戦力外から「イチゴ農家」転身へ 異色の決断を後押しした妻の“思わぬひと言”#dragons #中日ドラゴンズ #npbhttps://t.co/P8BDAoiTB6
— Full-Count(フルカウント) (@Fullcountc2) January 24, 2022
■2022.01.25 Full-Count
戦力外から「イチゴ農家」転身へ 異色の決断を後押しした妻の“思わぬひと言”
きっかけは約2年前。新型コロナウイルスの感染が拡大し、プロ野球もストップしていたころだった。不要不急の外出自粛で、自宅でトレーニングをするにしても限られる。ステイホームの時間を活用し、ベランダの一角で始めたのが家庭菜園だった。実家で母がガーデニングをしていた影響もあり「もともと育てるのは好きでした」。YouTube動画などでコツを学びながら、イチゴの栽培に挑戦した。
無事に実がなり、家族の食卓へ。当時1歳半だった長男が見せた笑顔が、思った以上に胸を打った。「自分が作ったものを食べてもらうって、こんなにうれしいもんなんだなと」。それから一層熱が入り、ナスやトマト、ピーマン、オクラなどを栽培。オフの日は、小さな小さな“三ツ間農園”に没頭していた。
仕事にしてみたい――。そんな思いが自然と湧いてきたが、趣味とは次元が違うことは想像に難くない。体力仕事の面もあり、天候にも左右される。なにより家族を巻き込んでしまう。「ダメだろうなとは思っていました」。6歳上の愛妻に恐る恐る話を振ってみると、予想外の言葉が返ってきた。
「野球以外で、こんなに生き生きしているのは初めてじゃない? これからも自分が没頭できる事を仕事にしてほしいと思っているよ。まだ若いんだし、チャレンジしてみようよ」
即決だった。今春から専門学校に1年間通い、準備を整えるつもり。原点となった“イチゴ作り”を中心に、数年かけて神奈川の地でビジネスとして成立させることを目指す。「若者も含め、幅広い世代の方を笑顔にしたい」。高齢化や後継者不足に直面する現状は把握している。
同時にNPB経験者としてできる仕事も模索する。野球少年やその保護者を相手に、“オンライン個別相談会”の実施を模索。「技術を教えてくれる人はいると思いますが、相談に乗ってくれる元プロはいないかなと」。さらにYouTubeチャンネルも開設し、育成出身者だからこその苦労話や反骨心を語っていく。
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■三ツ間卓也(@mitsuma_takuya_43)さん | Instagram
中日から戦力外通告を受けた三ツ間卓也投手が現役引退…「これをしておけば良かったという気持ちはありません。全部やり切ったし、スッキリしています」
現役引退の三ツ間卓也投手「今日を持ちまして現役を引退させていただきます…皆さんが年を何回跨いでも気になり続けている【代打三ツ間】 これもまた、どこかで皆様へ向けて本人の当時の心情を話せれたらなと思っております」
第二の人生として選んだのは“三ツ間農園”でした。頑張って…!