■2021.06.07 CBCラジオ
『ドラ魂キング』
…
『ドラゴンズわくわくファーム / 岡林勇希』
お便り「Q.2軍の選手、岡林選手が気になっています。1軍デビューはいつでしょうか?」
若狭アナ:
気になりますよね。
2軍では26試合に出場して、打率.296、ホームラン0、打点8という岡林勇希選手なんですが、
仁村徹2軍監督に話を聞きますと、
仁村2軍監督:
去年、1軍を経験してインサイド、かなり内角を攻められた。
この事によって今すごくインサイドのボールを意識している。
バッターにとって内角を打つかどうかはものすごく大事で、
これが打てるかどうかが1軍に上がれるかどうかの試金石と言っても過言ではないんですが、
仁村徹2軍監督に聞くと、興味深かったのは、
ちょっとマニアックの話になりますけど、内角の捌き方・打ち方というのは段階が3つあるんですよ。
まず甘めの内角を仕留められるか、次厳し目の内角をファウルにできるか、
最終的にこれがいわゆる1軍ゴーサインなんですけど内角の厳しめを打てるか。
ところが今、岡林がやろうとしていることは厳し目の内角を仕留めようとしている。
2つステップを外しているんだと。
だから今ヒットがなかなか出なくて苦しんでいる。
仁村監督いわく、
仁村2軍監督:
岡林は急にステップを2つ外して、
厳しいボールを無理やり打とうとしているので、ちょっと技術がまだ伴っていない。
それを意識するがためにバッティングも若干崩しつつあってなかなかヒットが出ない。
ということだったので、ちょっとまだ時間がかかるかなと。
そして、
仁村2軍監督:
まだまだ野手を本格的に始めて2年なので、
守備も走塁も安心して見ていられないから、そこも磨いていかなければいけない。
そして彼への期待というのは「強いチームのレギュラーになる」こと。
1軍に行ったら、もう出っぱなしの選手じゃないとダメである。
そして、もっと細かく、
例えば若狭さん、今はセンターに大島という選手がいる。
確かに岡林は大島と同じようなタイプ、
走攻守三拍子揃って、非常にコンタクトも上手で、すごくセンスを感じる選手なんだけれども、
大島タイプがレフトにもライトにもいて、3人大島というチーム強いか?
言われてみるとそうだなと。
清水藍さん:
センターとライト、レフトというのはまた違うんですか?
若狭アナ!
いいとこ突きます。
若狭アナ:
レフト、ライトというのは、特にレフトというのはとそんなに守備力が高くなくてもいい。
ただ、ホームランをガンガン打ってください、良いところでバンバン打ってください。
その走攻守三拍子揃う系はセンターにいますので、
レフトの人はとにかく大金をはたいてもいいから外国人を何とか獲ってくるみたいな、
ちょっとタイプの違う選手を置いたほうがやっぱり相手も怖いし、チームとしてそっちのほうが怖いでしょと。
だから、大島が3人並んじゃダメなんです。
ということは岡林は大島を抜かない限り、強いチームのレギュラーにはなれない、
だから求めるものが物凄く高いんですよ。
でもそれを求めるだけの器なんです。
だから今、まだまだ苦しんではいますけど高卒2年目ですからね、まだ。
ちょっと長い目で見て2軍で今は本当に技術を学んで欲しいな、磨いて欲しいなと思いますね。
清水藍さん:
打つようになったら、じゃあ楽しみですね!
『ドラ魂キング』
16時からは「ドラ魂キング」をお聞きください。コロナ陽性の大谷ノブ彦さんに代わり、私がピンチヒッターを務めます。今日だけのコーナー「ドラゴンズわくわくファーム」では二軍選手情報をお伝えします。誰の「今」が知りたいですか?また、全てのお便りの中から1名様に1万円をプレゼントします! pic.twitter.com/9VqMFMt58E
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) June 7, 2021
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『ドラゴンズわくわくファーム / 岡林勇希』
お便り「Q.2軍の選手、岡林選手が気になっています。1軍デビューはいつでしょうか?」
若狭アナ:
気になりますよね。
2軍では26試合に出場して、打率.296、ホームラン0、打点8という岡林勇希選手なんですが、
仁村徹2軍監督に話を聞きますと、
仁村2軍監督:
去年、1軍を経験してインサイド、かなり内角を攻められた。
この事によって今すごくインサイドのボールを意識している。
バッターにとって内角を打つかどうかはものすごく大事で、
これが打てるかどうかが1軍に上がれるかどうかの試金石と言っても過言ではないんですが、
仁村徹2軍監督に聞くと、興味深かったのは、
ちょっとマニアックの話になりますけど、内角の捌き方・打ち方というのは段階が3つあるんですよ。
まず甘めの内角を仕留められるか、次厳し目の内角をファウルにできるか、
最終的にこれがいわゆる1軍ゴーサインなんですけど内角の厳しめを打てるか。
ところが今、岡林がやろうとしていることは厳し目の内角を仕留めようとしている。
2つステップを外しているんだと。
だから今ヒットがなかなか出なくて苦しんでいる。
仁村監督いわく、
仁村2軍監督:
岡林は急にステップを2つ外して、
厳しいボールを無理やり打とうとしているので、ちょっと技術がまだ伴っていない。
それを意識するがためにバッティングも若干崩しつつあってなかなかヒットが出ない。
ということだったので、ちょっとまだ時間がかかるかなと。
そして、
仁村2軍監督:
まだまだ野手を本格的に始めて2年なので、
守備も走塁も安心して見ていられないから、そこも磨いていかなければいけない。
そして彼への期待というのは「強いチームのレギュラーになる」こと。
1軍に行ったら、もう出っぱなしの選手じゃないとダメである。
そして、もっと細かく、
例えば若狭さん、今はセンターに大島という選手がいる。
確かに岡林は大島と同じようなタイプ、
走攻守三拍子揃って、非常にコンタクトも上手で、すごくセンスを感じる選手なんだけれども、
大島タイプがレフトにもライトにもいて、3人大島というチーム強いか?
言われてみるとそうだなと。
清水藍さん:
センターとライト、レフトというのはまた違うんですか?
若狭アナ!
いいとこ突きます。
若狭アナ:
レフト、ライトというのは、特にレフトというのはとそんなに守備力が高くなくてもいい。
ただ、ホームランをガンガン打ってください、良いところでバンバン打ってください。
その走攻守三拍子揃う系はセンターにいますので、
レフトの人はとにかく大金をはたいてもいいから外国人を何とか獲ってくるみたいな、
ちょっとタイプの違う選手を置いたほうがやっぱり相手も怖いし、チームとしてそっちのほうが怖いでしょと。
だから、大島が3人並んじゃダメなんです。
ということは岡林は大島を抜かない限り、強いチームのレギュラーにはなれない、
だから求めるものが物凄く高いんですよ。
でもそれを求めるだけの器なんです。
だから今、まだまだ苦しんではいますけど高卒2年目ですからね、まだ。
ちょっと長い目で見て2軍で今は本当に技術を学んで欲しいな、磨いて欲しいなと思いますね。
清水藍さん:
打つようになったら、じゃあ楽しみですね!
中日・岡林勇希選手「僕は3年目で大島選手からレギュラーを奪うつもりでいます」
中日・岡林勇希選手「やっぱり大島さんを見ていると凄いなと思う。特に凄いと思うのは…」
求められるのは“大島超え”。期待の大きさが伝わる岡林選手です。