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若狭敬一アナ「今年のドラゴンズなんかを見ていても“あと1本が出ない”とか“チーム打率が上がってこない”とか…」 落合博満さん「じゃあ2011年どうするの?」

落合博満

■2021.06.15 CBCラジオ

『ドラ魂キング』
若狭敬一アナ「今年のドラゴンズなんかを見ていても“あと1本が出ない”とか“チーム打率が上がってこない”とか…」 落合博満さん「じゃあ2011年どうするの?」




『落合博満さん スペシャルインタビュー』

若狭アナ:
ペナントレースの戦い方も、ぜひ伺いたいんですが、

短いようで長いペナントレースをどう計算、どうシミュレーションして戦っていたんですか?

落合:
シミュレーションするような余裕なんてなかったよ(笑)

若狭アナ:
えっ!?

そうなんですか?

落合:
ただ、目の前の試合を「どうやって負けないで終わらすかな」という。


若狭アナ:
面白いですね。

「負けないで終わる」、これどういうことでしょう?

落合:
引き分けでもいいわけだから、最悪はね。

だから、負けないシミュレーションを作ってというのが大前提。


若狭アナ:
はぁ~!

てっきり名将は1年くらいを考えて、逆算をしてシミュレーションをしているのかなと思いきや、

一戦一戦必死だったんですね。

落合:
いや、そりゃそうですよ。

だって5割では優勝できないわけだから。

まずはホームチームでどうやって勝ちを拾っていくかという。

ホームとビジターの戦い方が違うからね。

若狭アナ:
そこ教えてもらってもいいですか?

落合:
先に攻めるか、後に攻めるかの違いで、

どうやっても戦い方とすればピッチャーを中心とした戦い方をしなくちゃいけないというのは、分かりきっていたことだから。


若狭アナ:
裏の攻撃、あとから攻めるホームのほうがピッチャーを中心にすればするほど負けない確率が高いと?

ということは落合さんの中ではいかに点を取るかよりも、

いかに相手の攻撃を0にするかということに結構注力していたんですかね。

落合:
そうですよ。

だからチーム打率がいくら低かろうが何しようが、そんなものはお構いなしに、

ノーヒットで1点取って1-0で勝てばいい、

それが1番理想といえば理想だけどね。


若狭アナ:
はぁ~!

ついつい我々は今年のドラゴンズなんかを見ていても、

「塁上を賑わすけどもあと1本が出ない」とか「チーム打率が上がってこない」とか言ってしまうんですが。

落合:
じゃあ2011年どうするの?


若狭アナ:
(笑)

あの時のチーム打率、チーム総得点、低かったですねぇ(笑)

落合:
でしょ。

それでも優勝しちゃったでしょ(笑)


若狭アナ:
優勝しました。

落合:
そうすると「打てないチームは面白くない」とかってよく言われたけど(笑)

だって面白い、面白くない、

そりゃいくら面白くたって負けたら何も残らないわけじゃない。

勝って初めて「今日は良かったね」というふうでみんな家にも帰れるだろうし。

だから目指したものはそこですよ。


若狭アナ:
となるとですね、

1-0で内野ゴロの間の1点で逃げ切るのが理想というお話もありましたが、

負けないためホームグラウンドで勝つために選手に求めた事、

監督としてはどういうことなんでしょうか?

落合:
ピッチャーには「1人でも多く投げてくれ」っていう、

バッターには「1本でも余分にヒットを打ってくれ」っていうことを願っていたけど(笑)


若狭アナ:
そういうことなんですねぇ。

若狭敬一アナ「プロ野球の監督に必要なものは何だと考えていらっしゃいますか?」 落合博満さん「監督に必要なもの、まぁ勝たせることだろうね」


中日・浅尾拓也コーチ「落合博満監督には新聞紙面上でメンタルを凄く助けて貰っていましたね」


「1-0で勝てばいい」という究極の守り勝つ野球ですねぇ。

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