■2021.09.01 東海ラジオ
『大澤広樹のドラゴンズステーション』
…
『中日のキャッチャーの話題』
大澤アナ
今日は木下拓哉なんですが、
基本的には私もオールスターゲームにまで今シーズン出ているわけですから、
木下中心でいってほしいなという思いもあるんですよね。
山崎:
当然、それはみんなそう思っているし、
力的にもやっぱりそうだとは思うんですけど。
大澤アナ:
山崎さん、「5番を打ってもいい」とおっしゃいましたもんね。
山崎:
調子が良い時は5番でよかったと思いますけど。
だから、まだまだやっぱり経験不足のキャッチャーなんで、
どうやって一丁前にするかということも首脳陣の仕事になってくると思いますけどね。
大澤アナ:
どうですか、武司さん、
一丁前に近いところまでは来ていますよね?
山崎:
来ているんです。
だけど「やっぱり信頼感とか、ピッチャーの信頼感というのがまだ掴めていないのかな?」というところを多々感じるところがあるので。
大澤アナ:
これ武司さんはファーストを守っている時代が多かったじゃないですか、
キャッチャーの信頼感ってそうやって守っていても感じたりするものなんですか?
山崎:
いやだからね、リードとかそういうものって別に抑えれば正解だし、打たれればダメなわけでしょ。
だけど「木下がこういうリードしたからしゃあないな!」と思わせるようなキャッチャーにならなきゃいけない。
大澤アナ:
あ~、なるほど。
山崎:
どれが正解、例えば間違っていても、
「ああ、まぁ木下がそれをやったんだったら、やっぱり扇の要の木下がやったんだったらしゃーないな」とそれでスルーできるかどうか、
「やっぱり木下だからこんな事になっちゃったんだよ」と思わせないように。
大澤アナ:
今はちょっと思われているところも、じゃああるということなのでしょうか?
山崎:
まぁピッチャーとコミュニケーション、信頼関係はまだまだじゃないですか?
大澤アナ:
どうですか、
長い現役の中で、武司さんがそう思いながら守っていたキャッチャーって例えば誰ですか?
山崎:
僕は長くドラゴンズでやっていた時はやっぱり中村さんというのがあったけど。
中村さんも相当、星野さんにああだこうだと監督・コーチに言われていたんですけど、
年々変わってきましたね、見ていてね。
「まぁ中村さんがこうだったら仕方ないんじゃないの」という。
大澤アナ:
でもイーグルス時代でいえば、
例えば嶋選手が日本を代表するところまでいくのをずっと武司さんは見てきたわけじゃないですか、
山崎:
それは始めはでたらめですよ。
大澤アナ:
ああ、そういうもんなんだ、やっぱり。
山崎:
とにかく野村監督に言われてその場しのぎで逃げたいというところから、
やっぱり追い詰められて追い詰められて勉強して、
やっぱり嶋も球界をやっぱり代表するキャッチャーになったし、
野村監督がキャッチャーでガーッと教えるとバッティングが良くなるんだよね。
嶋は3割打ったからね。
大澤アナ:
ああ、そうでしたね。
山崎:
古田さんだって始めは期待されてなかったでしょ。
だから読みが良くなるんだね、あれね。
大澤アナ:
やっぱりそういうことなんですね。
山崎:
「えっ!? 嶋が3割!? 嶋にバッティング負けるの?」と思うぐらい右打ち徹底で3割打ちましたし、
だからそういう部分でチームの要になっていきますよね、キャプテンとか選手会長とか。
だからどうかな、木下に選手会長させたほうがいいんじゃない?(笑)
大澤アナ:
(笑)
でもやっぱり時間がかかることではあるんですね。
山崎:
これ試合に出ないとさ、
そこでまたピッチャーと、例えば大野とかと「お前!こうじゃないか!何をやってんだ!」と言われた時に、
やっぱりキャッチャーとして木下が「僕はこうこうこうやって思ったので」といえるようなコミュニケーション、
彼は明るいキャラクターを持っているし、
時にはそれが仇になるときもあるからね、キャッチャーの。
そういうところのメリハリをどうやってつけていくかということで木下のこれからが変わってくるかなと思いますね。
『大澤広樹のドラゴンズステーション』
大澤広樹のドラゴンズステーション、きょうは山﨑武司さんとお送りします! さあ連勝だ!#東海ラジオ #ドラゴンズ #ガッツナイター #ドラステ #ドラゴンズステーション pic.twitter.com/XSRvLoXRea
— 大澤広樹(東海ラジオアナウンサー) (@osawahiroki) September 1, 2021
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『中日のキャッチャーの話題』
大澤アナ
今日は木下拓哉なんですが、
基本的には私もオールスターゲームにまで今シーズン出ているわけですから、
木下中心でいってほしいなという思いもあるんですよね。
山崎:
当然、それはみんなそう思っているし、
力的にもやっぱりそうだとは思うんですけど。
大澤アナ:
山崎さん、「5番を打ってもいい」とおっしゃいましたもんね。
山崎:
調子が良い時は5番でよかったと思いますけど。
だから、まだまだやっぱり経験不足のキャッチャーなんで、
どうやって一丁前にするかということも首脳陣の仕事になってくると思いますけどね。
大澤アナ:
どうですか、武司さん、
一丁前に近いところまでは来ていますよね?
山崎:
来ているんです。
だけど「やっぱり信頼感とか、ピッチャーの信頼感というのがまだ掴めていないのかな?」というところを多々感じるところがあるので。
大澤アナ:
これ武司さんはファーストを守っている時代が多かったじゃないですか、
キャッチャーの信頼感ってそうやって守っていても感じたりするものなんですか?
山崎:
いやだからね、リードとかそういうものって別に抑えれば正解だし、打たれればダメなわけでしょ。
だけど「木下がこういうリードしたからしゃあないな!」と思わせるようなキャッチャーにならなきゃいけない。
大澤アナ:
あ~、なるほど。
山崎:
どれが正解、例えば間違っていても、
「ああ、まぁ木下がそれをやったんだったら、やっぱり扇の要の木下がやったんだったらしゃーないな」とそれでスルーできるかどうか、
「やっぱり木下だからこんな事になっちゃったんだよ」と思わせないように。
大澤アナ:
今はちょっと思われているところも、じゃああるということなのでしょうか?
山崎:
まぁピッチャーとコミュニケーション、信頼関係はまだまだじゃないですか?
大澤アナ:
どうですか、
長い現役の中で、武司さんがそう思いながら守っていたキャッチャーって例えば誰ですか?
山崎:
僕は長くドラゴンズでやっていた時はやっぱり中村さんというのがあったけど。
中村さんも相当、星野さんにああだこうだと監督・コーチに言われていたんですけど、
年々変わってきましたね、見ていてね。
「まぁ中村さんがこうだったら仕方ないんじゃないの」という。
大澤アナ:
でもイーグルス時代でいえば、
例えば嶋選手が日本を代表するところまでいくのをずっと武司さんは見てきたわけじゃないですか、
山崎:
それは始めはでたらめですよ。
大澤アナ:
ああ、そういうもんなんだ、やっぱり。
山崎:
とにかく野村監督に言われてその場しのぎで逃げたいというところから、
やっぱり追い詰められて追い詰められて勉強して、
やっぱり嶋も球界をやっぱり代表するキャッチャーになったし、
野村監督がキャッチャーでガーッと教えるとバッティングが良くなるんだよね。
嶋は3割打ったからね。
大澤アナ:
ああ、そうでしたね。
山崎:
古田さんだって始めは期待されてなかったでしょ。
だから読みが良くなるんだね、あれね。
大澤アナ:
やっぱりそういうことなんですね。
山崎:
「えっ!? 嶋が3割!? 嶋にバッティング負けるの?」と思うぐらい右打ち徹底で3割打ちましたし、
だからそういう部分でチームの要になっていきますよね、キャプテンとか選手会長とか。
だからどうかな、木下に選手会長させたほうがいいんじゃない?(笑)
大澤アナ:
(笑)
でもやっぱり時間がかかることではあるんですね。
山崎:
これ試合に出ないとさ、
そこでまたピッチャーと、例えば大野とかと「お前!こうじゃないか!何をやってんだ!」と言われた時に、
やっぱりキャッチャーとして木下が「僕はこうこうこうやって思ったので」といえるようなコミュニケーション、
彼は明るいキャラクターを持っているし、
時にはそれが仇になるときもあるからね、キャッチャーの。
そういうところのメリハリをどうやってつけていくかということで木下のこれからが変わってくるかなと思いますね。
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「木下がこういうリードしたからしゃあないな」を目指していきたいですねぇ。