中日・浅尾拓也コーチ、ドラフト指名時は野球に詳しくなくアライバら有名選手でも顔と名前が一致せず…一致していた選手は「立浪さん、朝倉さんだけは知っていたんです」

■2021.01.23 CBCラジオ

『若狭敬一のスポ音』

今日のゲストは浅尾拓也二軍投手コーチでした。若手投手の評価、分析から現役時代の話まで。たくさん語って頂きました。リアルタイムで聞けなかった方はradikoのタイムフリーでお楽しみください。　#スポ音 pic.twitter.com/HeCGNFWk6E

— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) January 23, 2021

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若狭アナ：
今だから言えますが、

大学3年のドラフトなどがちらつく時には12球団どれくらいから、

いわゆる調査書というか、お声がかかっていたんですか？

浅尾コーチ：
3球団くらいですかね。

ハッキリお話を耳に挟んだっていうのは。

若狭アナ：
あっ！？

3球団ですか？

浅尾コーチ：
たぶん、はい。

若狭アナ：
ちなみにどこだったんですか？

浅尾コーチ：
ヤクルトさんと西武さんと中日です。

若狭アナ：
あっ、そうなんですか！

じゃあ本当に中央球界では言わば無名の存在だったわけですね。

浅尾コーチ：
そうですね、はい。

若狭アナ：
例えば同級生、凄い選手いっぱいいますが、

高校生の時に「あぁ、やっぱり同級生、甲子園で活躍して凄いなぁ」みたいな、

同い年、同世代の高校球児の活躍などは見ていたりしたんですか？

野球に興味は？

浅尾コーチ：
いやぁ…そんなに見ていなかったので、

全然分からなかったんですよね（笑）

若狭アナ：
本当に知多にいる普通の高校生だったんですね。

浅尾コーチ：
そうですね。

甲子園をまずテレビであまり見ることがなかったので、

まぁどこが強いとかくらいは分かるんですけど、名前で（笑）

本当にみんなほど詳しくはなくて、分からなかったです。

若狭アナ：
へぇ～！

じゃあそのままプロに入ってきた時は1年目、ちょうど今、

それこそナゴヤ球場で新人合同自主トレってドラフト同期とやるじゃないですか、

あの時どんな気持ちでやっていたんですか？

浅尾コーチ：
本当に今だから言えるんですけど、

正直ほとんど分からなかったですね、選手。

名前を覚えるので必死で、

失礼がないようにちゃんと毎日勉強して。

若狭アナ：
選手名鑑で？

浅尾コーチ：
選手名鑑で（笑）

若狭アナ：
荒木、井端は分かっていました？

浅尾コーチ：
いやぁ名前は知っていたんですけど。

若狭アナ：
「どっちが荒木かなぁ？」

浅尾コーチ：
顔と名前が一致しなかったですね。

若狭アナ：
唯一、一致していたのは誰くらいですか？

浅尾コーチ：
立浪さんですね（笑）

あと朝倉さんもいました。

朝倉さんと立浪さんだけは知っていたんです。

若狭アナ：
（笑）

浅尾コーチ：
本当に分からなくて。

若狭アナ：
あっ、そう！

浅尾コーチ：
山本さんとかもたぶん、

名前がすっごい大きいじゃないですか、ビックネームで。

名前はもちろん知っているんですよ、みんな。

若狭アナ：
「誰だ？ 山本昌？ あの人かな？」くらいだったんですね？

浅尾コーチ：
「あの人、山本昌さんなんだぁ…！」っていう感じです（笑）

いや本当にめちゃくちゃ失礼な話なんですけど、名古屋に住んどきながら。

若狭アナ：
だかあ要するに実はそこまで野球に対してめちゃめちゃ興味があってというのじゃなくて、

何か本当にサクセスストーリー、シンデレラストーリーにあれよあれよということだったんですね。

浅尾コーチ：
はい。

だから「憧れの選手は誰ですか？」と聞かれても本当に分からなくて、

何か藤川球児さんがその当時凄かったので、

「藤川さん」と言わせてもらったんですけど、

そしたら本当に凄かった（笑）

若狭アナ：
適当と言ったら失礼ですけど、

言っといたら本当に凄かったと？

浅尾コーチ：
本当に凄かったです（笑）

若狭アナ：
「やべぇな、この人！」っていう（笑）

浅尾コーチ：
はい（笑）