■2022.10.16 スポーツナビ
競合必至!浅野・蛭間を敏腕スカウトが見極める
ドラ1・2指名が予想される野手12人の評価は?
2022年ドラフト会議を目前に控え、12球団の駆け引きが大詰めを迎えている。今年は、複数球団が競合するとみられる超目玉選手が見当たらず、各球団、補強ポイントを見つめ直し、ドラフト候補選手の実力を見極めた上での戦略的な指名が予想される。そこで、気になる上位指名候補選手を、百戦錬磨の敏腕スカウトで鳴らす苑田聡彦氏(広島東洋カープ・スカウト統括部長)と音重鎮氏(中日ドラゴンズ・アマスカウトチーフ)に評価してもらった。
第2回は、上位指名候補となる12人の注目野手を敏腕スカウトが評価。世代No.1スラッガーと称され競合するか注目される、浅野翔吾(高松商高)と蛭間拓哉(早稲田大)を両スカウトはどのように見ているのか。
競合必至!浅野・蛭間を敏腕スカウトが見極める
ドラ1・2指名が予想される野手12人の評価は?
2022年ドラフト会議を目前に控え、12球団の駆け引きが大詰めを迎えている。今年は、複数球団が競合するとみられる超目玉選手が見当たらず、各球団、補強ポイントを見つめ直し、ドラフト候補選手の実力を見極めた上での戦略的な指名が予想される。そこで、気になる上位指名候補選手を、百戦錬磨の敏腕スカウトで鳴らす苑田聡彦氏(広島東洋カープ・スカウト統括部長)と音重鎮氏(中日ドラゴンズ・アマスカウトチーフ)に評価してもらった。
第2回は、上位指名候補となる12人の注目野手を敏腕スカウトが評価。世代No.1スラッガーと称され競合するか注目される、浅野翔吾(高松商高)と蛭間拓哉(早稲田大)を両スカウトはどのように見ているのか。
競合必至!浅野・蛭間を敏腕スカウトが見極める
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) October 16, 2022
ドラ1・2指名が予想される野手12人の評価は?
(写真は共同/スポナビアプリ限定)
連載:ドラフト直前!敏腕スカウトの選手評価https://t.co/EROwiTgoJd#プロ野球 #npb https://t.co/thZ33qei8I
■2022.10.16 スポーツナビ
競合必至!浅野・蛭間を敏腕スカウトが見極める ドラ1・2指名が予想される野手12人の評価は?
矢澤宏太(日本体育大/173cm、71kg、左左)
苑田スカウト評
私は投手としてではなく野手として評価していますが、プロで3割打てるバッターになれるでしょう。アウトコースも当てにいくのではなく、ためて振れる。逆方向への打球がフワーンという当たりだったら野手も追いつきますが、矢澤選手はピュ!っていう打球ですから、野手も捕りづらい。変化球も打てますし、なんでも対応できて、打ち損じることも少ない。体は大きくないですが、リストが強いからヒットの延長線上でホームランも打てます。リストが強くても軸のためがなければ泳いでしまいますが、インパクトの瞬間にクッと返すのではなく、送ってやれるというか、ボールを運ぶことができるから飛距離が出るんです。大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)もそうであるように、遠くに打てる打者はそういうものです。足も断トツに速いし肩もいいですから、ライトで使っていけます。この選手は競合するかもしれないですね。
音スカウト評
投手としてよりも野手として高く評価をしています。小柄な体で、あれだけバットが振れますから、プロに入って体が強くなっていけばまた楽しみが増えますね。肩も強いし、足も大学生で一番速い。野手的な能力が一番ありますね。ワンランク上にいる選手であり、大舞台にも強いし、野球をちゃんとやっている。プロに入ってからがますます楽しみな選手ですね。
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中日・松永幸男スカウト部長、日体大・矢澤宏太は「投手と野手の2つの能力を持っていることは間違いない」
中日・米村明シニアディレクター、今秋ドラフト1位候補の日体大・矢澤宏太について悩む「投手・矢澤なのか、外野手・矢澤なのか悩みますね。ウチの場合は…」
一時は投手としても評価が高かった矢澤投手ですが、どうやら中日スカウト陣としては野手評価になってきているようです。