■2021.02.27 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
若狭敬一のスポ音 | CBCラジオ | 2021/02/27/土 14:00-16:00
…
お便り「Q.伊藤準規さんと言えば2012年のジャイアンツとのクライマックスシリーズでの快投が強く印象に残っています。これからの活躍も期待しております。あの時はどんな気持ちで投げていましたか?」
若狭アナ:
2012年、高木政権の1年目でした。
ドラゴンズがクライマックッスシリーズ、ジャイアンツと東京ドームで対戦した。
この時、大野さんが投げて。
伊藤準規:
そうです。
第1戦が大野さん。
若狭アナ:
で、伊藤準規さんが投げて。
伊藤準規:
そうなんですよ。
若狭アナ:
この若い2枚で勝ったという時に盛り上がりましたもん!
伊藤準規:
本当ですか!
あ~、嬉しいですねぇ。
若狭アナ:
どうでした、この時って?
伊藤準規:
なんか僕、シーズンで本当に1勝しかしていないのに、
そんなところに抜擢していただいたんですよ。
若狭アナ:
この年ね、なんと2試合に登板して1勝0敗です。
伊藤準規:
そうなんですよ。
そのピッチャーがクライマックスに投げないじゃないですか!(笑)
普通に考えて、若狭さん(笑)
投げないですよね?(笑)
若狭アナ:
投げないなぁ(笑)
伊藤準規:
ですよね。
投げないですよね。
ただシーズンのプレッシャーというのがないというのはありました。
例えばその年とかだったら山内壮馬さんが10勝とかされたりとか、
そのシーズンを背負ってきた人達がそこに行くとやっぱり違う思いも込められる。
若狭アナ:
プレッシャーもあるだろうし。
伊藤準規:
プレッシャーとか。
僕は要は何もない状況で「お前、行け!」と言われたら、
「分かりました、行くしかないですよね」という状況に気持ちが切り替えられたってのは。
若狭アナ:
失うものはあまりないと。
伊藤準規:
ない。
その時、権藤さんが投手コーチ。
権藤さんがマウンド上る前に、
権藤:
準規、来い!
パッと呼ばれて、
「はい」と行ったら、
権藤:
もうファボール、どんだけ出してもいいよ。
って。
若狭アナ:
えっ!?
伊藤準規:
権藤:
どんだけフォアボール出してもいいから、
とにかく思いきって投げてこればいいから、
それだけでいいぞ。
行って来い!
ポンと何かちょっと笑いながら送り出してくれたんです。
若狭アナ:
それは深いなまた。
伊藤準規:
そういうのでまた僕の気持ちもちょっと落ち着いて
またマウンドに上がれたんですけど。
若狭アナ:
それって絶妙な言葉ですね。
伊藤準規:
そうなんですよ。
行く寸前の僕に「どんだけフォアボール出してもいいから。もう思いっきって投げるだけでいいから」。
若狭アナ:
ちょっとそれ厳しい顔じゃなくて、
やや半笑いくらい?
伊藤準規:
笑っていました、笑っていました。
ニコッとして送り出してくれたんです。
若狭アナ:
うわぁ、絶妙ですね。
伊藤準規:
そうなんです。
若狭アナ:
いや~、面白い話!
『若狭敬一のスポ音』
若狭敬一のスポ音 | CBCラジオ | 2021/02/27/土 14:00-16:00
「スポ音」をお聞き頂き、ありがとうございました。今日のゲストは元中日ドラゴンズの伊藤準規さんでした。今、何をしているのか?キャンプ中に連絡を取り合った選手は?現役時代に凄いと思った味方や敵の投手や野手は?radikoのタイムフリーでお楽しみください。あっという間でした! #スポ音 pic.twitter.com/VxfU2XnVOW
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) February 27, 2021
もちろん、伊藤準規さんのワンショット写真も撮っています! #スポ音 pic.twitter.com/1ngVgEoLXF
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) February 27, 2021
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お便り「Q.伊藤準規さんと言えば2012年のジャイアンツとのクライマックスシリーズでの快投が強く印象に残っています。これからの活躍も期待しております。あの時はどんな気持ちで投げていましたか?」
若狭アナ:
2012年、高木政権の1年目でした。
ドラゴンズがクライマックッスシリーズ、ジャイアンツと東京ドームで対戦した。
この時、大野さんが投げて。
伊藤準規:
そうです。
第1戦が大野さん。
若狭アナ:
で、伊藤準規さんが投げて。
伊藤準規:
そうなんですよ。
若狭アナ:
この若い2枚で勝ったという時に盛り上がりましたもん!
伊藤準規:
本当ですか!
あ~、嬉しいですねぇ。
若狭アナ:
どうでした、この時って?
伊藤準規:
なんか僕、シーズンで本当に1勝しかしていないのに、
そんなところに抜擢していただいたんですよ。
若狭アナ:
この年ね、なんと2試合に登板して1勝0敗です。
伊藤準規:
そうなんですよ。
そのピッチャーがクライマックスに投げないじゃないですか!(笑)
普通に考えて、若狭さん(笑)
投げないですよね?(笑)
若狭アナ:
投げないなぁ(笑)
伊藤準規:
ですよね。
投げないですよね。
ただシーズンのプレッシャーというのがないというのはありました。
例えばその年とかだったら山内壮馬さんが10勝とかされたりとか、
そのシーズンを背負ってきた人達がそこに行くとやっぱり違う思いも込められる。
若狭アナ:
プレッシャーもあるだろうし。
伊藤準規:
プレッシャーとか。
僕は要は何もない状況で「お前、行け!」と言われたら、
「分かりました、行くしかないですよね」という状況に気持ちが切り替えられたってのは。
若狭アナ:
失うものはあまりないと。
伊藤準規:
ない。
その時、権藤さんが投手コーチ。
権藤さんがマウンド上る前に、
権藤:
準規、来い!
パッと呼ばれて、
「はい」と行ったら、
権藤:
もうファボール、どんだけ出してもいいよ。
って。
若狭アナ:
えっ!?
伊藤準規:
権藤:
どんだけフォアボール出してもいいから、
とにかく思いきって投げてこればいいから、
それだけでいいぞ。
行って来い!
ポンと何かちょっと笑いながら送り出してくれたんです。
若狭アナ:
それは深いなまた。
伊藤準規:
そういうのでまた僕の気持ちもちょっと落ち着いて
またマウンドに上がれたんですけど。
若狭アナ:
それって絶妙な言葉ですね。
伊藤準規:
そうなんですよ。
行く寸前の僕に「どんだけフォアボール出してもいいから。もう思いっきって投げるだけでいいから」。
若狭アナ:
ちょっとそれ厳しい顔じゃなくて、
やや半笑いくらい?
伊藤準規:
笑っていました、笑っていました。
ニコッとして送り出してくれたんです。
若狭アナ:
うわぁ、絶妙ですね。
伊藤準規:
そうなんです。
若狭アナ:
いや~、面白い話!
権藤博さん、2020年セ・リーグ順位予想を全て的中させる
元中日・伊藤準規さん「僕はルーキーから苦しんでるのをいっぱい見ているんですけど、やっぱり根尾は凄いんですよね。あの子は必ず、このプロ野球に対応していくと思っているんですよ」
権藤さんの言葉が伊藤準規さんを救っていたようです。