■2022.12.30 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音 年末スペシャル』
…
若狭アナ:
まずは今年2年目でした土田龍空選手が、
62試合、打率.248、12打点、3盗塁、得点圏打率も3割を超えるという非常に勝負強さも見せました。
8月中旬からショートを奪う形で、
8月19日の立浪監督の誕生日の試合ではプロ初のサヨナラヒットも放ちました。
川上さんの目には、どういうふうに映りましたか?
川上:
京田選手がこういう状況になったり、
ショートというポジションが空っぽ状態になった瞬間にファームからいきなり2年目で出てきて、
去年も見たんですけど、終盤にね、良いなと思いましたけど、
でも本当に結果を見ると凄い頑張ったなと。
凄いこのオフに期待ができるなというモノはありますよね。
ただ、どう言うんですかね?
まぁ打ち方なんかを見ていても、
なんか上手く打ちたいのか分からないけど、
上手く打ってしまっちゃっているのか分からないですけど、
手が伸びたところで打っていないと言うんですかね、
なんか肘から先でこねて、トンと落としてという、
器用なんでしょうけど、もう少し大胆なバッティングというのかな、
なんかそういったところを見てしまうと、
ピッチャーが本格的になってくると、そろそろ、それというのは怖くないと言うかね、
かと言ってしぶとく逆方向に打っていくという感じではないと思うので、
だからインローとかの難しい球をポンと落としたり、打つというのは得意かもしれないけど、
意外と真ん中周辺にトンと入れられたら、それはできないと言うか、
ヘッドを落とすという動きがね、
そういうバッターも僕も色々と対決してきて、いることにはいましたから。
若狭アナ:
はぁ~!
良く言えば器用だし、
難しいボールを曲芸のように打つ選手なんだけれども、
実はきっちり腰を据えて手がバチンと伸びたところで、
真芯でボールを捉えるみたいな恐怖感があまりない?
川上:
そうなんですよね。
左だからそういうちょっと泳ぎながらカットしていくというようなのがハマっているけど、
でも僕はやっぱり阪神の近本くんみたいな感じで、
やっぱり軸足に1回乗せてピッチャーの球をしっかり待つと。
で、腰を据えてクルッっていうのをまずやっていって、
追い込まれたりした時に片手でコンというのはあるかもしれないですけど、
基本は振り切っていくという。
若狭アナ:
はぁ~!
非常にまた分かりやすい選手が出ました。
確かにタイガース・近本選手は小柄でわりとスマートなんですが、
スイングの振る舞いを見ていると、
本当に長打力のあるような、結構、軸足にぐっと溜めてフルスイングをしていく。
川上:
だからそれに近いのが岡林くんとかですよね。
若狭アナ:
あぁ~!
川上:
徐々にシーズ途中からそういう感じというんですか、
ピッチャーが足を上げてモーションの時に自分も左だったら右足を上げて待って溜めるという。
そうすると何が起きてくるかというと、
高めの甘い球を被せるというんですかね、
ファウルにならないんですよ。
力負けせずにピッチャーの失投を捉える。
土田くんの場合は、ピッチャーのまぁまぁハマったところのゾーンを捉える。
話を聞いていたら「何言っとんのや、川上、そっちのほうがええやんか」と。
だけどそうじゃないですよね、実際はプロ野球というのはね。
やっぱり甘い球を捉えていくことをしていかないと、
甘い球をファウルファウルでとなってくると、
常に追い込まれた状況になってくるんで、バッターからすると。
もっと言えば、追い込まれてもないのに、
初球から追い込まれたようなバッティングをするということですよ。
当てにいって、あたかも。
だから勿体ないんですよ、良いものがあるので。
若狭アナ:
そういうことですね。
川上:
このオフ、やっぱり腰を据えた下半身でどっしり打っていく練習をいくと、
あの器用さも利用したら良いんじゃないかなと思いますね。
若狭アナ:
そういうことですね。
『若狭敬一のスポ音 年末スペシャル』
川上憲伸さんには私が独断で選んだ2022中日ドラゴンズ10大ニュースを振り返ってもらいます。ジミー大西さんには野球少年からお笑い芸人、画家へと歩んだ人生を語って頂きます。明石家さんまさんのエピソードも! #スポ音 pic.twitter.com/1hWt8j7c5Z
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) December 30, 2022
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若狭アナ:
まずは今年2年目でした土田龍空選手が、
62試合、打率.248、12打点、3盗塁、得点圏打率も3割を超えるという非常に勝負強さも見せました。
8月中旬からショートを奪う形で、
8月19日の立浪監督の誕生日の試合ではプロ初のサヨナラヒットも放ちました。
川上さんの目には、どういうふうに映りましたか?
川上:
京田選手がこういう状況になったり、
ショートというポジションが空っぽ状態になった瞬間にファームからいきなり2年目で出てきて、
去年も見たんですけど、終盤にね、良いなと思いましたけど、
でも本当に結果を見ると凄い頑張ったなと。
凄いこのオフに期待ができるなというモノはありますよね。
ただ、どう言うんですかね?
まぁ打ち方なんかを見ていても、
なんか上手く打ちたいのか分からないけど、
上手く打ってしまっちゃっているのか分からないですけど、
手が伸びたところで打っていないと言うんですかね、
なんか肘から先でこねて、トンと落としてという、
器用なんでしょうけど、もう少し大胆なバッティングというのかな、
なんかそういったところを見てしまうと、
ピッチャーが本格的になってくると、そろそろ、それというのは怖くないと言うかね、
かと言ってしぶとく逆方向に打っていくという感じではないと思うので、
だからインローとかの難しい球をポンと落としたり、打つというのは得意かもしれないけど、
意外と真ん中周辺にトンと入れられたら、それはできないと言うか、
ヘッドを落とすという動きがね、
そういうバッターも僕も色々と対決してきて、いることにはいましたから。
若狭アナ:
はぁ~!
良く言えば器用だし、
難しいボールを曲芸のように打つ選手なんだけれども、
実はきっちり腰を据えて手がバチンと伸びたところで、
真芯でボールを捉えるみたいな恐怖感があまりない?
川上:
そうなんですよね。
左だからそういうちょっと泳ぎながらカットしていくというようなのがハマっているけど、
でも僕はやっぱり阪神の近本くんみたいな感じで、
やっぱり軸足に1回乗せてピッチャーの球をしっかり待つと。
で、腰を据えてクルッっていうのをまずやっていって、
追い込まれたりした時に片手でコンというのはあるかもしれないですけど、
基本は振り切っていくという。
若狭アナ:
はぁ~!
非常にまた分かりやすい選手が出ました。
確かにタイガース・近本選手は小柄でわりとスマートなんですが、
スイングの振る舞いを見ていると、
本当に長打力のあるような、結構、軸足にぐっと溜めてフルスイングをしていく。
川上:
だからそれに近いのが岡林くんとかですよね。
若狭アナ:
あぁ~!
川上:
徐々にシーズ途中からそういう感じというんですか、
ピッチャーが足を上げてモーションの時に自分も左だったら右足を上げて待って溜めるという。
そうすると何が起きてくるかというと、
高めの甘い球を被せるというんですかね、
ファウルにならないんですよ。
力負けせずにピッチャーの失投を捉える。
土田くんの場合は、ピッチャーのまぁまぁハマったところのゾーンを捉える。
話を聞いていたら「何言っとんのや、川上、そっちのほうがええやんか」と。
だけどそうじゃないですよね、実際はプロ野球というのはね。
やっぱり甘い球を捉えていくことをしていかないと、
甘い球をファウルファウルでとなってくると、
常に追い込まれた状況になってくるんで、バッターからすると。
もっと言えば、追い込まれてもないのに、
初球から追い込まれたようなバッティングをするということですよ。
当てにいって、あたかも。
だから勿体ないんですよ、良いものがあるので。
若狭アナ:
そういうことですね。
川上:
このオフ、やっぱり腰を据えた下半身でどっしり打っていく練習をいくと、
あの器用さも利用したら良いんじゃないかなと思いますね。
若狭アナ:
そういうことですね。
川上憲伸さん「これは大島選手でもできない感じのことです。岡林選手と大島選手の違う部分というのは…」
中日・岡林勇希選手は実は大島洋平選手のようなタイプではなく…?
甘いボールをしっかりと強く捉えられるようになってほしいとレベルアップに期待しているようです。