないから、ちょっと落ちてきて、
ベイスターズがちょこちょこ出てきて、
で、ジャイアンツもちょっと盛り返してきた。
どこも盛り返すチャンスがあるのに、
中日だけずっと下のほうにいるっているというのはね、
まぁヤクルトは、まさかあんなになるとは思わなかったですけど、
2年間優勝をするということはね、凄いエネルギーを使うんですよ。
だから酷使されたりしたわけじゃないけど、
2年間優勝争いをしているというっていうのが、
その疲れが出てきて「こんなはずじゃない」と思っている間にバタバタと落ちてしまった。
これは分からんでもないけど、
やっぱり中日はね、まぁそんなに戦力がね、落ちるわけでもないのに、
そりゃあ勝たなきゃ戦力が無いみたいに言っているけど、
ずっとピッチャーは揃っている。
中継ぎのピッチャーがいなくなったってね、代わりはいるわけですよ。
抑えのピッチャーがいないとね、これは何ともならんけど、
先発がいて、抑えが良いということはね、こんなに負けるはずがない!
伊藤アナ:
となりますと、
ここまで苦しんでいる、借金も2ケタありますし、
交流戦も負け越しでしたけども、
その中で一番の要因というのは権藤さん、どこにありますか?
権藤:
やっぱり暗い!
伊藤アナ:
暗い!?
権藤:
うん。
やっぱり新庄と戦った日ハムなんかは、
新庄も打線をポンポンポンポンと打順を入れ替えたりなんかしている。
中日も入れ替えたりしているけど、
中日はなんかお仕置きで入れ替えられたみたいでね、
「打てないと外される」とか「後ろに下げられるとか」
新庄のところは、なんか根拠も何にもないんですけど明るいんですよ。
だから清宮でもサードやったり、ファーストやったり、サードやったりしているけど、
1番打ったり5番を打ったりしているけどハツラツとプレーしている。
その辺がね、やっぱり3連敗したチームと3連勝したチームのやっぱり見ていてね、
明るさっていうか、
まぁ、簡単に言えば向こうはノビノビ元気よく戦っているね。
元気よく戦ったからといって勝てるとは限らない。
勝負事は勝つか負けるか2つに1つ、
だけど、なんか中日を見ているとやられるべくしてやられてる。
「何とかしてみ、お前達、悔しくはないのか!」というのは見ていて感じる。
伊藤アナ:
私は浅はかですので、
「打てない」というかと思ったんですけど違うんですね?
権藤:
打てないのは、そんなに急に打てるわけじゃないしね、
3割打ったって7割は凡打しているじゃん。
だから、ここというところで勝負所で良いスイングができるかどうか、
それが勝つか負けるかの大きな差ですよ。
まぁ色々といえば、長打力の無い選手が揃っている。
だったら、それなりになんとか食らいつく、そういうのがあるけど、
なんかチャンス来るまでは良いスイングして、ランナー1,2塁までいくと、
「さぁ、ここからだ!」という時に大人しくなってしまって、
じっとボールを見て、追い込まれて、見送って、
なんかチャンスで1球も振らなくて三振をするなんてね、これが一番面白くない。
やっぱりバットを振らなきゃ当たらない。
ピッチャーがストライクを投げなきゃ勝てないのと一緒で、まぁそこが一番。
「バット振れ、きつく振れ」。
ピッチャーは「ストライクを投げることを恐れるな」、外国人の選手が来た時によく言われました。
「ゴンドウ、ストライクを投げることを恐れるな」ってね。
これはコーチになって何回も使いましたけどね。
2017年WBCで渡米した権藤博さんへ、ドン・ニューカム「権藤、いくつになった?」 権藤博さん「78」 ドン・ニューカム「若い!」
権藤博さん「小笠原、柳、涌井、高橋宏斗と先発でイニングを計算できる投手が4人いて、抑えに防御率0.00のライデル・マルティネスがいるのです。まずは…」
「悔しくはないのか!」と見ているようです。