■CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
お便り「Q.藤嶋投手と言えば東邦高校時代、投打で甲子園で大活躍。ドラゴンズ入団後は投手一本。これから中継ぎの柱になって欲しい存在です。少し気になったのですが、もうバッターへの未練はもうないのでしょうか?若狭さんにポロッと思いをこぼしたりしたことはないのでしょうか?」
若狭アナ:
これ、あります。
どっちかと言うと未練はないです。
ところがバッターへの思いをポロッと語ったことがあります。
詳しくはですね、3月24日に発売の私のドラゴンズ関連本、
「フェアか、ファウルか?」の中にしっかりと書いております(笑)
というのも以前、私、コラムで配信しているんですよね。
1年目です。
1軍登板が全くなかった時、
しかも6月から藤嶋投手は遠征のメンバーからも外れたんです。
そして本人いわく、6月くらいからキャンプとほぼ同じメニューを残留、名古屋にずっと残ってやっていたということで、
これは本人が言っていたんですが、
藤嶋:
僕は中日ドラゴンズのピッチャーの中で最下位。
しかも、このままプロでピッチャーを続けるのは無理。
僕の中では1年目の6月に戦力外通告を受けた。
と。
早いですよ!
プロ1年まだ経ってないですよ。
6月の時点で「あっ、もう俺はクビだ」と思って、
人知れず、みんなが寝静まった頃の昇竜館の室内練習場に行って、
バッティングマシーンのボタンを押して、実は野手にチャレンジしていたんです、彼は!
「俺は高校時代も結構、ホームランも打った」。
そして彼のもとには9球団から調査書が届いているんですけども、
中日以外は野手評価だったんですね。
中日だけがピッチャー評価だったんです。
だから「よし、他の球団もバッターとして認めてくれているはずだから、密かにみんなが寝静まったあとの室内練習場で、バッターになろう」ということで彼は実は1年目の6月にチャレンジしているんですよ。
ところが木製バットでいくら打っても全然飛ばないし、手がしびれまくって、
そこで彼は早々に野手も諦めていたんです。
だから1年目は彼、お先真っ暗だったんですね。
でも山あり谷ありの野球人生、
藤嶋投手はそこから2年目,3年目,4年目,5年目とブレイクしていくというストーリーですから、
本当に分からないなという感じがしますよね。
ぜひ詳しくは、私の「フェアか、ファウルか?」かを読んでいただきたいと思います(笑)
だからもう野手、バッターへの未練は全く無いです。
「もう無理」というふうに彼は断言しております。
ただ、その思いをポロッと打ち明けたことはありました。
『若狭敬一のスポ音』
…
お便り「Q.藤嶋投手と言えば東邦高校時代、投打で甲子園で大活躍。ドラゴンズ入団後は投手一本。これから中継ぎの柱になって欲しい存在です。少し気になったのですが、もうバッターへの未練はもうないのでしょうか?若狭さんにポロッと思いをこぼしたりしたことはないのでしょうか?」
若狭アナ:
これ、あります。
どっちかと言うと未練はないです。
ところがバッターへの思いをポロッと語ったことがあります。
詳しくはですね、3月24日に発売の私のドラゴンズ関連本、
「フェアか、ファウルか?」の中にしっかりと書いております(笑)
というのも以前、私、コラムで配信しているんですよね。
1年目です。
1軍登板が全くなかった時、
しかも6月から藤嶋投手は遠征のメンバーからも外れたんです。
そして本人いわく、6月くらいからキャンプとほぼ同じメニューを残留、名古屋にずっと残ってやっていたということで、
これは本人が言っていたんですが、
藤嶋:
僕は中日ドラゴンズのピッチャーの中で最下位。
しかも、このままプロでピッチャーを続けるのは無理。
僕の中では1年目の6月に戦力外通告を受けた。
と。
早いですよ!
プロ1年まだ経ってないですよ。
6月の時点で「あっ、もう俺はクビだ」と思って、
人知れず、みんなが寝静まった頃の昇竜館の室内練習場に行って、
バッティングマシーンのボタンを押して、実は野手にチャレンジしていたんです、彼は!
「俺は高校時代も結構、ホームランも打った」。
そして彼のもとには9球団から調査書が届いているんですけども、
中日以外は野手評価だったんですね。
中日だけがピッチャー評価だったんです。
だから「よし、他の球団もバッターとして認めてくれているはずだから、密かにみんなが寝静まったあとの室内練習場で、バッターになろう」ということで彼は実は1年目の6月にチャレンジしているんですよ。
ところが木製バットでいくら打っても全然飛ばないし、手がしびれまくって、
そこで彼は早々に野手も諦めていたんです。
だから1年目は彼、お先真っ暗だったんですね。
でも山あり谷ありの野球人生、
藤嶋投手はそこから2年目,3年目,4年目,5年目とブレイクしていくというストーリーですから、
本当に分からないなという感じがしますよね。
ぜひ詳しくは、私の「フェアか、ファウルか?」かを読んでいただきたいと思います(笑)
だからもう野手、バッターへの未練は全く無いです。
「もう無理」というふうに彼は断言しております。
ただ、その思いをポロッと打ち明けたことはありました。
今では立派なリリーバーに成長です。