■2021.11.20 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
お便り「Q.長い選手生活の間、色々な監督、コーチ、先輩などなど、言葉や教えを受け取られていらっしゃると思いますが、その中で心に残っている言葉はありますか? 誰のどんな言葉でしたか?」
藤井:
これは現役生活というよりは引退の報告を先輩方に僕、電話とかでしたんですね。
「今年でユニフォーム脱ぎます」という話を連絡させてもらっていた時に、
みんなは「おお、そうか。お前40だろ。よう頑張ったな」と、みんなそうやって言われたんですね。
基本的にはみなさん、そうやって言うんですけど。
井端さんだけ返ってきた言葉が違って、
僕が「井端さん、今シーズンでユニフォーム脱ぎます。引退することにしました」と言ったら、
井端さんだけです。
井端:
本当にそれでいいのか?
お前、本当にそれでいいか?
と言われたんですよ。
「えっ?」となって、
「なんでですか?」って言って、
井端:
お前が本当に自分で納得してユニフォームを脱ぐんだったらいいけど、
どうなんだ?
と聞かれて、
僕も色々と考えて「う~ん…」って言った時に、
井端:
お前がそれで納得するんだったら、
俺はお前にかける言葉は「お疲れさん」だ。
だから本当に自分の中で納得できたのなら、
よく頑張った、お前は。
って。
それを言われた時に何か引退するという事実を自分の中でも、
半ば「引退しなきゃいけない」という想いで話して報告もしていたから、
決めていたことでね、
それを僕は“お疲れさん”の会話のつもりだったのが、
「本当にそれでいいのか?」という一言が凄く僕は心を揺さぶられました。
『若狭敬一のスポ音』
12時20分からは「スポ音」をお聞きください。ゲストは藤井淳志さんです。「大谷ノブ彦のキスこら濃縮版」はプロ野球の歴史本。「光山雄一朗の気になったので○○してみました」はなにわ男子について。「山内彩加のハッピーエンターテインメント」のゲストは折坂悠太さんです。 #スポ音 pic.twitter.com/Zf1JXjYsdm
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) November 20, 2021
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お便り「Q.長い選手生活の間、色々な監督、コーチ、先輩などなど、言葉や教えを受け取られていらっしゃると思いますが、その中で心に残っている言葉はありますか? 誰のどんな言葉でしたか?」
藤井:
これは現役生活というよりは引退の報告を先輩方に僕、電話とかでしたんですね。
「今年でユニフォーム脱ぎます」という話を連絡させてもらっていた時に、
みんなは「おお、そうか。お前40だろ。よう頑張ったな」と、みんなそうやって言われたんですね。
基本的にはみなさん、そうやって言うんですけど。
井端さんだけ返ってきた言葉が違って、
僕が「井端さん、今シーズンでユニフォーム脱ぎます。引退することにしました」と言ったら、
井端さんだけです。
井端:
本当にそれでいいのか?
お前、本当にそれでいいか?
と言われたんですよ。
「えっ?」となって、
「なんでですか?」って言って、
井端:
お前が本当に自分で納得してユニフォームを脱ぐんだったらいいけど、
どうなんだ?
と聞かれて、
僕も色々と考えて「う~ん…」って言った時に、
井端:
お前がそれで納得するんだったら、
俺はお前にかける言葉は「お疲れさん」だ。
だから本当に自分の中で納得できたのなら、
よく頑張った、お前は。
って。
それを言われた時に何か引退するという事実を自分の中でも、
半ば「引退しなきゃいけない」という想いで話して報告もしていたから、
決めていたことでね、
それを僕は“お疲れさん”の会話のつもりだったのが、
「本当にそれでいいのか?」という一言が凄く僕は心を揺さぶられました。
井端弘和さんが語る若手選手の起用「開幕から『さぁ使う!』という気にはなれないと思うんですよ、大抜擢なんて。よっぽどの覚悟がない限り」
藤井淳志さん、引退試合での起用方法を事前に知らされていなかった「アナウンスの声で強制的に引退させられました(笑)」
井端弘和さんの「本当にそれでいいのか?」という言葉が藤井淳志さんにとって印象に残っている言葉のようです。